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北広島町火葬場浄寿苑(芸北)火葬場のご案内|広島自宅葬儀社
広島県山県郡北広島町の芸北地区にある火葬場、浄寿苑をご紹介させていただきます。
旧芸北町(平成17年北広島町へ合併)の火葬場が浄寿苑になります。
県北に位置し、近郊には数カ所のスキー場があるほどの県内有数の積雪地帯となります。
冬場に遠方から自家用車でお越しになる場合は、冬用タイヤの装着は必須となります。
地元の方々は慣れていますが、遠方からお越しになる方は当日の天候にもご注意ください。
火葬場設備の老朽化が目立ちますが、森の中に佇む静かな環境のもと、最後の時間をゆっくり過ごすことができます。
・住所 広島県山県郡北広島町細見10141-16
・TEL 050-5812-2110(北広島町芸北支所)
・駐車場 10台
・火葬炉、炉前ホール、待合室
●交通のご案内
国道186号線、芸北オークガーデン入口を曲がります。
道なりに進むと芸北オークガーデンが見えてきますので、芸北オークガーデン手前を右折すると北広島町火葬場浄寿苑に到着します。
・タクシーの場合
JR可部線 可部駅から55分
・自家用車の場合
中国自動車道 戸河内ICから31分
中国自動車道 広島北ICから40分
北広島町芸北支所から5分
北広島町在住の方 | 12歳以上 | 28,000円 |
それ以外の方 | 12歳以上 | 56,000円 |
北広島町在住の方 | 12歳未満 | 23,000円 |
それ以外の方 | 12歳未満 | 46,000円 |
■注意事項
・駐車スペースに限りがあるため、お車でお越しの際は、なるべく乗り合わせでお越しください。
・火葬場で発生するゴミは、各自でお持ち帰りください。
■棺に入れてはいけないもの
火葬の際に副葬品として下記のものを棺の中に入れるのは、ご遠慮ください。
火葬時間が長くなるほか、遺骨を損傷させてしまう可能性や事故の危険性が高まります。
・燃えないもの(貴金属類、陶器類、瓶類、缶類)
・燃えにくいもの(布団、着物、厚い書籍など)
・プラスチック類
・ライター、スプレー
・ペースメーカーは大変危険です。体内にある場合は、予め火葬場職員へお知らせください。
北広島町火葬場浄寿苑葬儀受付相談
TEL 0120-564-594(24時間365日)
北広島町火葬場浄寿苑で火葬をご検討中の方、葬儀のご相談は広島自宅葬儀社へご相談ください。
火葬のみ70,000円(税込77,000円)〜、家族葬260,000円(税込297,000円)〜低価格で真心を込めてお葬式のお手伝いをさせていただきます。
・広島初の家族葬・自宅葬儀専門葬儀社。
・地域最安値で高品質なサービス。
・料金はプランを選ぶだけのわかりやすい定額料金。
・社員は全員広島生まれ広島育ちの完全自社対応。
事前にご相談いただいた方は、5,000円割引でご利用いただけます。
詳しくは下記からご覧くださいませ。
葬儀に参列するとほとんどの場合、お寺による読経が行われています。
なぜお寺が葬儀を行うのか、疑問に思ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お寺がなぜ葬儀の場面に定着していったのか、その背景をご紹介させていただきます。
日本の葬儀といえば、主にお寺の仕事となっており、お葬式では導師がお経をあげて故人を弔います。
一方で、神社や教会は結婚式を主に引き受けています。
12月のクリスマスは、キリスト教のお祝いの日ですが、日本ではクリスマスプレゼントやケーキが登場します。
そしてお正月や七五三で訪れるのは神社です。
このように特定の宗教に捉われない自由な日本独特の文化が形成され、葬儀と言えば日本では仏教が習慣化され、「葬式仏教」という言葉が生まれました。
また、普段は仏教と縁がないにも関わらず、葬式の時だけお世話になると揶揄されている意味も含まれています。
これほど葬儀=お寺というイメージが定着しているのです。
それでは次項から、お寺が葬儀に関わり始めた背景をご紹介します。
日本の代表的な宗教には神道と仏教があります。
古来、日本では亡くなった死者は穢れであり、死霊となって生きている人を祟るという考えもありました。
そのため、古来では有力者以外の一般人の死体は埋葬すらされることなく、人があまり来ない場所へ放置することや、山中へ置き去りにするのが一般的でした。
神道でも死は穢れという考えがあるため、神社が死者を弔うことはありませんでした。
一方で仏教は死を穢れとは考えていませんでした。
死生観に大きな違いがあったのです。
