家族葬はこれで全部わかる!費用や流れ、メリット・デメリットを解説

故人と近い親族のみで行う葬儀、家族葬のニーズは年々高まり、今では最も多い葬儀の形式となりました。

2022年現在は、「家族葬?それは何のことですか?」という時代ではありません。

近所の方が家族葬を行っても、違和感を感じることはなくなりました。

つまり家族葬への世間の理解が高まった結果、2015年に家族葬のデメリットと言われていたことが、今ではデメリットではなくなったという点もあるのです。

この記事では、2022年最新の家族葬の費用や流れ、メリット、デメリットについて、これを読めば全部わかるというくらい、詳しく解説させていただきます。

家族葬とは

家族葬とは、家族、親族など血縁関係が近い方を中心に小規模で送る葬儀を指します。厳密に決められた定義はありません。

私は、日常的に遺族のそばで家族葬に携わってきましたが、故人の配偶者、子供の2名の家族葬もあれば、親族が全員集まって行なう30名の家族葬もありました。

家族葬が本格的に広まり始めたのは2010年頃、テレビ、雑誌などで取り上げられ注目されましたが、当時はご近所や会社関係も参列する葬儀がまだ主流でした。

しかし現在、全国で行われている葬儀の7割以上は、家族葬です。

家族葬が増えた要因は、単純に一つに限定することは難しく、例えば平均寿命が伸びていることも挙げられます。

平均寿命が伸びている事で、亡くなる方と葬儀を出す方、双方の高齢化が進みます。人は歳を重ねていけば活動範囲は狭くなり、社会的な付き合いは減少していきますので、自然と葬儀の規模も縮小されていくわけです。

また、昔に比べてご近所同士の付き合いが希薄化していることも要因として考えられます。

家族葬は、家族や親族のみで行う葬儀ですから、一般の方々を接待したり、気遣う精神的負担が軽減されるのは、家族葬の大きな特徴です。

また、葬儀費用が安く済ませられるというイメージを持たれている方も多いです。

確かに人数の多い葬儀よりも、総額が安くなりますが、お財布から出ていくお金がどうか、実質的な負担を比較すると、どちらとも言えないケースもあります。

この費用を抑える方法については、後ほど詳しく解説したいと思います。

家族葬の場合、どこまでの親族に声をかけるのか

家族葬とはいえ、先ほど触れたように2名の家族葬も30名の家族葬もあるのが実情です。こうなるとどこまで声をかけたら良いのか、疑問に思う方も出てくるでしょう。

これまでの経験から幾つか種類をピックアップしますので参考にしていただければと思います。

本当に家族だけの場合

配偶者、子供のみのケース。子供が世帯を持っている場合はその家族も含めることが多いです。1名〜15名の規模になることが多いです。

家族+兄弟の場合

家族に加えて、故人の兄弟を含める場合、15名〜25名の規模になることが多いです。子、孫、兄弟と2親等までを呼ぶケースが最も多いです。

家族+兄弟+親族全員の場合

上記のケースよりも声をかける親族の範囲を広げ、親族全員に一通り声をかけます。遠方の親族にも声をかけ、参列するしないは先方の判断に仰ぐ形が多いです。

遠方の親族に参列いただく際は、宿泊先の手配をする必要がある場合や葬儀の日のみ参列いただく場合もあります。15名〜50名と規模も幅広く、叔父叔母、従姉妹の人数によって主に異なります。

注意したいこと

注意したしたいのは、「なぜ知らせてくれなかったの?」と知らせていなかった方に後々言われてトラブルになることです。

トラブルを回避するためにも、ご自身で参列の範囲を全て決めるのではなく、予め断りを入れておくことが望ましいです。遠方の方へは、「わざわざお越しいただくのも申し訳ないから」と気遣ってご遠慮していることを伝えましょう。

