お葬式では喪服の上にどんなコートを着るべき?色や素材のNGを解説

更新:2022.12.24

喪服は黒と決まっていますが、喪服の上に着るコートは、必ずしも黒でなくて構いません。

ただし、故人を悼む場であることを考えると、派手な色合いや光沢ある素材のコートは控えるべきです。

お葬式で喪服の上に着るコートの色や素材、形、丈などについて解説します。

お葬式で喪服の上に着るコートは、新調しなくてもいい

お葬式に最もふさわしい色は黒ですが、黒いコートを持っていないからといって、お葬式のためにわざわざ新調する必要はありません。

コートは値の張る買い物です。

儀式中はコートを脱いで参列するわけですから、喪服さえきちんと着ていれば、最低限のマナーはクリアしているといえます。

ただ、だからといって「お葬式のコートはどんなものでも構わない」というわけでもありません。

以下の解説を参考にして、手持ちの中で最もお葬式にふさわしいコートを選んでください。

色:黒、グレー、紺、ブラウンなど落ち着いた色味を選ぶ

お葬式の場では、なるべく落ち着いた色味のコートを選びます。

黒やグレー、紺、ブラウンなど、濃いめの地味な色がベストです。濃いめの地味色がない場合は、ベージュやカーキといった淡めの地味な色でも構いません。

避けたいのが、赤や黄色、青、緑、白といったハッキリした色味です。

ピンクや水色など、華やかな印象の色合いも避けましょう。

判断が難しいのは、紫のコートです。

藤色や、紺色に近い印象の青みがかった紫であれば差し支えないでしょう。

赤みがかった紫はあまりふさわしくありません。

もっとも、その紫色が「落ち着いている」か、「派手な印象」かは主観に頼る部分が大きいので、紫自体を避けた方が無難といえます。

素材:ウールなど光沢のないものが好ましく、「毛皮」「ファー」は避ける

コートの素材は落ち着いた上品さを持つウールやカシミア、アンゴラ、メルトン素材が最もふさわしいといえます。

ポリエステルやナイロンのコートであっても、光沢を抑えた素材であれば構いません。

注意したいのが、ムートンなど毛皮を使ったコートや、フード部分などについているファーを避けることです。

実際には毛皮を使っていなかったり、エコファーであったりしても、仏教が戒めているむやみな殺生を連想させてしまうからです。

ファー部分が取り外せるなら、あらかじめ外しておきましょう。

また、ボア素材はカジュアルな印象を与えるため、避けましょう。

柄:無地が理想的

無地のコートが理想的ですが、目立たない程度に同色の綾織りが入っている程度であれば構いません。

ストライプなど遠目からでも分かってしまうような柄や、ツートーンカラーなどは避けましょう。

形:シンプルなものを選び、ボリューミーなコートはNG

喪服にダウンジャケット

コートの形は、なるべくシンプルなものを選びましょう。

テーラードやチェスター、Pコート、ダッフルコートなどがおすすめです。

モッズコートやライダースはカジュアルな印象のため避けましょう。

ダウンコートもカジュアルな印象のため、本来であればあまりふさわしくありませんが、厳寒期はやむを得ないでしょう。

喪服は重ね着が難しい服装ですから、とくに寒い日はぜひ暖かさ重視でコートを選んでください。

気をつけたいのが、オーバーサイズなデザインです。

近年、とくに女性の間で、肩が落ちるデザインのチェスターコートや袖が大きく膨らんだダウンコート、大胆なAラインのコートなどが流行っています。

厳粛な葬儀の場では、このようなボリュームあるデザインを避けた方がいいでしょう。

丈:膝丈が最もよい

膝上10センチ~膝下丈の、長めのコートがふさわしいといえます。

とくに男性は、喪服として着用する黒ジャケットの丈を超えるもののほうが、バランスが取れます。

膝下丈をはるかに超えてしまうようなロングコートは、カジュアルな印象を与えることがあります。

また、丈が長くなるほど持ち歩くとき引きずりがちです。

火葬場へ出向くなど頻繁にコートを着脱する親族関係者はとくに、長すぎるコートを避けましょう。

他、気をつけるべき注意点

喪服の上に着るコートならではの注意点が3つあります。

裏地は絶対必要

裏地がないコートは、脱いだとき喪服にコートの繊維がついてしまうことがあります。

喪服は真っ黒なので、糸くずがつくとかなり目立ちます。

葬儀の場に知り合いがいなければ、背中や肩に着いた糸くずを指摘してもらうこともできません。

必ず裏地のついたコートを着ましょう。

ウール系のコートはエチケットブラシを使って

普段着ているコートは、知らぬ間にホコリが付着し、汚れている場合があります。

お葬式に出かける前に、エチケットブラシでコートを撫でつけましょう。

ホコリが取れる上、繊維の目が整って新品のようなツヤが出ます。

毛玉を取り除いておく

ウール系のコートはとくに、袖の内側やカバンがあたる腰のあたりに毛玉がつきがちです。

フォーマルな席に出るためのコートですから、毛玉は取り除いておきましょう。

もし新調するなら裏地の色にも気を配って

以上、お葬式で喪服の上に着るコートについて解説しました。

どうしてもお葬式にふさわしいコートが家の中に見当たらず、「せっかくだから新調しよう」と考えているとしたら、もう一つ気をつけてもらいたいことがあります。

それはコートの裏地の色です。

黒いコートほど、裏地にパッと目を惹くような赤や青の生地を使っているケースが見られます。

せっかくお葬式のために新調するのですから、できれば裏地も地味な色のコートを選びましょう。

この記事を書いた人

奥山 晶子

葬儀社への勤務経験、散骨を推進するNPO「葬送の自由をすすめる会」の理事の経験、遺品整理関係の著書・サイト制作サポートなどから、終活全般に強いライター。ファイナンシャルプランナー(2級)。終活関連の著書3冊、監修本1冊。最近の著書は「ゆる終活のための親にかけたい55の言葉」オークラ出版。ほか週刊現代WEBなどサイトへの終活関連コラム寄稿、クロワッサン別冊「終活読本」の監修や、令和6年5月発刊「ESSE」6月号のお墓特集を監修している。

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