仏教では人間の身体は、地・水・火・風の4元素から形成され、亡くなると一度自然に還るものの、やがて4元素が再び集まって肉体を形成すると考えられています。
このような理由からお寺の僧侶は、死者を恐れることなく、死者の供養を引き受けるようになりました。
お寺が葬儀を行うようになった始まりです。
お寺が葬儀を行うようになり、それがなぜ定着していったのかを解説したいと思います。
時系列でご紹介しますので順にご覧ください。
鎌倉時代に大きく発展した仏教は、室町時代に入ると幕府と対峙するほどの強大な力を持つようになりました。
安土桃山時代に織田信長が比叡山延暦寺を焼き討ちしたのは有名な話です。
豊臣秀吉も寺院勢力の統制に力を入れていました。
いかに仏教界を管理していくか、権力者達にとって頭を悩ませる案件だったのです。
江戸時代に入ると、仏教界を管理するために「諸宗諸本山法度」という本末制度を導入します。
各宗派の本山を頂点として、ピラミッド構造で全国の寺院を管理するようになりました。
そして島原の乱をきっかけにキリスト教の取り締まりにも力を入れるようになります。
人々が必ずどこかのお寺の檀家になるように「宗門改め」が行われました。
菩提寺が発行する「寺請け証文(てらうけしょうもん)」が身分証明書となり、菩提寺は檀家の戸籍を管理する役割も担うようになったのです。
このようにして檀家と菩提寺の関係は密接になっていきました。
葬儀が発生すれば、自然と自分の家がよりどころとする菩提寺で行われるようになっていったのです。
明治時代に入ると、寺院は国家からの保護を失い、檀家制度も廃止されます。
しかしそれでも菩提寺と檀家の関係は、そのまま変わらず続いていきました。
このような経緯を辿り、葬儀はお寺が行うのが習慣化され、仏式のお葬式が定着していったのです。
葬儀や法要のお勤めを依頼したい時、菩提寺がない、お寺が決まってない方は、読経をお願いしたい時にどこへ頼めば良いのか、不安になる方もいらっしゃるでしょう。
近年、お寺との付き合いがない方は増えていて、珍しいことではなくなりました。
この記事では、よくある事例をご紹介しながら、「菩提寺がない」とはどういう時なのか。
葬儀・49日・納骨などの場面でどのように対応すべきかを解説させていただきます。
対応方法を解説させていただく前に、確認していただきたいことがあります。
私は葬儀の現場で「お寺がない」と相談を受けることがよくあります。
その時の事例をお話すると、最初は皆さん「お寺がない」とおっしゃるのですが、詳しくお話を伺うと「実はお寺はあるのだけれども、呼ぶつもりはない。別のお寺にしようと思っている」
このような場合もあるのです。
距離の問題、お布施金額の問題、人間関係など色々な事情で別のお寺を呼ぼうと判断するのは、ご家族の自由です。
先祖が付き合いを始めた寺と一生この先、孫の代まで縁を繋がないといけないという時代ではありません。
一代で居住地も変わり、それぞれが独立して人生を歩んでいる時代なので、お寺との縁が疎遠になっていくのも仕方ないことなのかもしれません。
しかしもしもお寺があるのであれば、ご先祖がこれまでお世話になったお寺にお勤めいただくことは、今の自分達があるのは、ご先祖から続く歴史があったからだと改めて感じる機会にもなるはずです。
どちらが良いかは、置かれた状況によって異なります。
一人で決断するのではなく、家族や兄弟も交えて話し合って決めていただけたらと思います。
お寺がないとおっしゃる方の状況は、主に下記の4つのどれかに当てはまります。
それぞれに対処法を解説していますので、ご覧ください。
1.実は遠方に菩提寺はある、だけど遠いので近くのお寺に頼もうと思っている
2.実は菩提寺はある、だけど呼びたくない
3.実は以前まで付き合いのあるお寺はあったが、疎遠になった
4.本当にどこのお寺とも縁がない
これに当てはまる方は、菩提寺に連絡をしましょう。
「遠いから対応できない」はお寺が判断することです。
まず菩提寺に連絡を入れて対応可能か伺ってみましょう。
対応いただける場合もありますし、対応できない場合は、菩提寺が代わりのお寺を紹介してくれます。
例えばお隣の県にお寺がある場合、「この距離であれば遠いうちに入らない」というお寺もあるのです。
九州から広島までお越しいただいたことも何度もあります。
ですからご自身で判断する前に、連絡をしてみることをおすすめします。
この場合、過去にトラブルがあったなど、菩提寺にあまり良い印象を持っていないことが伺えます。
しかしお墓が菩提寺にある場合は、納骨時のことも考えて菩提寺に対応いただくのが無難です。
お墓を移せば、菩提寺と縁を切ることは可能ですが、代償として墓の移動で多額な出費が必要になります。
その覚悟が必要になります。
