葬儀社へ電話するのはいつ?タイミング、連絡の流れ、伝える内容を解説します。

葬儀社へどのタイミングで電話をしたらいいの?

そんなお悩みを解決し、ご安心いただきたい思いで、この記事を書かせていただきます。

葬儀社へどのタイミングで電話をしたら良いのか、このお悩みは、とても重いものだと筆者は考えます。

実際にそのお電話を受ける側の私が、葬儀社の立場としての見解をお伝えさせていただきます。

葬儀社へ電話をするタイミングとは

葬儀社へ電話するタイミングについてですが、世の中にある情報の多くは、「お亡くなりになってから〜電話をしましょう」です。

亡くなってから電話するのだろうということは、予め多くの方は、なんとなくでも予想出来ているのではないでしょうか。

葬儀社の立場としては、どうしてもそれがアドバイスだとは思えません。

亡くなってから葬儀社へ連絡する、これが前提では問題

「亡くなってから、○○のタイミングで連絡をしましょう」

確かにその通りです。

「亡くなってから、○○のタイミング」でご連絡をいただくのが、葬儀社としては、一番スムーズに動けます。

しかしこれは、葬儀社側の最適解ではないでしょうか?

大切な家族を亡くしたご遺族にとっての最適解を追求するべきであり、葬儀社側の最適解へ遺族が協力するのは、違うと思います。

亡くなる前から不安はある

家族が亡くなりそうな危機を感じれば不安を覚えるものです。

身近な事柄は、家族で相談しながら一つ一つ解決していくと思います。しかしその過程で葬儀の話も出てくるかもしれません。

色んな感情が交錯する不安定な状況です。

それでもある時、もしもの時の流れ、手順についてわからない。それが不安になる時がやって来るかもしれません。

不安があれば、いつでも電話するべき

葬儀社へ電話するタイミングは、「不安があれば、いつでも電話をするべき」

これが葬儀社の立場の意見です。

ずっとこれまで一緒に何十年と家族だった人が、目の前で亡くなるかもしれない。

最後の瞬間まで、「もっと生きていて欲しい」と願うもので、葬儀の事なんて考えたくもありません。

一方でお亡くなりになる理由は、様々です。

予め家族の死を心づもり出来ているケースもあります。この場合は、冷静で色々なことが頭の中を巡ります。

今後のことを聞きたい方もいらっしゃいます。

そんな方は、お悩みの早期解決が安心へと変わります。

ですから、お亡くなりになってから〜ではなく、不安に思うことがあれば、すぐに葬儀社へ電話をしましょう。

葬儀社への電話は何を話しても無料だから活用すべき

葬儀社はどこでも365日24時間営業が基本です。

搬送用のお車の手配は、お亡くなりになってからになりますが、お電話でご不安を解消していただけるのでしたら、全力でお手伝いさせていただきます。

病院の医師は、患者の為、家族の為に尽くします。

我々葬儀社の人間も、故人と同じ家族の為に尽くします。

呼び名と内容は違っても、やっている事の本質は同じ、想いも同じなのです。

医療が終わってから葬儀というドライな考え方は、持っていません。

医療と葬儀が交わる部分があってこそ、ご家族にとっては一番不安が解消される最適解ではないでしょうか。

臨終後、葬儀社へ連絡するまでの流れ

いつでも不安な時にお電話をというお話を一貫してさせていただいていますが、

葬儀社への連絡の前後にどんなことがあるのか、一連の流れをお伝えさせていただく事もご安心に繋がるかもしれません。

お亡くなりになる場所として考えられる3つのケースで、それぞれご説明させていただきます。

いずれの場合も①医師から死亡判定を受ける②葬儀社へ連絡③希望の場所へ搬送。この流れは共通しています。

病院でお亡くなりになった場合

病院で医師から死亡判定を受けると、死亡診断書の作成をしていただきます。

作成の間、看護師にお亡くなりになられた方のお体を整えていただきます。

エンゼルケアまたは清拭と言います。ここで家族は、葬儀社へ連絡を取るように促されます。

この処置が終わると、葬儀社が病院に到着し、それから自宅や葬儀施設などへ寝台車で搬送となります。

老人ホームでお亡くなりになった場合

