葬儀なし、火葬のみと言われたら香典はどうする?服装は何を着る?

葬儀なし、火葬のみという葬儀形式も珍しいものではなくなり、お葬式の選択肢の一つとして認知されつつあります。

そこへ参列することになった場合、疑問がいくつか浮かぶはずです。

香典は?服装は?

火葬のみと知らせを受けた時の対応方法をご紹介させていただきます。

葬儀なし、火葬のみは直葬と呼ばれる

宗教儀礼を行わず火葬のみを行う形式は直葬と呼ばれています。

本当に火葬だけを行う形式もありますし、お別れを行った後にご出棺という火葬式という方法もありますし、様々です。

ご逝去後、日本の法律では火葬を行えるのが24時間経過した後となります。

その間は自宅や葬儀会館あるいは斎場の霊安室へご安置となることが一般的です。

24時間経過した後、ご出棺となります。

直葬の場合、お別れの方法は?

最後のお別れは、自宅や葬儀会館で行う方法、火葬場到着時に火葬炉へ入る前に行う方法とあります。

全く読経がないのは寂しいと感じる場合、簡単な読経をお願いすることも可能です。

いずれの方法もとてもシンプルなものになりますので、通常の葬儀のような受付所があってという形にはなりません。

葬儀なし、火葬のみの場合、香典は?

このようなとてもシンプルなお葬式である直葬の場合、参列者にあたる方はご遺族ととても近い関係の方になると思われます。

香典の取り扱いに関しては、参列前に電話で直接ご遺族にお尋ねするのも失礼ではありません。

伺ってみるのも一つの方法です。

尋ねるのに抵抗のある方は、香典を一応準備だけして参列しましょう。

準備はするけれども、渡せるかどうかは相手次第、もしもお断りされた場合は持って帰ろうというスタンスが大切です。

香典の相場

香典を持参する際は下記の表を参考にしてください。

あなたから見た関係20代30代40代
祖父母1万1万〜3万3万〜5万
親・義理の親3万〜10万5万〜10万10万〜
兄弟・姉妹3万〜5万5万5万〜
叔父・叔母1万1万1万〜3万
従兄弟1万1万1万〜3万
その他親戚3千〜1万3千〜1万5千〜1万

葬儀なし、火葬のみの場合、服装は?

当日参列する際の服装は、前もって遺族に電話などで確認するとよいでしょう。

尋ねるのは失礼ではありません。

お葬式に着て行く服装もわからないのかなどと思われる心配もございません。

遺族にとっては、あなたが服装についてどのように考えていたのか、知ることができます。

あなたも同様に遺族の考えを知ることができます。

集まる皆が同じ服装をしているほうが、誰かが浮いてしまうということも避けられるため良いでしょう。

一般的に遺族から何も連絡がなければ喪服の着用と思って間違いないでしょう。

しかし先述したように双方で確認の意味で連絡をとることが望ましいです。

直葬の服装について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

参列できないときの対応方法

参列できない代わりに供花を送る

葬儀なし、火葬のみと知らせを受けたけれども、都合があって参列ができないという方は、何らかの形で葬儀に関わりたいと思うものです。

通常の葬儀であれば、供花を送ったりしますが、直葬の場合はどのようにするべきかを解説させていただきます。

手順は下記の通りです

1遺族に担当葬儀社を尋ねて、問い合わせ先を伺う

2葬儀社へ連絡して供花の取り扱いに関して尋ねる

供花については、価格帯も数種類から選ぶ形が多く、注文方法も様々なため、葬儀社に直接尋ねるのが良いでしょう。そのために葬儀社の連絡先を遺族から伺って見ましょう。

香典と同様に供花をお断りされるケースもありますので、念頭に置いておきましょう。

参列できない代わりに弔電を送る

遠方のため葬儀に参列できない場合、弔電を送るという方法が一般的です。

葬儀を行う場所を遺族から伺い、その場所宛へ弔電を送るとよいでしょう。

電話で申し込む際はNTT「115番」です。

インターネットからお申し込みする方法もあります。

初めての方は、115番にかけてオペレータの案内にしたがって手順を踏めば、それほど難しくはありませんので、お電話してみてください。

最近は様々な弔電がありますが、相場は3千円〜5千円です。

参列できない代わりに香典を現金書留で送る

参列できない場合に香典を現金書留で送る方法もありますが、遺族が香典を受け取ってくれる場合に限ります。

そのため香典を受け取ってくれるのかどうかを事前に確認する必要があります。

受け取っていただける場合は、こちらの方法も有効です。

ご遺族が葬儀の場所に確実にいる時間帯に届くように手配しましょう。

ご遺族が火葬場に行かれている間に到着すると受け取れない場合もありますので注意が必要です。

葬儀後にご自宅へ届くようにするのも一つの方法です。

最後に

葬儀は行わず火葬だけを行うと知らせを受けた場合、事情があって簡素な形で葬儀を行いたいという遺族や故人の意思が働いているはずです。

当日恥ずかしい思いをしたくないと前もって準備に頭を働かせがちですが、その気持ちは遺族も同様で、遺族のほうが強いでしょう。

ご遺族の意向をしっかり確認して、遺族に寄り添う形で接することが大切です。

ご遺族を立てて、ご遺族に合わせる形が望ましいと言えます。

この記事を書いた人

廣田 篤  広島自宅葬儀社 代表

葬儀業界20年、厚生労働省技能審査1級葬祭ディレクター。終活カウンセラー。大手冠婚葬祭互助会で通算1500件の葬儀を担当。身内の死や介護の経験、数々の葬儀を通じての縁から「死」について考え、文章にすることをライフワークとしている。

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