お墓が菩提寺にないのであれば、お寺を新たに探すことも選択肢に入れて構いません。
新たなお寺を探しても問題ありませんが、周囲の家族とも相談して決めましょう。
父の葬儀でお世話になったお寺はあるが、そのお寺とは葬儀以来一度も会っていないという方は、よくいらっしゃいます。
一度も会っていないということは、お墓はお寺の敷地ではない場所にあるのでしょう。
新たにお寺を探しても構いませんが、疎遠でも先祖がお付き合いしていたご縁があります。連絡してみることも一つの方法です。
お寺と距離がある場合は、近くのお寺をご紹介してくださるかもしれません。
新たにお寺を探すかどうかは、葬儀だけでなく、法要や納骨など、これからのことも踏まえて、ご家族と相談して決めるのが良いでしょう。
本当にどこのお寺とも縁がない方は、どこかのお寺に依頼する必要が出てきます。
この場合、さまざまな方法でお寺をご紹介いただくことが可能です。
どうしようと不安になる必要はありません。
次項で解説させていただきます。
お寺がない方が葬儀を行う場合、葬儀社にお寺を紹介いただく形が最も多いです。
メリットは、地元のお寺の事情に精通していますので、評判も見聞きしています。
近くのおすすめなお寺をご紹介いただけるでしょう。
その時に注意したいことは、お寺との付き合いは「葬儀限定」なのか、それとも葬儀後も継続して付き合っていかないといけないのかという点です。
多くの葬儀社は、「葬儀限定」の形をとっています。
この先ずっと続くお寺との関係を葬儀社の一存で決断させてしまう、そんな責任は取れませんというのが本音です。
しかし葬儀を通じて、「良いお寺さんだったな」という印象を抱けば、その時はご家族から継続してお付き合いをお願いすると良いでしょう。
お布施が安いお寺を紹介して欲しいという声もよく聞きます。
もしそういうご希望がある場合は、遠慮なく葬儀社へおっしゃってください。
ご家族のためにと葬儀社がお寺を探してくれるはずです。
葬儀の際に葬儀社からお寺を紹介してもらうのも一つの方法ですが、葬儀前に、ご自身でお寺を探したいという方はぜひ探してみてください。
その時に、右も左もわからずにお寺を探し始めるのはおすすめ出来ません。
幼少期に通った縁がある、子供が幼稚園でお世話になった、地元の行事で話したことがある、このような縁をもとに探すのも一つです。
あるいは葬儀社や親族、友人から評判を聞いて探すのも一つです。
メリットとしては、自分で目利きして判断したお寺になるため、葬儀だけでなく、その後の法要や納骨の時もお任せできるお寺が見つかるという安心に繋がります。
ただし手間と時間が必要な作業になるため、無理してまで行う必要はありません。
お寺がない場合、戒名は葬儀の際にいただきます。
葬儀社から紹介してもらったお寺様に戒名を付けていただく形です。
通常、通夜前にお寺へ顔合わせという形で挨拶を行いますが、その時に戒名に加えて欲しい漢字があればお願いしてみてください。
例えば名前から一文字取る、好きだった物から一文字取る方法があります。
葬儀社から紹介いただくお寺の場合、戒名料は相場と同じ、もしくは相場より安価になることが多いです。
これには高いお寺を紹介してしまって喪家様からクレームをいただくことは避けたいという葬儀社側の意向が働いています。
ですから葬儀社からお布施や戒名が相場よりも高いお寺を紹介されることは、ほぼありません。
お付き合いのあるお寺がいない方が49日を行う時はどうするのか。
方法は3つあります。
1つ目は、葬儀の時にお勤めいただいたお寺に49日のお勤めをお願いする方法。
2つ目は別のお寺を探す方法ですが、この方法を実行に移す方は少数です。
そして3つ目の方法は、49日の読経は無しにして、身内で会食だけ行う方法です。
「本当は無宗教だけれども葬儀だけはお経があったほうが良いと思い、葬儀社にお寺を紹介してもらった。しかし葬儀後の読経は必要ありません」という方もいらっしゃいます。
49日の読経は必要かどうか、家族や親族と話し合ってみると良いでしょう。
読経ありで行う場合は、葬儀の時のお寺様へお願いすると、ご家族の様子も把握してますし、スムーズに行われる可能性が高まるので良いと思います。
菩提寺がない時の納骨は、49日同様に葬儀の際にお勤めいただいたお寺を呼ぶか、読経は無しにして身内だけで行う方法があります。
それとは別に墓地を管理している霊園などからお寺を紹介いただくことも可能です。
葬儀を行った場所と墓地が離れている方が、主にこのお悩みに直面されると思います。
読経が欲しい場合は、墓地管理者に紹介いただくと解決できます。
基本的に下記に当てはまる方は、お寺がないと焦る必要は全くありません。
・読経があれば寺院にこだわらない
