葬儀の案内状(訃報連絡)はどう作る?会社で社内外へ送付する例文を紹介

更新:2024.05.24

社員や社員の親族が亡くなったとき、どのような文書を作ればよいか迷ってしまう総務担当者もいるでしょう。

前例があればひな形が用意されているでしょうが、とくに若い会社では初めての経験という場合もあります。

社内で訃報があったら、社内外にどのような葬儀案内状を送ればよいのかを解説します。

案内状は必要?不要?どこまで書く?まずはそれを判断

社員や社員の親族が亡くなったとき、まずは訃報を出す必要があるのか、出すとしたらどこまで詳細を書くべきかを判断しましょう。

ポイントは次の2つです。

他の社員や取引先などが参列してよいか

親族中心に葬儀を行う家族葬が増え、会社関係の参列を辞退することが多くなりました。

会社関係の人間が葬儀に参列すべきでないなら、葬儀日程などを詳細に記した葬儀案内文は必要ありません。

詳細な案内文を出してしまうと、社員や取引先が「参列しなければならない」と勘違いしてしまう恐れもあります。

供花や香典を受け付けているかどうか

訃報があったとき社内の人間が気になるのは「香典を出すべきか」、社外が気になるのは「供花や弔電を出すべきか」ということです。

そもそも香典や供花、弔電を受け付けない場合は、詳細な葬儀日程を教える必要はないでしょう。

教えてしまうと、取引先から供花や弔電が届く恐れがあります。

会社関係者を参列対象とするかどうか、供花や香典を受け付けるかどうか、まずは遺族に確認しましょう。

参列や供花を辞退してほしいと言われた場合は、社内外に葬儀の詳細を伝える必要はありません。

亡くなったことのみを伝え、「家族葬のため会社関係者の参列は辞退されています」

「香典・供花の類は辞退を希望されています」と一言添えましょう。

取締役などが亡くなり、社葬にする場合は正式な案内状が必要

経営層が亡くなり、取引先などを参列対象とした社葬にしたい場合は、正式な葬儀案内状が必要です。

社葬の場合についても文面をご紹介するため、ぜひこのまま読み進めてください。

伝達手段はメール、電話、FAXなど相手に合わせて

葬儀の案内 社内の電話機

伝達手段は、社内でも社外でも、常に相手と連絡を取り合っているツールで行うのが一番です。

ただ、電話でやりとりする場合は、伝え漏れがないようにメールやFAXで補完しましょう。

とくにアクセス情報を画像などで教えてあげられると親切です。

葬儀の案内状に書くべき8つの要素

会社関係者が参列対象となっている葬儀の場合、葬儀の案内状に書くべきなのは、以下の8つです。

・不幸があった社員の部署と氏名

・亡くなった日(可能であれば死亡時間、死因、享年)

・通夜の日程、場所、アクセス情報

・告別式の日程、場所、アクセス情報

・葬儀の宗教・宗派

・喪主氏名

・社内文書の場合、参列対象となるのは誰で、どのタイミングがよいか

(同部署より代表者○名が通夜に参列など)

・問い合わせ先の部署と氏名

案内状を受け取った社員や取引先がきちんと参列できるよう、正しい記述をしなければなりません。

情報が間違っていないか、誤解を生むような表現でないか、可能であれば2人以上でチェックを行うのが理想的です。

葬儀の案内状の例文

葬儀の案内状の記述は、社内文書と社外に出す文書とでは違います。

また、社員自身が亡くなったときと、社員の親などが亡くなったときでも書き方が違います。

それぞれ、ひな形となる文面をご紹介します。

社員本人が亡くなった場合

【社内向け】

――――――――――――――――――――――――――――

訃報

営業部○課 ○○○○さんが、ご病気のため○月○日に逝去されました。

ご冥福をお祈りするとともに、葬儀日程を慎んでご連絡申し上げます。

・通夜

日時:○月○日 午後○時~

・告別式

日時:○月○日 午前○時~

場所:○○セレモニーホール

   (住所)(電話番号)

   ○○駅より徒歩○分

   (地図画像)

喪主:○○△△様(続柄:妻)

形式:仏式 ○○宗

備考

ご遺族が、参列はお通夜に限り、また最少人数でと希望されています。

各部署で複数名の参列希望者がいる場合は部署長が代表者を決め、各部署1名に限り参列してください。

この件の問い合わせ先

総務部 □□□□

(電話番号)(メールアドレス)