これまでの経験上でアドバイスさせていただくと、いずれの家族葬を行う場合でも、遺族は親族へ連絡をされています。

特にこのコロナ禍では県を跨いでの移動の制限や感染リスクもあることから、遠方の親族の参列は遠慮される方がほとんどです。

声をかけずに呼ばなかったのではなく、声をかけた上で参列を控えていただいたというケースが多いです。

家族葬のメリット

家族葬を深く理解いただくために、ここからは特徴を解説していきます。最初にメリットからお伝え致します。

費用を抑えられる場合が多い

参列者が少ないので返礼品や食事代などの負担が軽減されたり、大きな祭壇や大きな式場が必要無いため、葬儀費用の総額が抑えられる場合が多いです。

ゆっくりと故人を送ることができる

式の日程を家族の都合で決めることができますし、弔問客に対しての接待などで時間をとられることもありませんから、ゆっくりと故人を偲ぶ時間が持てます。生前に故人が大好きだったBGMを流しながら思いにふける、写真を眺めながら思い出に浸る時間を持つということも可能になります。

参列者への対応が軽減、心身の負担が軽減される

参列が家族と親族のみなので、周囲へ気を遣う場面も限定されますので、一般の葬儀に比べると心身の負担は軽減されます。看病などで直前まで眠れてなかった家族も多く見てきました。その場合は、昼間に仮眠いただくこともお勧めしてました。家族葬であれば少しお休みいただき、疲労回復の時間を作ることも可能になるのです。

内容について自由に決められる

昔は葬儀といえば地域ならではの風習や取り決めがあり、それに習って行うというのが当たり前の時代もありましたが、家族葬ではそのような風習や取り決めを気にする必要がありません。世間体や見栄を気にする必要もありません。故人が喜ぶだろうなと思うことを家族でアイデアを出し合い進めていく、そんな葬儀も可能になります。

予算の把握が容易

葬儀費用には参列者の人数で変動する返礼品代や飲食代があります。予め人数の把握が容易な家族葬であれば、見積もった概算と実際との差異が少ないため、「葬儀が終わって請求書を見てびっくりした」「こんなに費用が高くなるとは思わなかった」ということはまず起こらないでしょう。

家族葬のデメリット

デメリットについてもご紹介させていただきます。家族葬のデメリットは年々変化しています。家族葬の認知が広がるのと比例して、デメリットの部分が少なくなっています。

ここでは、2022年現在の家族葬のデメリットをお伝えします。

香典が少ない

葬儀では参列者からいただく香典がありますが、家族葬の場合は参列者が少ないため、あまり周囲からの香典は期待出来ません。葬儀社からの請求額=お財布から出ていくお金となるケースも出てくるのです。

筆者の経験から、現在は「それでもいいから参列する親族からも誰からも香典をいただくつもりはありません」というご家族が増えている印象です。葬儀は香典を含めて賄うものから、個人が負担するものへ、地域の社会的行事から家族の行事へと変化していってると感じます。

葬儀後の対応が増える

生前の故人を知る近所の方、同級生、友人などが葬儀が行われた事を後で知り、自宅へ駆けつけることもあります。私は過去にご家族から「毎週土日になれば誰かが家に弔問にやって来る。せっかく仕事が休みなのに休んだ気がしない」との愚痴を聞いたこともあります。

しかしこれは2017年頃までの話になります。現在では家族葬も世間的に認知され、地域社会の理解も高まっています。

従来ではあれば「親しい方のみに知らせて葬儀を行い、その他の方への連絡は後日する」であったのが、最近では「家族葬を親しい方だけで行うことを予め伝えてから葬儀を行なう」に変化してます。

近所の方、会社関係の方など知らせを受ける側は、「一般的な葬儀か家族葬か、どちらですか」と伺ってから対応を判断する社会へと変化しました。

それでも知らせを後で知り、駆けつけるという事例は現在も可能性としてはあります。家族が故人の人間関係全てを把握することは難しいので致し方ない部分だと割り切った方がいいでしょう。予めその時の為に返礼品を自宅にいくつか持っておくというのも慌てず対応できるので良いと思います。

参列できなかった人とのトラブル

葬儀が終わって1ヶ月後に「なんで知らせてくれなかったんだ」というお怒りの電話を家族が故人の同級生からいただくケースも以前はありました。

「そんなに大切な友人がいたとは・・」と後で知ることになり謝罪をし、本当に家族葬で良かったのかと悩まれていた家族もいらっしゃいましたが、現在では事情も変化しています。