・お布施が安いお寺がいい
・継続して付き合うのは抵抗がある、その場限りの付き合いがいい
いざという時には、業者が紹介してくれるので簡単に解決できます。
また、今の時代、お寺の紹介サービスというのも登場して、いつでも誰でも手軽にお寺を手配出来る時代になりましたので、自身で手配することも可能です。
下記に当てはまる方は、自身で気に入ったお寺を見つけることをおすすめします。
・気に入らないお寺が来られると困る、相性も大切だ
・業者から紹介されるお寺を100%信頼はできない
・今後の事も考えて継続して付き合えるお寺を探しておきたい
先述したように一から探すのは困難です。
葬儀社、親族、友人、地域の方からの評判など予め聞いて、その中から興味を持ったお寺を尋ねていくと良いでしょう。
「今、お寺を探しています。少しお話をお聞かせいただけますか?」といきなり尋ねるのではなく、お寺ではさまざまな行事が行われています。
行事に参加してみて、住職の人柄や考え方、お寺の雰囲気を知ることから始めると良いと思います。
2〜3の寺院を尋ねれば、色々わかってくることがありますので、ぜひ試してみてください。
お盆やお彼岸、故人の命日などといった節目には、お墓参りがつきものです。
お墓参りをするときの服装には、いくつかのマナーがあります。
男女別、季節別に、お墓参りをする際の服装マナーについて解説します。
お墓参りの服装について解説する前に、重要な前提をお話ししておきましょう。
ここで解説しているのは、法要の最後に訪れるようなお墓参りではなく、お墓参りだけを行うときの服装についてです。
法要の最後にお墓参りをするのであれば、その服装は「お墓参りに適した服装」ではなく、「法要に適した服装」でなければなりません。
その法要にどんな服装が適しているのかは、施主の方針によります。
一般的には、三回忌までは葬儀のときに着るような喪服を着用します。
七回忌からは平服とするケースが多いですが、「平服では逆に、服を選ぶのが面倒でしょう。みんな喪服でおいでください」と案内する施主もいます。
施主に従いましょう。
この記事は、お墓参りのみを目的としているときの服装について解説していることを、まずはご確認ください。
お墓参りは、故人を偲び、安らかな眠りをと祈るための行為です。
この目的から考えると、男女や季節を問わず、真っ先に押さえなければならない服装のポイントがあります。
それは、派手な色味やデザインを控えることです。
お墓参りの服装は、黒やグレー、紺、ブラウンといった地味めな色を基本としましょう。
パステル系であっても、くすんだピンクや藤色、水色といった落ち着いた色合いならOKです。
かわいらしいピンクやショッキングピンク、赤・黄・青・緑といった原色系は避けるのが無難です。
また、地味な色味であっても、華やかなデザインはお墓参りにふさわしくありません。
フリルやレース、スタッズといった装飾は最小限に抑え、きらびやかなアクセサリーも控えましょう。
女性がお墓参りの服装を考えるときには、「動きやすいかどうか」「暑さや寒さをしのげるか」をポイントにしてください。
ただ、動きやすいからといって、カジュアルすぎる服装はふさわしくありません。
季節別の服装を、具体的に解説します。
夏のお墓参りはとても暑いですが、大胆な肌見せはしないよう注意しましょう。
地味な色味であっても、過度に胸元の開いた服やミニスカート、膝丈よりも短いショートパンツはお墓参りにふさわしくありません。
草の茂った夏の墓地で、虫に刺される原因にもなってしまいます。
長め丈のワンピースを着用するか、ブラウスや上品なTシャツに、パンツか長めのスカートを合わせるのがベストです。
また、気をつけたいのが足まわりです。
サンダルやミュールは過度に肌を見せることになり、墓地の石段では動きづらく危険です。
ヒールの低いパンプスやローファーなど歩きやすいものを選びましょう。
寒さがしのげるようコートが必要になりますが、人工のものであってもファーは避けましょう。
殺生を連想させるアイテムだからです。
足元はブーツでもマナー違反ではありませんが、あまりにヒールの高いものは歩きづらいので控えます。
手持ちの中で一番地味な色味のコートを選び、ファーがついていたら外しましょう。
コートの下は、色味とデザインにさえ気をつければ、暖かさ優先で選んで結構です。
地味めのブラウスやシャツに長め丈のスカートやパンツを合わせるか、ワンピースを選びましょう。
寒暖差対応のため、ジャケットかカーディガンを持ちます。
足元はローヒールのパンプスやローファーがベストです。
男性がお墓参りの服装を考えるときには、カジュアルすぎる格好にならないよう注意が必要です。
