葬儀の花はどこに頼む?初めての方でも安心、わかりやすく解説します

更新:2023.10.30

知り合いの葬儀へ花を贈りたいけれど、どこに頼んだら良いのだろう?

この記事では、そんな疑問を持つ方に対して、どこへどのように注文するのかをわかりやすく解説させていただきます。

葬儀の花(供花)は施行する葬儀社へ注文するのがベスト

葬儀の花のことは、一般的に供花(きょうか)、生花(せいか)と呼ばれます。

「葬儀の花を頼みたい」

「供花を注文したい」

「生花を贈りたい」

これらは全て同じ意味になります。

では葬儀の花をどこに頼んだら良いのか。

これには幾つか方法があります。

インターネットの生花配達サービスを利用する方法や花キューピッド、近くの花屋さんで手配するなどの方法もありますが、一番良いのはこれから行われるお葬式を施行する葬儀社へ注文するのがベストです。

施行する葬儀社で注文するのが良い理由1

なぜ実際に施行する葬儀社へ注文するのが最良なのか。

お葬式の場面では、参列する際に心がけることとして控え目に、目立たないように振る舞う方が多いと思います。

式場内の席は前席よりも後ろの席を好む方が多く、静かな式中の場面では誰一人大声を発したりはしません。お寺様の読経だけが式場内に響きます。

ここでご自身の贈った葬儀の花が式場内で目立っていたらどうでしょう。

意図的に目立たせたのなら問題ありませんが、意に反して目立ってしまったものであれば残念な気持ちになるでしょう。

「周囲の花と同じものを注文したかった」

こういう心境になる方もいらっしゃるでしょう。

周囲と合わせようと服装やマナーに気を配る方は、葬儀の花を贈る方法も周囲に合わせたほうが無難です。

葬儀をこれまで何千件と見てきた筆者の経験から葬儀の花を贈る方法の中で、多数派はその葬儀を施行する葬儀社への注文、少数派はそれ以外の方法で花を注文です。

つまり葬儀社への注文が周囲と調和の取れた花を贈れるメリットがあるのです。

同じ供花でも花屋によって、使用する花の種類、名前の文字の書体、名札の大きさ、花のスタンドの種類が異なります。

式場内には同じ花屋が扱う供花が並んだほうが、見た目に統一感があり綺麗です。

自分の贈った花が必要以上に目立つのは困るという方は、特に注意しましょう。

施行する葬儀社で注文するのが良い理由2

葬儀の花を葬儀社へ注文するのが良い理由はもう一つあります。

家族葬が流行している近年では、喪家様側が供花を辞退されていることもあります。

それを知らずにお花を届けてしまったら・・

葬儀社への手配であれば、喪家の事情を把握しているため、このような事態になることを未然に防ぐことができます。

また、どの種類の花がよく注文されているか、周囲の状況や相場を尋ねることもできます。

葬儀社を調べる方法

葬儀場に並ぶ供花

では施行する葬儀社を調べるにはどうしたら良いのか。

喪家様から葬儀の日程の知らせを受けた際、葬儀場所が「○○メモリアルホール」と記載があれば、「○○メモリアルホール」が施行する葬儀社になります。

では自宅やお寺で葬儀を行うと知らせを受けた時にはどうやって葬儀社を調べたら良いのか。

これは喪家様に尋ねるのが一番です。

「この度のご葬儀を担当しているのはどこの葬儀社になりますか?」と電話やメールなどで伺ってみましょう。

喪家様に伺うことは、決して失礼なことではありません。

葬儀社がわかったら電話をしてみよう

葬儀社がわかれば、電話で問い合わせてみましょう。

「○○家の葬儀へお花を贈りたいのですが」と伝えれば、葬儀社が対応してくれます。

葬儀社の案内にしたがって、お花を注文しましょう。

葬儀社へ供花の注文の仕方

葬儀社へ供花の注文する手順は主に2通りあります。

・FAXで注文

・電話で注文

いずれの場合もまずは葬儀社へ電話をしましょう。

インターネットで注文できる葬儀社もありますが、ネット注文は手軽で簡単ですが、ここで大切なのは注文の手軽さよりもお花が確実に葬儀に間に合うことです。

ネット注文は注文完了と画面表示が出たとしても、実際は相手が注文に気づいてからの対応になるので時間ロスが生まれる可能性があります。

まずは電話をすることで相手に迅速な対応をしてもらえやすくなります。

電話で生花を注文したい旨を伝えると相手の葬儀社が案内してくれますので、それに従って行いましょう。

初めての方でも葬儀社が口頭で案内してくれますので、難しくはありません。

詳しくは下記の記事でも紹介していますので、よかったら合わせてご覧ください。

供花の支払い方法

供花の支払い方法は、葬儀社によって異なりますが、主に3通りあります。

・参列時に現金でお支払い

・葬儀後日、振り込みでお支払い

・クレジットカードでお支払い

都合の良い方法を選択できますので、こちらも注文時に尋ねられますので、希望を伝えましょう。

会社関係の生花の場合、「月末締めの20日払い」など社内規定のある企業もあると思います。

その場合は、注文時に支払い希望日を葬儀社へ伝えてみましょう。

法人間の取引であれば翌月払いに応じてくれる葬儀社も多いので、必ず相談してみましょう。

供花はいつまでに注文?

供花注文の締切り時間は葬儀社によっても異なりますが、通夜に間に合わせることを考えた場合は通夜式の始まる3〜4時間前までには注文を完了しておきたいものです。

正午までに注文を完了すれば、どこの葬儀社であっても確実に間に合うでしょう。

通夜式に間に合わない場合でも葬儀告別式には間に合います。

葬儀告別式にさえ間に合えば良いということであれば、通夜式終了後の注文でも間に合います。

つまり通夜式に間に合わせたいという方はお早めに注文を行い、葬儀告別式にさえ間に合えば良いという方は慌てず注文を行いましょう。

この記事を書いた人

廣田 篤  広島自宅葬儀社 代表

葬儀業界20年、厚生労働省技能審査1級葬祭ディレクター。終活カウンセラー。大手冠婚葬祭互助会で通算1,500件の葬儀を担当。家族の在宅介護がきっかけで広島自宅葬儀社を設立。身内の死や介護の経験、数々の葬儀を通じての縁から「死」について考え、文章にすることをライフワークとしている。

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