家族葬が認知され、後で訃報を知るという体験が世間一般で多くなってる為、自分自身が遅れて訃報を知るという経験が「自分だけが疎外された」という認識には至らなくなったのです。

ですからお怒りではなく「すいませんが、生前親しくしてた同級生の○○です。良かったら自宅へお参りに行かせていただけませんか」と相談のような口調で連絡をいただく時代に変化していってると感じます。

現在ではトラブルが起こりやすいのは、社会的な地位が高い方、交友範囲が広い方などが亡くなられた場合、または喪主を務める場合だと思われます。もしご心配であれば葬儀後に関係各方面へ文書送付や新聞広告で知らせるなどの方法でトラブルを防止するのも良いでしょう。

家族葬の一般的な流れ

家族葬はどういう形で進められていくのか、見てまいりましょう。葬儀は地域によっても大きく異なり、葬儀を終えてから火葬の地域もあれば、火葬を済ませてから葬儀というという地域もあります。下記はあくまで参考資料として見ていただければと思います。

①死亡判定

まず医師から死亡判定を受けます。自宅でお亡くなりになられた場合はかかりつけの医師へ連絡して死亡判定を受けます。かかりつけの医師がいない場合は、最寄りの管轄警察署へ連絡しましょう。警察が管轄医を派遣の流れになります。

②故人を搬送〜安置

葬儀を依頼する葬儀会社を決め、電話で連絡します。およそ電話から1時間程度で葬儀社のスタッフがやってまいります。故人を自宅へ安置するのか、葬儀会館などへ安置するのかを伝える必要がありますので、家族の中で決めておきましょう。葬儀会館で葬儀を行なう場合、一旦自宅へ安置して、通夜直前に葬儀会館へ移動するという方法もあります。

近隣住民の目が気になる場合や自宅の住宅事情から、葬儀会館へ安置を望む方もいらっしゃいますし、住み慣れた自宅へ連れて帰ってあげたいという家族の思いから、自宅へ安置の場合もあります。

③家族葬の打ち合わせ

安置が終わると葬儀社のスタッフと家族葬の日程、内容や費用について詳細な打ち合わせに入ります。時間帯によっては夜間23時や夜中の2時にお亡くなりになられた場合、夜間に安置だけを終えて家族には仮眠いただき、朝から打ち合わせをする場合もあります。

④通夜の準備をする

殆どのことは葬儀社がやってくれますが、自身で行なうこともあります。主な準備物は司式者へ支払う謝礼(寺、神社、教会などへのお布施、お礼など)として現金も必要です。前もって準備をしてしなかったという方は銀行ATMへ行く時間も必要になるでしょう。

その他には遺影写真を作るために生前の写真(現像、データどちらでもOK)を探して葬儀社へ渡す必要があります。

「写真選びに思いのほか時間がかかった」という声をよく聞きます。

予めピックアップして置くことをお勧めします。一人で写った写真でなくても、集合写真でも構いません。お顔がきちんと写ってれば大丈夫です。背景や服を合成して変更することも出来ます。

「予め写真を選んでおくのは縁起でもない」「写真を撮りたいけども口実がない」という方は、毎年誕生日や記念日を利用して写真を撮る習慣をつけていると良いでしょう。

あとは主に参列いただく予定の親族へ連絡をして日時、会場を伝える、葬儀施設に宿泊する場合は、家の戸締りや宿泊の着替えなど準備をする必要もあります。

喪主になる方は、式の最後にご挨拶をいただく場面があります。この時間を利用して挨拶文を考える方もいらっしゃいますし、葬儀社から手渡される例文をそのまま挨拶時に利用される方も多いです。

親族が集まって通夜の食事を予定している場合は、人数を概算で検討し、食事を葬儀社へ注文するのもこの時間帯に行われます。

⑤故人の体を整える

故人の体を整える方法は、昔ながらに行なう湯灌(ゆかん)とエンバーミングという方法があり、体を綺麗にして差し上げてお好きな服にお召し替えいただくことも出来ます。死後の旅に出るための衣装として白装束というのが一般的でしたが、現在では愛用の着物や洋服、スーツなど、思い出の詰まった服を選ばれる方も増えており選択肢は広がっています。