お墓参りのときには清掃や草むしりが必要な場合があるので、動きやすさを優先させがちですが、ともすれば部屋着のような格好になってしまいます。
故人への敬意を失わない服装を心がけましょう。
半袖で無地のワイシャツにスラックスかチノパン、足元は革靴がおすすめです。
ノースリーブや下着のようなTシャツ、ショートパンツは避けましょう。
コートにファーがついていたら、殺生を連想させるアイテムのため外しましょう。
コートの下はニットなど、暖かさを重視して選びます。ただ、スウェットはやめておきましょう。
無地のワイシャツにスラックスかチノパンを合わせ、足元は革靴にします。
寒暖差対応のためジャケットかカーディガンを持ちましょう。
子どものお墓参りの服装は、大人と同様、地味めの色やデザインであればOKです。
制服があれば、制服を着せるのがベストです。
「亡くなった両親に晴れ姿を見せたいから」と、成人式の後に振り袖姿でお墓参りに出かけるなど、ときには自分の想いを優先させた格好を選んでも構いません。
大事なのは、故人のために祈る気持ちです。
ただし、下駄や高いヒールの靴を履くときは、足元に十分注意を。
以上、お墓参りの服装について解説しました。
基本的には上記の通りですが、とくにお墓がかなり丘を登ったところにあるといった場合には、スニーカーを携行したほうがいいでしょう。
カジュアルすぎず、動きにくくもない服装を選ぶのは少し難しいと感じるかもしれません。
不安な場合は、一緒にお墓参りへ行く年長者に相談してみましょう。
なお、お墓参りにおいては服装だけでなく、持ち物にも注意が必要です。
お墓参りの持ち物については、下記の記事で紹介しています。
広島県呉市豊町にある火葬場、呉市豊火葬場をご紹介させていただきます。
全国的に有名な「大長みかん」の産地、呉市豊町にある呉市豊火葬場は、昭和37年に建てられた歴史ある火葬場です。
瀬戸内海国立公園にも指定される景色の美しい地域に佇む火葬場は、港町としても知られる豊町らしい風情があります。
県道沿いにあるため、わかりやすい立地なのも特徴です。
・住所 広島県呉市豊町大長4318-13
・TEL 0823-66-2131(豊市民センター)
・駐車場はありません。
地元住民の方は、付近の臨時駐車スペースを使用されているようです。
・火葬炉、告別ホール、炉前ホール、待合ロビー、待合室
●交通のご案内
広島県道355号大崎下島循環線を御手洗地区方面へ進むと道路沿いにあります。
・タクシーの場合
JR呉線 安芸川尻駅から36分(有料道路)
JR呉線 仁方駅から37分(有料道路)
JR呉線 広駅から42分(有料道路)
・自家用車の場合
呉市豊市民センターから1分
東広島呉自動車道 阿賀ICから50分
広島呉道路 呉ICから58分
呉駅から60分
・徒歩の場合
呉市豊市民センターから7分
■呉市火葬場の火葬料金
呉市在住の方 | 12歳以上 | 18,000円 |
それ以外の方 | 12歳以上 | 54,000円 |
呉市在住の方 | 12歳未満 | 14,400円 |
それ以外の方 | 12歳未満 | 43,200円 |
■注意事項
・火葬場の敷地内には駐車場がありません。お車でお越しの場合は、各自の責任で臨時駐車スペースに停めるなどの対応をお願いします。
・ペットの火葬を希望する場合、呉市斎場をご利用ください。
■棺に入れてはいけないもの
下記のものは、棺の中に入れないようにご注意ください。
・金属類、ビン類、缶類、陶器類など燃えないもの
・厚い布団、着物、など燃えにくいもの
・プラスチック類、塩化ビニル類など環境に悪影響を与えるもの
・ライター、電池、スプレー缶など危険なもの
・体内にペースメーカーがある場合は、前もって火葬場の職員へ知らせましょう。
呉市豊火葬場葬儀受付相談
TEL 0120-564-594 (24時間365日)
呉市豊町で火葬をご検討中の方、葬儀についてのお困りごとやご相談は、いつでも広島自宅葬儀社までご相談ください。
広島自宅葬儀社は、家族葬・一日葬・直葬をわかりやすいシンプルな定額料金でお手伝いさせていただいています。
◾️自宅で家族葬(通夜・葬儀)
・270,000円(税込297,000円)
◾️お寺で家族葬(通夜・葬儀)
・270,000円(税込297,000円)
※お寺によっては、使用料がかかる場合もございます。
◾️自宅で一日葬(葬儀のみ)
・215,000円(税込236,500円)
◾️火葬式
・110,000円(税込121,000円)
◾️直葬
・70,000円(税込77,000円)
※事前相談・資料請求で上記価格から5,000円割引
詳しい詳細は、下記からホームページでご覧ください。
精進料理と言えば、お寺の料理、葬儀で出てくる料理と認識されている方もいらっしゃると思います。