老人ホームなどの場合、医師が常駐していない施設もあります。

その場合、お亡くなりになってから死亡判定を医師から受けるまでに、少し時間を要します。

医師の死亡判定が始まるのを待つ時間が発生します。

医師の死亡判定後に死亡診断書の作成と移ります。死亡診断書がない場合、葬儀社の寝台車は動くことができません。

このケースでは、待ち時間が長くなる場合、先に葬儀社へ電話や直接訪問される方もいらっしゃいます。

現状を葬儀社へ伝えてアドバイスをもらい、不安を解消して、今後の準備を進めていく方もいらっしゃいます。

安心に繋がる場合は、ぜひそのように行動しましょう。

自宅でお亡くなりになった場合

ご自宅でお亡くなりになった場合、気が動転してしまうのが普通です。

これは冷静にというのは、非常に難しいです。

何をしていいかわからない場合、とにかく葬儀社へ即電話でも構いません。

きっと手順を追って説明をしてくださるでしょう。

自宅の場合はポイントがあります。

かかりつけの医師がいる場合

かかりつけの医師がいる場合は、何時でも遠慮せず、すぐに連絡をしましょう。

連絡が取れない場合は、警察へ電話をしましょう。

警察の方が今すぐ対応可能な医師と一緒に自宅へ来られます。それから死亡判定を受けて、死体検案書の発行となります。

この後に「それでは葬儀社へ連絡してください」となります。

かかりつけの医師がいない場合

かかりつけの医師がいない場合、とにかくすぐ警察へ電話をしましょう。

警察と一緒に来られた医師の方に、死亡判定をしていただき、死体検案書の発行となります。

この後は、先程と全て同じです。

葬儀社への電話連絡で伝える内容とは

参考までに葬儀社へ連絡すると最初に尋ねられることを記載させていただきます。

故人のお名前

お亡くなりになられた方のお名前です。年齢を尋ねられる場合もあるでしょう。

故人の住所、連絡先

お亡くなりになられた方の住所、連絡先です。

現在地、今どこにいるのか

お亡くなりになられた方が、現在どこにいらっしゃるのか。

病院など施設の場合は、何病棟、何階、何号室なのかを尋ねられる場合があります。

電話をされている方の名前、続柄、連絡先

今、葬儀社へ連絡を取っている方、ご本人の個人情報も尋ねられます。これは何かあった時に双方がすぐに伝えたいことが伝えられるようにしておく為です。

例「10時20分にお願いしていましたが、10時40分に変更していただけますか」

例「今向かっているのですが、道路が渋滞の為、5分ほど遅れそうです」

このような会話を即時可能とするためです。

これからどこへ安置を考えているか

お亡くなりになられた方をどこへ安置するのか、場所を家族は決めておく必要があります。

考えられるのは葬儀会館、自宅、お寺などがあります。

いずれの場合も特に家族が用意するものはありません。

安置用の布団、枕飾り、ドライアイスなど、一通り葬儀社が予め備品を持参しています。

宗旨の確認

ご家族に対して失礼な対応がないように、予め宗旨の確認があるかもしれません。

まとめ

葬儀社へ電話連絡するタイミングについて解説させていただきました。

答えは、「不安な時にすぐに電話」です。

葬儀社は、人の死や不安を商売にしているわけではありません。人の悲しみに寄り添い、不安を解消すべく、力になりたいと使命感を持つ方は、全国各地に大勢いらっしゃいます。

葬儀社も、病院の医師と同様にご家族へ尽くす為に存在しています。

生き返らせてあげられたらと、無力を感じたこともありました。思いは看護師様と同じです。

電話をすれば、家族の死が近づく気がして、電話したくないお気持ちもよくわかります。

しかし不安な時は、迷わずどうか頼っていただければと思います。

この記事を書いた人

廣田 篤  広島自宅葬儀社 代表

葬儀業界20年、厚生労働省技能審査1級葬祭ディレクター。終活カウンセラー。大手冠婚葬祭互助会で通算1500件の葬儀を担当。身内の死や介護の経験、数々の葬儀を通じての縁から「死」について考え、文章にすることをライフワークとしている。

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