⑥通夜式

通夜式では司式者(寺、神社、教会など)に式を行っていただきます。最もポピュラーなのはお寺の場合、読経をあげていただき、参列者は焼香をします。

通夜の終了後、集まってる家族、親族で食事を行なうのかどうかを決める必要があります。

コロナ禍の現在は、この食事の席は自粛する傾向が強いです。

⑦葬儀・告別式

通夜同様に司式者によって式が進行し、参列者は焼香を行います。最後にお別れの時間を設けて火葬場へと出棺となります。

家族葬の場合、参列者が少ないため、一人あたりのお別れの時間を長くすることが可能です。花を献花するという一般的な方法だけでなく、例えば生前にお酒が好きだった方であれば、お酒を口元へ差し上げたり、花ではなくこれまでに撮り溜めた思い出の写真を棺の中に敷き詰めて差し上げたりする場面も見てまいりました。自由に家族でお別れの形を決めることができます。

⑧火葬

出棺後、霊柩車で火葬場へ向かいますが、全員が霊柩車に乗車できるわけではありません。1名〜3名が一般的です。親族が火葬場へどうやって行くか、予め決めておく必要があります。マイクロバスを手配して火葬場へという方法もありますし、コロナ禍では密を避けて各自が自家用車で向かう方もいらっしゃいます。バスを利用される場合は、感染リスクを減らすために窓を開けて運行するなどの工夫をしております。

⑨繰上げ初七日法要

本来、お亡くなりになられてから7日目に行なう初七日法要ですが、いつしか葬儀当日に行なうのが一般的になってまいりました。

当日に初七日を行なう方法は「せっかく親族が集まっているので、この機会に初七日までを終えておきたい」というニーズから始まりました。

現在も初七日法要を当日に行なう場合は多いのですが、若干事情に変化が見られます。「初七日は後日、家族だけで自宅で行えばいい」という考え方です。この場合、葬儀日の日程を上記の⑧番で終えられるので、スケジュールの短縮になります。短縮により集まった親族が早く帰宅できるため、特にコロナ禍では気を遣って初七日を後日にするケースも徐々に増えてます。

葬儀費用の内訳と全国平均を知る

気になる費用について解説します。

まず葬儀費用の内訳を知る

家族葬に限らず葬儀費用は、大きく分けて3つに分類されます。

①葬儀社へ支払う葬儀一式にかかる費用

②葬儀社へ支払う飲食接待にかかる費用

③葬儀社以外へ支払う費用(寺院の御布施など)

葬儀社が案内する葬儀費用というのは①+②を指す場合が多いですし、チラシや広告で謳っているのは①になります。

消費者目線で言えば①+②+③の総額が気になるはずで、「結局いくらかかるの?」と言う質問に答える形で進めていきたいと思います。

日本全国の平均葬儀費用を知る

北海道154万
東北202万
新潟、石川、福井、富山227万
千葉、茨城、群馬、栃木238万
東京、神奈川、埼玉186万
愛知、岐阜、長野、山梨、静岡245万
近畿189万
中国163万
四国156万
九州166万
全国平均195万

2017年 日本消費者協会「葬儀についてのアンケート調査」より

全国平均は195万円となってますが、この全国平均葬儀費用は先ほどの①+②+③にあたります。葬儀社への支払い分もそれ以外へかかる費用も全て合わせた葬儀費用総額を表してます。

全国平均葬儀費用195万円の内訳を把握

①葬儀一式基本費用(葬儀社への支払い)121万円
②飲食接待費(葬儀社への支払い)30万円
③寺院費用など(葬儀社以外への支払い)44万円
合計195万円

筆者は業界で20年、九州から北海道まであらゆる葬儀を直接見てきたので、各地方の相場も直接目に触れて把握しております。

正直この数字は、実態からかけ離れてる気がして違和感を感じます。詳しく触れることはしませんが、原因はおそらくアンケートのサンプル数が少なかったのではと推測しています。