精進料理は、仏教の世界では歴史があり、禅寺では今も食事は修行の一環とされています。
この記事では精進料理の由来や料理に込められた意味を解説させていただきます。
精進料理とは、生き物を殺すことを避け、煩悩を刺激しないために作られた料理のことです。
材料から調味料まで、生きている動物を使うことは一切ありません。
そのため肉、魚料理はなく、代わりに野菜、穀物、海藻、豆類、木の実、果物が主に使用されます。
寺院の食事というイメージでしたが、現代では旬の食材を使って素材の味を活かした健康食としても注目されています。
大乗仏教で悟りに至るまでの修行に六波羅蜜というものがあります。
そのうちの一つに「精進」があり、仏道の修行に一心に励むという意味があります。
寺院の修行僧は、元々肉食、美食は避けていたようで、普段から菜食を中心に生活していたようです。
また、僧侶と一般の方々が集まって仏教の理解を深めあう精進日は、肉類を一切口にしなかったため、自ずと野菜、穀物中心の料理になったそうです。
この時の野菜、穀物中心の料理が少しずつ一般にも広まり、お寺の料理=精進料理と呼ばれるようになったと言われています。
禅寺では、現在でも精進料理を作る人も、食べる人も修行の一環として位置付けています。
精進料理を作る人は、「三徳六味(さんとくろくみ)」の教えに従って料理を作ります。
■三徳(さんとく) 3つの心得
・軽軟(ぎょうなん) 食材の持ち味を活かした食感を出す
・浄潔(じょうけつ) 食材を常に清潔に調理する
・如法作(にょほうさ)素材の生命を活かし、粗末に扱わないようにする
■六味(ろくみ) 料理の味は、これらの調和で決まる
・苦(く) 苦味
・酸(さん) 酸味
・甘(かん) 甘味
・辛(しん) 辛味
・鹹(かん) 塩辛い味
・淡(たん) あっさりした味
料理を食べる人には下記の心構えが求められます。
■料理を作ってくれた人に感謝をする
■野菜や穀物、海藻、山菜など、食材となった生命に感謝する
常に感謝の気持ちを忘れずに食事をいただきましょうということです。
食事前、食事後には静かに合掌し、感謝の気持ちを表します。
我々が日常生活で食事前に「いただきます」と合掌するのも、ここに由来があるのかもしれません。
以上、精進料理についての解説でした。
精進料理をいただく機会があれば、作った方の気持ちを想像しながら、感謝の気持ちでいただきましょう。
お釈迦様が亡くなった後、お釈迦様が生前に何を説いていたかを整理してまとめようという動きがありました。
第一回目に行われたこの整理を「第一結集」と言います。
お釈迦様が亡くなられて100年が過ぎると、ライフスタイルも大きく変わり、守るべき規則について教団内部で対立が起こりました。
第二回目の「第二結集」を開くことになり、ここでの一番の争点は「金銭で布施を受け取っても良いか」というものでした。
この時代になると僧侶はどこに出かけるにも現金が必要になったのです。
食べ物で施しを受けるだけでは布教に支障をきたす状態でした。
結果は、お釈迦様が説いたことだけを正当とする「上座部仏教」と時代に即して変化すべきという「大乗仏教」に分かれることになりました。
お亡くなりになられてから、この時まで、お釈迦様の教えは文字ではなく、人から人へ伝唱で伝えられました。
お釈迦様の死後二百年以上が経過して、ようやく文字の文化が生まれました。
お釈迦様が弟子たちへ説いた教えは、パーリ語やサンスクリット語で書かれ、原始仏典と呼ばれる経典が完成しました。
ほぼ全ての文章が、「このように私は聞いた」という言葉で始まり、弟子たちがお釈迦様の説法を聞く形で書かれています。
中国では紀元前後には西域を通して仏教の経典がもたらされ、仏教の歴史は経典の漢訳から始まったとされます。
中国仏教の基礎固めをしたのは四世紀の道安で、5世紀にはインド人と父に持つクマーラジーヴァが漢訳に活躍しました。
日本でも三蔵法師で有名な玄奘は7世紀にインドで仏教を学んだ後、大量の仏典を持ち帰り漢訳に励みました。
日本に仏教が最初に伝えられたのは538年、百済の聖明王が欽明天皇に遣わせた使節が仏像や経典を伝えたのが始まりとされています。
その後、聖徳太子が仏教を本格的に導入し、国造りの柱に仏教を据えました。
「篤く三宝を敬うべし。三宝とは仏・法・僧なり」という言葉は有名です。
このようにインドで千年以上に渡って生み出されてきた膨大なお経が中国に伝わり、
それが漢訳され、全て漢字に変換されました。
それも千年以上昔の中国語の発音で読まれるため、日本人だけでなく、今の中国人が聞いても何を言っているのかわからないのです。
中国人でもわからないのですから、お経が日本人にとって意味がわかりづらいとなるのも当然と言えます。