――――――――――――――――――――――――――――

【社外向け(社葬ではない場合)】

社葬にしない場合、社外向けの文書は、過度に改まった形にしないのがポイントです。

――――――――――――――――――――――――――――

○○株式会社

ご担当者様

平素は大変お世話になっております。

御社のご担当としてお世話になっていた営業部○課 ○○○○ が、かねてより病気療養中のところ、○月○日に逝去いたしました。ここに、葬儀日程を慎んでご連絡申し上げます。

・通夜

日時:○月○日 午後○時~

・告別式

日時:○月○日 午前○時~

場所:○○セレモニーホール

   (住所)(電話番号)

   ○○駅より徒歩○分

   (地図画像)

喪主:○○△△様(続柄:妻)

葬儀は仏式にて執り行われます。

この件の問い合わせ先

総務部 □□□□

(電話番号)(メールアドレス)

――――――――――――――――――――――――――――

【社外向け(社葬の場合)】

――――――――――――――――――――――――――――

訃報

○○株式会社

代表取締役 △△△△ 様

弊社元代表取締役 ○○○○儀 心不全にて ○月○日に永眠しました

生前のご厚誼に深謝するとともに 謹んでご連絡申し上げます

なお 通夜ならびに告別式は 弊社社葬として 仏式にて下記の通り執り行います

1.通夜

日時:○月○日 午後○時~

場所:○○セレモニーホール

   (住所)(電話番号)

   ○○駅より徒歩○分

   (地図画像)

2.告別式

日時:○月○日 午前○時~

場所:○○セレモニーホール

   (住所)(電話番号)

   ○○駅より徒歩○分

   (地図画像)

この件の問い合わせ先

株式会社○○ 総務部 □□□□

(電話番号)(メールアドレス)

――――――――――――――――――――――――――――

社員の親などが亡くなった場合

社員の親などが亡くなり、社員が喪主になるケースでは、喪主となった社員がお世話になっている取引先から、弔電や供花が贈られる可能性があります。

喪主が弔電や供花を辞退せず受け入れる場合は、葬儀日程をしっかり案内状に入れましょう。

【社内向け】

――――――――――――――――――――――――――――

訃報

営業部○課 ○○○○さんのお母様が、○月○日に逝去されました。

ご冥福をお祈りするとともに、葬儀日程を慎んでご連絡申し上げます。

・通夜

日時:○月○日 午後○時~

場所:○○セレモニーホール

   (住所)(電話番号)

   ○○駅より徒歩○分

   (地図画像)

喪主:○○○○さん(弊社社員)

形式:仏式 ○○宗

備考

参列は通夜に限って受け付けています。

香典・供花・供物・弔電の類は、喪主が辞退を希望されています。

この件の問い合わせ先

総務部 □□□□

(電話番号)(メールアドレス)

――――――――――――――――――――――――――――

【社外向け】

――――――――――――――――――――――――――――

○○株式会社

ご担当者様

平素は大変お世話になっております。

御社のご担当としてお世話になっている営業部○課 ○○○○の父が○月○日に逝去し、○○が喪主となり葬儀を執り行います。本人に代わり、葬儀日程を慎んでご連絡申し上げます。

・通夜

日時:○月○日 午後○時~

・告別式

日時:○月○日 午前○時~

場所:○○セレモニーホール

   (住所)(電話番号)

   ○○駅より徒歩○分

   (地図画像)

葬儀は仏式にて執り行われます。

この件の問い合わせ先

総務部 □□□□

(電話番号)(メールアドレス)

――――――――――――――――――――――――――――

葬儀社からひな形をもらうという手段もある

葬儀社では、葬儀の案内文に使える文面を各種取りそろえています。

このたびの葬儀を行う葬儀社に相談し、ひな形をもらうのもいい方法です。

形式だけを考えず受け手が知りたい情報は何かを想像しよう

正しい形式だけを考えて文書を作ろうとすると、受け手側にとって不親切な案内になってしまう可能性があります。

大事なのは、案内状を受け取った相手が、どんなアクションをとれば良いのか分かることです。

「代表者が行くのだから、私は心で参列すればいい」

「供花を贈るのはNG」など、社内外が安心して行動を取れるように、丁寧でありながらも具体的でわかりやすい記述を心掛けましょう。

この記事を書いた人

奥山 晶子

葬儀社への勤務経験、散骨を推進するNPO「葬送の自由をすすめる会」の理事の経験、遺品整理関係の著書・サイト制作サポートなどから、終活全般に強いライター。ファイナンシャルプランナー(2級)。終活関連の著書3冊、監修本1冊。最近の著書は「ゆる終活のための親にかけたい55の言葉」オークラ出版。ほか週刊現代WEBなどサイトへの終活関連コラム寄稿、クロワッサン別冊「終活読本」の監修や、令和6年5月発刊「ESSE」6月号のお墓特集を監修している。

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