法事とは?何回忌まであるの?いつまで親戚を呼ぶ?

四十九日や一周忌など、葬儀を終えたあとも定期的に家族が集まって法事を営み、故人様を供養します。そんな法事に対して…

「一体どうして法事をするの?」

「法事は何回忌まですればいいの?」

「親戚の人をいつまで呼べばいいの?」

などの疑問を抱く方も少なくないのでは?

この記事では、法事をどうして行うのか、その本質的な意味や、期間や呼ぶべき親族の範囲などについて詳しく解説いたします。

法事とは

法事とは冠婚葬祭の儀式のうちの一つで、家族や血縁が集まって故人や先祖の供養をします。冠婚葬祭の「祭」は先祖祭祀の意味を表し、先祖となった亡き人とのつながりの場として、古代の日本や中国でも見られる古くから続く風習です。

法事では主に次のことをします。

●家族や親族の再会

●僧侶による読経と参列者の焼香

●お斎(法事後の会食)

では、なぜこうした儀式を執り行うのか。次の章では、そのことについてさらに深くお伝えしてまいります。

法事を行う意味

一体どうして法事を行うのでしょうか。法事を定期的に行うのは、主に次の3つの意味があると考えられます。

●グリーフケア

●つながりの再確認

●自分自身を見つめ直す時間

それでは、順番に見ていきましょう。

グリーフケア

グリーフとは、大切な人を失ってしまった方が抱える死別の悲しみのことです。

この悲しみをケアする取り組みがグリーフケアです。

通夜や葬儀が癒えるからといって、大切な人を失った悲しみがすぐに和らぐわけではありません。

むしろ、葬儀を終えたあとの長い日常の中で、大切な方の不在を実感し、落ち込んでしまうという人も少なくありません。

死別を受け入れるには、長い長い時間が必要なのです。

法事はまさに、定期的に行われるグリーフケアの場と言えます。

ひとりで抱え込まずに、まわりの親戚や、供養の専門家である僧侶の力を借りることで、悲しみを和らげていけるのかもしれません。

つながりの再確認

法事を営むことで、普段会うことのない家族や親戚とも顔を合わせることができます。

法事はいわば、再会のきっかけともなる場です。

「元気にしてた?」「大きくなったね」「最近腰が悪くてねぇ」など、こうした近況報告を交わすことで、お互いの時間の経過を知ることができます。

つながりを感じあうことは私たちに幸福感や安心感をもたらします。

また、法事におけるつながりとは、家族や親戚だけのものではありません。

故人や先祖とのつながり、その媒介をしてくれるお寺や僧侶とのつながりをも意味します。

私たちはひとりじゃない。法事はそんなことを教えてくれる場でもあるのです。

自分自身を見つめ直す場

普段、仕事や家事に忙しく立ち回る現代人。

目の前のことに追われて大切な何かを見失いがちです。

法事は、そんな自分自身と向き合う機会にもなります。

亡き人への供養を通じて、「自分はいまどうしてこんな生活をしているのだろう」「いつかは誰もが亡くなる。自分の生き方はこのままでいいのだろうか」などと、生きることや命について見つめ直すという声は、思いのほか多く聞かれます。

故人や先祖、家族や親戚、そして自分自身と向き合うために、法事という場が設けられているのです。

法事は何回忌まで?

法事を定期的に執り行う意味はご理解いただけたと思いますが、では一体、いつまで行えばいいものなのでしょうか。

葬儀後の法事は主に、「追善法要」と「年忌法要」に分けられます。

それぞれ個別に解説して参ります。

追善法要

追善法要とは、葬儀後、四十九日までの法事のことです。

亡き人は四十九日を経て成仏し、ご先祖様の仲間入りをすると言われており、死後きちんと成仏できるかどうかは、閻魔王の裁きによるとされています。

遺された家族たちは、「きちんと成仏できますように」と、故人に代わって法事を執り行い、善を積む(追善)のです。

追善法要は次のように営みます。

・初七日法要(死後7日目)

・二七日法要(死後14日目)

・三七日法要(死後21日目)

・四七日法要(死後28日目)

・五七日法要(死後35日目)

・六七日法要(死後42日目)

・七七日法要(死後49日目。四十九日法要)

初七日法要は、もともとは死後七日目に僧侶が自宅にお参りをするものでしたが、葬儀を終えて間もないことから、最近では葬儀当日にあわせて初七日のお勤めをするスタイルが全国的に採用されています。

