一日葬とは|メリット・デメリット・費用を解説

一日葬とは

従来、葬儀は通夜の日、葬儀告別式の日と最低2日以上をかけて行われるものでしたが、一日葬とは通夜の日を省略して、葬儀告別式から火葬、収骨までを一日で行う形式を言います。葬儀規模については言及されてません。

しかし実情は、身内のみで行う小規模な葬儀になるケースが殆どです。地域によっては「ワンデイ」「葬儀のみ」とも言います。

一日葬が生まれた背景

一日葬という言葉が生まれたのは家族葬が流行し始めて以降のことで、ここ数年の間に一部の地域から生まれた言葉です。

筆者が広島のお葬式に携わる中で「一日葬」という言葉をご遺族の口から直接伺うようになったのはここ最近です。

一日葬も認知されてきたと感じます。

一日葬が生まれた背景として、一般の方々が家族葬に対して、金銭的負担をかけずに葬儀ができる、精神的負担も軽減されるというイメージを持つようになった事が挙げられます。

そこで、より金銭的負担がかからない葬儀、より精神的負担がかからない葬儀を求めるニーズに対して生まれたのが「一日葬」と言えます。

一日葬のメリット

一日葬のメリットは主にこの3つが考えられます。

金銭的負担が軽減される

西日本の方からすると信じられないかもしれませんが、関東では通夜の席では参列者全員へ通夜振る舞いをします。

通夜の焼香が終わった方から順に、別室へ移動して通夜振る舞いをいただきます。

通夜へ参列する=食事をして帰るという認識が一般的で、「今晩は通夜へ参列だから、夕飯はいらないから」と言う家族間の会話が成立するのです。

その為、遺族側からすれば、一日葬で通夜を省略すると、大幅に「通夜振る舞いにかかる金銭的負担」を減らす事が出来るのです。

また、お寺など司式者が訪れるのが1日だけになりますので、お布施など謝礼にかかる費用負担が軽減する場合もあります。

遺族の精神的負担が軽減される

精神的負担はどうか。通夜、葬儀と従来2回ある儀式が、一日葬では葬儀のみの1回になりますから、参列者への接待にかける時間は少なくて済みます。

この事から精神的負担も軽減されると考えられてます。

親族・参列者の負担も軽減される

通夜、翌日の葬儀告別式と2日間にわたり行われるはずだったのものが、葬儀告別式のみの一日になることで、親族・参列者が拘束される時間も短くて済みます。

拘束時間が短くなるということは、負担も軽減される事に繋がるわけです。

親族・参列者が全員同じ県に在住なわけではありません。

県外から参列の場合、通常であれば通夜の晩に翌日の葬儀告別式に備え、どこかで宿泊も考えないといけなかったはずが、一日葬であれば日帰りが可能な為、宿泊の必要が無くなる場合もあるでしょう。

一日葬のデメリット

逆に一日葬のデメリットはどうなのかも気になるところです。

主に下記の3つのデメリットがあります。

参列出来ない方が出てくる可能性がある

通常の葬儀の場合、昼間に行われる葬儀への参列は難しいので、仕事を終えてから参列が可能な、通夜へ出席しようと考える方が多いのも事実です。

一日葬は主に午前中もしくは昼間に行われる事が多い為、参列出来ない方が出てくる可能性があります。

後日、自宅へ訪問したいとの申し出が後を絶たないケースもありますので、場合によっては一日葬をお勧め出来ない事もあります。

通夜式を省略は、菩提寺に許されない場合もある

ご家族で話し合って、親族の理解も得て、一日葬にしようと決めたとしても、お付き合いのある菩提寺がNOと仰るケースもあります。その場合はお寺の意向を汲む必要がありますので、一日葬は断念して別の形で葬儀を行いましょう。