私の体感としては葬儀社へ支払う費用は、現在100万円以下の葬儀も普通に数多く行われており、現在の平均費用はぐっと下がっているはずです。

家族葬の費用、全国平均相場がないので作ってみる。

葬儀費用の全国平均が分かったので、今度は家族葬の場合、どのくらいになるのかを見ていきましょう。

①葬儀社へ支払う葬儀一式費用、②葬儀社へ支払う飲食接待費用、③葬儀社以外への支払いを順番に細かく見ていきます。

①葬儀一式の基本費用 全国平均121万円

直葬目安10万円〜20万円
家族葬目安35万円〜70万円
50名の葬儀目安50万円〜90万円
100名の葬儀目安70万円〜150万円
全国平均121万円

全国平均は121万円でも、葬儀の形態で相場は異なることがわかります。

家族葬の相場は30万円〜70万円です。

②飲食接待費用 全国平均30万円

直葬0円〜2万円
家族葬0円〜10万円
50名の葬儀15万円〜40万円
100名の葬儀30万円〜60万円
全国平均30万円

葬儀社へ支払う飲食接待費の相場

こちらもこのように葬儀の形態で、相場は異なります。

家族葬の平均は、0円〜15万円です。

③寺院費用などの費用 全国平均で44万円

 浄土真宗その他の宗派
お寺が1名の場合15万円〜15万円〜
お寺が2名の場合20万円〜25万円〜
戒名(法名)無料10万円
院号(希望者のみ)20万円〜20万円〜
総額15万〜40万25万〜55万

通夜、葬儀でかかる寺院への支払い総額の相場

寺院への支払いなどは宗派の違いや地域性、葬儀の形態など様々な状況が重なり合います。

家族葬だから○○円というものではなく、15万円の葬儀もあれば55万円の葬儀もあるという認識を持っていただければと思います。

それではこれまでの事をおさらいして、家族葬にかかる総額を見てみましょう。

家族葬はいくらかかるのか、相場はこちら

①家族葬の平均葬儀一式基本費用35万円〜70万円
②家族葬の平均飲食接待費0円〜10万円
③寺院などにかかる費用15万円〜50万円
総合計50万円〜130万円

家族葬に限定した葬儀費用の相場

表にまとめてみましたので上記の表をご覧ください。

家族葬に必要な予算の総額は、50万円〜130万円という結果になりました。

幅広い価格帯で行われているのがわかります。

50万円の家族葬は、葬儀社へ35万の支払いで、その他へ15万の支払いだったのでしょう、これは普通にどこの地域でも行われているでしょう。

130万円の家族葬は、葬儀社へ80〜100万の支払いで、その他へ30〜50万の支払いだったのでしょう。大手の葬祭場であれば、その金額になることもあるでしょう。

こちらの数字であれば、リアルに近い数字だと筆者も納得出来ます。

家族葬に必要な予算の総額は50万円〜130万円、「家族葬でもこんなに幅があるのか」と思われた方は、以下のポイントを踏まえながら家族葬の予算を考えていくと良いでしょう。

①の葬儀一式基本費用は、葬儀社の違いによる費用の差が大きいので比較してみることをお勧めします。例えば筆者の広島自宅葬儀社であれば、お布施も何もかも全て込み、総額50万円未満で家族葬が可能です。

こちらでご覧ください
家族葬プランA|広島自宅葬儀社

あくまで平均が65〜150なので、それ以下の家族葬も、たくさん行われているということです。

②飲食接待費は、葬儀社による費用の差は殆どありません。人数で大きく変わっていくこと、家族がどうしたいのかで変わっていく費用です。

③寺院などへの費用は、元々お付き合いのある寺院がある方であれば、家族葬を考えているのでお布施の相場を知りたいと予め相談をしてみるのも一つです。

また、新しいサービスとして「安価な定額で寺院などを紹介」されている企業様も出てきています。お困りの方はそちらを利用するのも一つの方法です。 

家族葬をする場合、どこの業者へ依頼したらいいのか

家族葬の相場が50万円〜130万円とわかりましたので、ではどこの業者へ依頼したら良いのかを最後に見ていきましょう。

これについては以前、「絶対に失敗しない葬儀社の選び方という記事」がありますのでこちらも参考にしていただければと思います。

今回はその記事の中から選ぶポイントをピックアップして要約したものを記載させていただきます。


私が考える選ぶポイントはこちらの3になります。

■スタッフの対応力、質

■明瞭会計、適正な価格

■利便性(葬儀施設までの距離、施設自体の品質)

1.スタッフの対応力、質

価格は気になるところですが、価格以上に重要なのが「スタッフの対応力」です。例えば某飲食チェーン店やコンビニチェーンへ行った場面を想像してみてください。

お店の看板、メニューはどこの系列店へ行っても同じ、それでも感じの良い店と感じの悪い店は存在するのです。

清掃が行き届いていない不衛生な店内に、居心地悪い思いを過去に経験したことはありませんか?

