【葬儀費用の内訳】固定費と変動費とは、費用を抑える方法も解説

更新:2022.06.23

近年、全国的に「家族葬」と呼ばれる葬儀形式を選ぶ人が増えています。

家族葬を選んだ理由として「安く済ませられるから」とおっしゃる方が多いのですが、家族葬を行えば葬儀が安くなるのかというとそうではありません。

正しく葬儀費用の内訳を知り、葬儀費用のどこが抑えられる部分なのかを知り、予備知識をつけましょう。

実はそれが一番お葬式費用を抑えることに繋がります。

葬儀費用の内訳を知ろう

それでは葬儀にかかる費用の内訳を解説していきます。

まずお葬式の会場を思い浮かべてみてください。

会場の真ん中には祭壇が飾られてあります。

そして祭壇の中心にご遺影があり、お寺様が読経をされる、このような場面を思い浮かべると思います。

固定費とは

葬儀参列者の規模に関わらず、「祭壇」と「遺影」は会場にあります。

10名の葬儀でも50名の葬儀でも、祭壇は一つ、遺影写真も一つあります。

参列者数に関係なく、一つ必要なものを固定費と言います。

商品10名の葬儀(親族10名) 50名の葬儀(親族30名)
祭壇
遺影写真
お棺
骨壺
霊柩車



上記のように、葬儀の規模に関わらず、「一つだけ必要になる」ものは固定費です。

たとえ葬儀の規模が大きくなっても霊柩車は一台です、お棺も一つです。

つまり、「規模に関わらず、固定費はほとんど変わらない」といえます。

変動費とは

一方で、葬儀の規模によって変動する費用があります。

10名の葬儀と50名の葬儀を比較した場合を見てみましょう。

商品10名の葬儀(親族10名)50名の葬儀(親族30名)
通夜菓子10名分50名分
会葬お礼品10名分50名分
通夜食事代10名分50名分
葬儀食事代親族10名分親族30名分
※通夜食事を「通夜振舞い」と言い、親族のみ参加する地域、参列者全員が参加する地域があります。

葬儀の規模の違いによって、必要な数が変わります。

上記の商品を「変動費」と言います。

 規模の小さな葬儀ほど、変動費は安くなります。


固定費+変動費=葬儀社への支払い

「固定費」と「変動費」を合わせた総額が葬儀社への支払いとなります。

葬儀費用の内訳は「固定費」+「変動費」と覚えておきましょう。

では下記の表をご覧ください。

左側は近親者のみで「家族葬」を行った場合、右側は親族30名と一般参列者を合わせた50名の葬儀です。

商品10名の葬儀(親族10名)50名の葬儀(親族30名)
祭壇
遺影写真
お棺
骨壺
霊柩車
通夜菓子10人分50名分
会葬お礼10人分50名分
通夜食事代10名分50名分
葬儀食事代10名分30名分

双方を比較すると、通夜菓子、会葬お礼、通夜食事代、葬儀食事代のみ異なります。

これらはいずれも変動費です。

このように家族葬と一般的な葬儀で異なるのは、変動費だけで、固定費は変わらないのです。

そのため家族葬は一般葬と比べてびっくりするほど安いわけではありません。

では葬儀費用はどのようにして抑えるのか、次でご紹介してまいります。

葬儀費用を抑える3つの方法

1.小規模にする

固定費葬儀規模ではあまり変わらない
変動費葬儀の規模が小さいほど、費用がかからない

固定費は葬儀規模で変わりませんが、変動費は葬儀規模が小さくなるほど安く済みます。

規模が小さくなると変動費が安くなり、参列者からいただく香典も少なくなります。

香典収入は一般葬よりも期待出来ません。

しかしそれでも家族葬のほうが葬儀にかかる費用の総額は、安くなります。

また家族葬を選択することが、葬儀費用を安くする確率を高めます。

ここが実は一番大事なところです。

見栄を張る必要がなくなり、身の丈に合ったお葬式を行いやすくなるのです。

2.「固定費」の無駄を省く

先ほど、葬儀規模では固定費はあまり変わらないと述べましたが、不必要な固定費を省くことで、固定費も安く抑えることが可能です。

葬儀費用を抑えたい場合、「固定費の無駄を省きたい」と葬儀社に相談して、不要な品目を省いてもらうと効果的です。

固定費は葬儀社によって考え方に違いがあり、豊富な品目を揃えている場合もあれば、簡素な場合もあります。

しかし、葬儀を依頼する側にとっては取捨選択するのは困難だと思いますが、最も有効なのは、見積もりに掲載されている品目を1品ごとに詳細な説明を求めることです。

必要だと納得した品目だけ購入すれば、大幅な削減が可能になります。

まずは、気になった葬儀社に資料請求をしたり、電話で問い合わせをして、固定費を比較すると良いです。

最終的にご自身が一番納得した形の葬儀が実現するでしょう。

葬儀社の立場で言えば、家族葬にする、家族葬にしないよりも、こちらのほうが大幅なコストカットが可能です。

3.無宗教というかたちにする

家族葬が増えている中で、読経をしないという選択も最近は増えつつあります。

葬儀自体に宗教色が一切ない「無宗教」という形です。

従来は当たり前にあった祭壇を置かない選択肢もあり、「無宗教」の葬儀は全体の1割以上をを占めています。

遺族の自由度が高く、故人が好きだった音楽を流したり、寿司を食べながら生前の思い出話をしたり、リラックスしたアットホームな雰囲気の葬儀です。

自由と言われても困ってしまうかもしれませんが、葬儀社に「宗教色は出さない葬儀にしたい」と相談すれば、色々な提案をしてもらえます。

また、火葬のみという選択で、例えば小さなお葬式が提供している「小さな火葬式159,000円」「小さなお別れ葬97,900円」には祭壇がなく、固定費が大幅に下がります。

さらに、変動費(返礼品や食事代)は0円、食事や返礼品が必要な方だけが、別途追加料金を支払う形です。

固定費を安くする+お寺のお布施も不要という形で、葬儀費用を大幅に抑えることも可能です。

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