二七日から六七日までは、毎週決まった曜日に僧侶が自宅の祭壇にお参りに来ますが、最近では省略するケースも少なくありません。

そして七七日法要(四十九日法要)は、故人が仏となる大切な法要です。

家族や親戚が再び一堂に集まり、故人を供養します。またこの日に合わせて、位牌や仏壇を用意し、香典返しの手配をします。

年忌法要

年忌法要とは、四十九日以降の法要のことです。次のように営みます。

・百箇日法要(死後100日目)

・一周忌法要(葬儀の翌年の命日)

・三回忌法要(葬儀の2年後の命日)

・七回忌法要(葬儀の6年後の命日)

・十三回忌法要(葬儀の12年後の命日)

・十七回忌法要(葬儀の16年後の命日)

・二十三回忌法要(葬儀の22年後の命日)

・二十七回忌法要(葬儀の26年後の命日)

・三十三回忌法要(葬儀の32年後の命日)

一周忌や三回忌は、葬儀を終えたばかりということもあり、きちんと親戚を招いて執り行うという人が多いようです。

また、このあたりくらいまでにお墓を用意する人も多く、その場合はあわせて納骨法要を営みます。

その後は、三十三回忌法要の「弔い上げ」まで、定期的に法事を執り行います。

地域によっては三十七回忌や五十回忌までするところもあるようです。

民俗学的には、その家の先祖から、村全体の氏神に昇華すると考えられています。

33年もの年月が経つと、故人様を弔い本人たちも高齢化し、グリーフも和らぎ、「次は自分たちの番だ」と言える時期です。

死者の個性はゆっくりとうすらぎ、徐々に古いご先祖様の中に溶け込んでいきます。

日本では、三十三回忌までの長い年月をかけて、死者やご先祖様を大事にしながら世代交代をしていくのです。

親戚への声がけはいつまで? どこまで?

法事を営む際に悩みがちなのが、親戚にいつまで、どこまで声をかけるべきか、というもの。

「どこまでの人に来てもらえばいい?」

「今年で十三回忌になる。いつまで親戚たちに来てもらおうか」

「私たち家族だけで法事をしたら、失礼に当たらないだろうか」

このように悩んでしまうものです。

この記事では一つの目安を示したいと思います。これが決まりではないので、あくまでも参考にとどめておいていただくと幸いです。

親戚への声掛けに決まりはありません。

施主の想い、親戚との関係性などから、個別に判断するとしか言いようがないのが正直なところなのです。

声をかける範囲は、故人の兄弟姉妹とその家族まで

声をかける親戚の範囲は、

・故人様の直系親族(親、子、孫、ひ孫)

・故人様の兄弟姉妹とその家族

このあたりまでではないでしょうか。

たとえば、故人の長男であるあなたが施主を務めるとします。

お父様の法事ですから、当然、あなたの家族(母、妻、子、兄弟)は法事に参列します。

そしてお父様と血を分けた兄弟姉妹(あなたのおじ、おば)に声掛けをするのも、何ら違和感はないでしょう。

その上で、この人たちがその家族(あなたのいとこ)を連れてくるかどうかは、状況によるでしょう。

声をかける時期は十三回忌まで

そして、いつまで親戚を呼ぶかについてですが、さまざまなおうちの様子を見ていると、七回忌、あるいは十三回忌くらいまででひと段落されているように見えます。

十三回忌にもなると、故人様の兄弟姉妹も高齢化し、「無理に声をかけずに、あとは家族だけでやろう」という雰囲気になるようです。

もちろんどこまでの人を法事に招くかは、相手との関係性や、地域や親戚の中でのしきたりが優先されます。

あまり一般論に捉われずに、ご自身の考え、相手の想い、地域性やしきたりを重んじることをおすすめします。

いかがでしたでしょうか。

法事は故人や先祖の供養のため、その儀式を通じて、まわりの人たちとのつながりを感じ、自分自身を見つめ直す貴重な時間となるものです。

有意義な法事を過ごすことができるよう、もしも分からないことがありましたら、どうぞお気軽に広島自宅葬儀社にご相談下さい。

どんなささいなことでも構いません。

お客様の声に耳を傾け、親切丁寧に、アドバイスさせていただきます。

この記事を書いた人

廣田 篤  広島自宅葬儀社 代表

葬儀業界20年、厚生労働省技能審査1級葬祭ディレクター。終活カウンセラー。大手冠婚葬祭互助会で通算1500件の葬儀を担当。身内の死や介護の経験、数々の葬儀を通じての縁から「死」について考え、文章にすることをライフワークとしている。

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6畳一間あれば、和室・洋室はどちらでも構いません。
お布団がない、仏具がない等の場合でも弊社が用意いたしますのでご安心ください。
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