愛想や態度の悪い店員さんの姿に、不快な思いをしながらレジで会計を済ませた経験はありませんか?

頼んだメニューがなかなか届かなくて、店員さんを呼んでもなかなか来てくれない、そんな経験をしたことはありませんか?

同じメニューを頼んでも、店員が違えば印象も変わるのです。

葬儀も同じサービス業ですから同様で、業者で選ぶことも大事ですが、業者よりも実際にお世話をしてくれるスタッフの質が最も重要なのです。

良いスタッフに巡り合うためには、葬儀が発生してからでは時間がありません。

予め、問い合わせをしてみたり、資料を集めたり、相談に行って見たり、印象を肌で感じることが何よりも大切になります。私からのアドバイスとして、良いスタッフを見つけることが出来れば、指名しましょう。

指名を受け付けてくれる葬儀社も存在します、まずは依頼してみることをお勧めします。お互いが前もって人間関係が作れていて、家族構成や要望も把握してくれている。これほど心強いことはありません、後で後悔する確率もグッと減るはずです。

2.明瞭会計、適正な価格

従来から葬儀の費用は、不明瞭でわかりにくいとの声が多くありましたが、現在はそのような業者は生き残れなくなってます。

以前に比べてかなり業界も改善され、明瞭会計を打ち出してる業者が伸びている印象です。

各社色々なプランで広告宣伝を展開していますが、惑わされずに総額を意識して比較しましょう。利用する立場からすると「このプランを使って総額はいくらになりますか?」が一番知りたい部分のはずですから、ホームページやチラシに載ってる金額が総額なのかをまずは問い合わせてみましょう。

私からのアドバイスとしては、チラシやホームページで総額がわからない時点で、ユーザーファーストではないとみなしますので、落第です。

総額表示をしている業者は、ユーザーファーストの視点が見受けられ、企業努力に好感が持てます。

3.利便性(葬儀施設までの距離、施設自体の品質)

葬儀を依頼する場合、どこを重視したか。葬儀を行われたご遺族へ葬儀後にアンケートを取らせていただいてたのですが、一番多かった回答が「家から近かったから」でした。

これは毎年同じ、そしてどこの業者も同じでした。普段利用することはないが、存在は知っていたなど、立地の良い葬儀会館であればそれだけで葬儀の依頼が増える時代が長く続いてました。

今は「家族葬が出来るのか」も重要なポイントになっています。家から近いと便利ではあるが、近所の方が参列するわけでもないし、距離は重要視しない。それよりも価格だという方もいらっしゃいます。

家族葬をする場合、ゆっくり過ごすことが出来る環境は整っているのか、宿泊は出来るのか、何名まで泊まれるのか、なども考慮しておくと良いでしょう。

そしてそれはプランの範囲内なのか、別料金なのかも把握しておきましょう。

 優先順位を間違えない

どこへ葬儀を依頼するか、まずはスタッフの質です、次に明瞭会計、利便性は「家の近くにスタッフの質が良くて明瞭会計な業者があればラッキー」だという感覚で探すのが良いと思います。

何よりもスタッフの質を優先しましょう。不快な思いをした飲食店、コンビニには、二度と行かなければ済む話ですが、葬儀はそうはいきません。

一生に一度のイベントで不快な思いをした時、どれほど後で引きずるか。私はこれまで何度も見てまいりました。

「父の最後だったのに〜になってしまった。」

亡くなったお父様への申し訳の無さ、自身の判断が間違っていたのかを自問自答する日々、もうどうする事も出来ない取り返しのつかない無念さ、葬儀社に対しての苛立ち、色んな思いを背負って苦しんで生きていかないといけなくなる可能性もあるのです。

そういう思いを誰にもしていただきたくない。

この思いだけで私は今回、包み隠さず全てを書かせていただきました。参考になれば幸いでございます。

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