では現在日本にある代表的なお経には、それぞれどんな意味があるのかを解説させていただきます。
すべてのお経は三蔵からなると言われています。
■経蔵
お釈迦様が説いた言葉をまとめたもの
■律蔵
僧侶や教団のための規則をまとめたもの
■論蔵
経蔵や律蔵の注釈や解釈についてまとめたもの
パーリ語で書かれた原始仏教の経典のうち最古のものと言われ、お釈迦様の初期の教えが詩句の形でまとめられています。
大きくなる前の教団の様子がわかるのも特徴です。
経集と同様にパーリ語で書かれた最古の経典の一つ。お釈迦様の説いた仏教の基本的な教えが26章423の詩句にまとめられています。
大乗仏教の基本思想である「空」を説く、紀元前後に成立した膨大な般若経をまとめたもの。
日本でも玄奘三蔵が漢訳したものが広まり、親しまれています。
日蓮宗、浄土真宗以外の宗派で読まれています。
お釈迦様を毘盧遮那仏と同一視し、悟りの世界観を説いています。
善財童子が53人のキーパーソンを訪ねつつ修行を積んで悟りを開くまでの物語が詳細に書かれた「入法界品」が有名です。
華厳経と並び、大乗仏教を代表する経典。誰もが悟りに至る可能性を秘めており、お釈迦様は永遠にどこでも現れて人々を救うことなどが説かれています。
釈迦が悟りを開いてから最も長い年月を経て、その悟りが成熟したときの教えであると考えられたこと、教え方によってその教えが歪められることはないと考えられたことから、
日本仏教の成立に大きな影響を与えました。
阿弥陀様の浄土思想を説く「無量寿経」「観無量寿経」「阿弥陀経」から成り、念仏を唱えることによって極楽浄土へ往生できると説く。
無量寿経には阿弥陀仏の48の誓いと願いが書かれ、観無量寿経には極楽浄土に往生する方法が物語風に書かれ、阿弥陀経には極楽浄土の様子が書かれています。
浄土宗、浄土真宗、時宗の根本経典です。
即身成仏など密教のエッセンスが説かれ、具体的な修行の方法も記されています。
大日経には大日如来が質問に答える形をとっており、一部では悟りとは何かということ。
二部では実践編が説明されています。
金剛頂経は、大日如来が各地で説いた18の経典で構成されていて、悟りの内容や悟りを得るための修行方法が大日経よりも実践的に記されています。
縁を結んだ師による直接的な伝授がなければ本当の内容は理解できないとされています。
真言宗の根本経典です。
大日如来が80億に及ぶ菩薩に説いた教え。
一人のための「小欲」を大きく絶対的な救済への欲望「大欲」に変えるという前提で、欲望も煩悩も清らかな菩薩の境地であると説いています。
男女の愛欲を含む人間の欲望を肯定し、それらの欲望が清浄な菩薩の位にあると説いているのが特徴なため、誤解を招きやすい内容になっています。
あくまで比喩表現に過ぎず、欲望を含んだ現実世界を全て肯定して、現実世界の中に理想を見出そうとしているのですが、内面的に捉えないと間違った解釈をしてしまいがちなため、高僧から伝授されなければならないとされてきました。
真言宗のお寺では日常的に読まれています。
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葬儀にはまとまった費用がかかってしまいますが、生活保護を受けている方の場合、国がその費用を負担してくれます。
喪主の費用負担は実質無料なので、安心して故人様を送り出せます。
ただし、一般的な葬儀とは異なる手続きを踏まなければなりませんし、葬儀内容にも制限があります。そのため…
「生活保護の葬儀をするためには何から始めたらよい?」
「質素なお葬式で、寂しくならない?」
「追加で自己負担しなければならないものはある?」
…といった疑問をお持ちの方も少なくありません。
この記事では、生活保護受給者の葬儀について、基本的な概要、費用、流れなどを親切丁寧に解説いたします。
国に支援してもらう葬儀だとしても、心を込めて故人様を送り出すことができます。
どうぞ最後まで読み進めてみて下さい。
生活保護とは、病気や障害など、さまざまな理由で経済的に困窮する人に対して国が給付・支援を行う制度です。
日本国憲法第25条に「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とあり、これを保障するために生活保護制度があります。
具体的にどのような給付や支援が行われているのか。生活保護には8種類の扶助があります。
■生活扶助(衣食住にまつわる生活費)
■教育扶助(義務教育にかかる費用)
■住宅扶助(家賃や必要な改修費用など)
■医療扶助(けがや病気の医療費)
■介護扶助(要介護者が受けられる介護サービス)
■出産扶助(出産に必要な費用)