予行演習の無い一発勝負、当日は常に緊張感

通常の場合、ご遺族は通夜を通じて、儀式の流れや遺族としての振る舞い、焼香作法、場の雰囲気を感じながら過ごしますが、この経験が翌日に生きるのです。

昨日の通夜の経験から、これから始まる葬儀告別式のイメージもなんとなく湧くのです。

自分達がやらなければならない事、葬儀社のスタッフがやってくれる事もイメージできるようになってます。

一度経験したというのは、心の余裕にも繋がりますので、リラックスも出来るでしょう。

しかし一日葬の場合は、前日の経験というものがない為、ある意味ぶっつけ本番となります。

この先どういう事が起こるのか、葬儀社のスタッフのアドバイスを受けながら、常に緊張感をもって臨む事になります。

心は常に落ち着かない状態となるでしょう。

この点もお勧め出来ないデメリットです。

一日葬の費用について

2日間にわたって行われる家族葬よりも、一日で全工程を行う一日葬のほうが費用も当然安くなるのだろうと思われがちですが、実際はそうでもありません。

その点も含めて、ここでは一日葬の費用について、詳しくご説明させていただきます。

費用負担は軽減されるが、大幅に変わるわけではない

一日葬のメリットの所で「通夜振る舞いにかかる費用負担が軽減される」と申しましたが、逆を言えば、「その他の部分では殆ど差異が無い」という事です。

なぜなら一日で全て行われる一日葬も、二日間で行われる通常の葬儀も、「儀式が行われる回数に差異がある」だけで、「儀式に必要な物品に差異は無い」のです。

葬儀場が「1時間の利用でいくら」という時間制の料金体系でも無い限り、本来価格の差は出にくいものなのです。

ですから料金が半分になるなど大きな期待をかけるのはお勧め出来ません。

通夜振る舞いが盛んでない地域の場合、思ったより費用は変わらない

西日本のように通夜の席で、参列者全員へ食事を振る舞う風習が元々存在しない地域であれば、元々通夜振る舞いにかかる費用は多くありません。

ですから一日葬と通常の葬儀を比べた場合、通夜振る舞いにかかる費用分だけ差が生まれるはずですが、関東に比べると差が生まれづらいと言えます。

このようなことから、「思ったより費用は変わらない」という印象を抱く方もいらっしゃると思われます。

一日葬はコロナ禍で需要が増えている

コロナ禍の葬儀事情で、一日葬が需要を伸ばしているのは注目です。

お葬式のむすびすがコロナ前とコロナ後を比較したデータを公開しています。

それによるとコロナ後では、一日葬が通常の2日間で行われる葬儀よりも割合が多くなっているのです。

コロナ禍で新しい生活様式を経ていく中で、人々の意識の変化もあったのでしょう。

密を避ける行動意識は、葬儀にも現れたと言えます。

葬儀へ参列する方々にとって、一日葬は通常の葬儀よりも、他人との接触の機会を減らす事になりますので、感染リスクを減らす事に繋がるとの判断があるのだと思われます。

また、コロナ禍では、通夜の席で人が集まって行う会食は避けられてきました。

通夜振る舞いを行わなくてよいのであれば、通夜式も省略して問題ないだろうとの判断も一部地域では多くあったのではないかとも推測されます。

広島でおすすめ、一日葬のできる葬儀社は?

広島では従来から通夜振る舞いは近い親族のみで行われ、参列者全員へ食事を振る舞う風習はありません。

したがって他の地域よりも二日で行う葬儀と一日で行う葬儀の価格差が少ないと言えます。

また、一日で告別式から火葬、収骨までを行う一日葬であれば、お通夜の晩をどこでどのように過ごすのか。とても大切になってくるでしょう。

お通夜の最後の一晩は、儀式がないわけですから、葬儀会館等の不慣れな場所で過ごすよりも、ご家族で愛着あるご自宅で過ごすのも一考の価値があります。

最後の限られた時間、ご家族で一緒に過ごすお時間を何よりも大切にしているのが広島自宅葬儀社。

広島自宅葬儀社であれば、追加料金のかからない定額料金制で、一日葬プランが200,000円(税込価格220,000円)です。

「少しでも経済的負担を減らしたい」「少しでも感染リスクを軽減したい」「少しでも身体的負担を減らしたい」というニーズに、よりお応えする内容になっています。

こちらでご覧ください
一日葬プラン|広島自宅葬儀社

こういう葬儀社は注意が必要

葬儀社によっては、「一日葬プランの場合は、故人様を葬儀会館へご安置はさせていただきますが、ご家族の方も同じ空間で過ごしたい場合は、追加料金をいただきます」となる事も多く、その場合5万円〜10万円が相場です。

この場合、「故人様をお時間までご安置してお預かりさせていただきますね、ご家族は葬儀告別式の開式時間に合わせてお越しください」というプランなので注意が必要です。

こういう葬儀社は多く存在します。やはり葬儀会館といえどもホテルと同じで宿泊客の有無で、そこにかかる労力も経費も変わります。そこに安くできる理由、料金のからくりがあるのです。

しっかりとご家族皆さんも追加料金がかからず、故人様のお側で滞在できるのかを確認しましょう。

一日葬のまとめ

「スケジュールをどうしても変更したくない」「遠方の親族の事を考えて」「費用の負担を軽減したい」「身体的負担を軽減したい」「密になる機会を減らしたい」などの理由から一日葬を選ぶ方が増えてます。

しかしデメリットもあり、周囲の理解が必要なケースも多く、慎重に考えていく必要があります。一日葬を行う場合は、事前に親族など周囲の理解を得ておきましょう。

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