■生業扶助(自立して働けるための費用)
■葬祭扶助(葬儀にかかる費用)
もしもお金がなくて困っていたとしても、生活保護を受給されている方であれば「文化的な最低限度の葬儀」を国が保証してくれるということに他なりません。
葬祭扶助では、通夜や葬儀などのセレモニーを行わない火葬だけの「直葬」に対して、上限額の範囲内で費用が給付されます。
また、身寄りのない方で、喪主となるべき親族や関係者がおらず、第三者が葬儀をしなければならない時も、葬祭扶助制度が適用されることがあります。
ただし、気を付けなければならないのは、遺族や親族に火葬をするだけの経済力があると判断された場合、審査が通らずに費用の給付がなされないことがあります。
また、通夜や葬儀などのセレモニーをしてあげたいと希望する場合も、それは「最低限度」の範囲を超える形の葬儀となってしまいます。
そのため国からの給付はなく、喪主や遺族が費用負担をしなければなりません。
給付される葬儀費用はあくまで国民が納めた税金です。
「お金がない方の最低限の火葬費用は国民全体で支える。もしも家族や親戚でお金を出せるのであれば自分たちで負担しましょうね」という考えのもと、葬祭扶助が行われているのです。
葬祭扶助を受けられるのは、次のいずれかのケースです。
1.喪主となる人が生活保護を受けている場合
葬儀をしたくてもお金がなく、すでに生活保護を受給している人の葬儀を支援します。
2.故人が生活保護受給者で、身寄りがなく、遺族や親族以外の人が葬儀を行う場合
故人様に身寄りがないために、第三者(知人や民生委員など)の方が葬儀をしなければならない場合、葬祭扶助が適用されることがあります。
葬祭扶助の給付金額はいくらになるのでしょうか。
法律によって上限額が決められており、その範囲内で葬儀にかかった実費が給付されます。上限額は次の通りです(令和6年4月1日適用。参照:厚生労働省 生活保護法による保護の基準)。
1級地及び2級地 | 3級地 | |
大人の場合 | 215,000円以内 | 188,100円以内 |
小人の場合 | 172,000円以内 | 150,500円以内 |
自治体によって1級地、2級地、3級地と区分けがされており、それによって基準額も異なります。
広島県の各自治体の区分けは、下記の通りになっています。
■1級地
・広島市
・呉市
・福山市
・府中町
■2級地
・三原市
・尾道市
・府中市
・大竹市
・廿日市市
・海田町
・坂町
■3級地
・竹原市
・三次市
・庄原市
・東広島市
・安芸高田市
・江田島市
・熊野町
・北広島町
・安芸太田町
・世羅町
・神石高原町
・大崎上島町
このように給付金額は自治体や年度によって異なりますので、あらかじめ管轄の役所や福祉事務所に確認しておくと安心です。
もしも故人様がお金を残して亡くなった場合(遺留金)、まずはそこから葬儀費用が補填され、不足分に対して葬祭扶助として給付されます。
広島県にお住まいの方であれば、広島県内全域どこでも広島自宅葬儀社がお手伝いをさせていただきますので、葬祭扶助のことならお任せください。
先ほどから触れている通り、約21万円の範囲内で行う葬儀なので、おのずと「直葬」となります。直葬とは、通夜や葬儀を執り行わずに火葬だけを行う葬儀のことです。
もちろん火葬をするためには、ただ火葬料金を支払えば済むものではありません。
ご遺体の搬送、お棺、ドライアイスなどが必要となります。
生活保護法では、次に挙げられる内容に対して扶助するものと定められています。
■検案
検案とは、医師の継続的な診察を受けずに死亡した場合の死因究明のための検査のことで、亡くなった人が必ず受けなければならない手続きです。
死体検案書が発行されなければ遺体は引き渡されませんし、火葬もできません。
葬祭扶助では、検案書作成に伴う費用を負担してくれます。
■遺体の運搬
遺体の搬送は主に2行程に分けられます。
ひとつは病院などの死亡地から自宅や安置所まで。
もうひとつは安置された場所から火葬場まで。これら搬送全般に対して扶助してくれます。
■火葬、埋葬
火葬料金または埋葬(土葬)するための費用です。
■納骨その他の葬祭に必要なもの
表現があいまいなため、自治体によって解釈が異なりますが、一般的に次のようなものが該当します。
・棺
・仏衣
・骨壺
・ドライアイス
・安置料
・ご遺体保全のための処置費用
・読経料
また、火葬後の遺骨の埋葬(納骨)に関して引き取り手がいない場合、自治体が公営霊園や提携の寺院の合葬墓に埋葬します。
ここまで、葬祭扶助の葬儀に含まれるものについてご理解いただけたかと思います。
では、具体的にどのような流れで進んでいくのか、次章で詳しく解説いたします。
この章では、生活保護受給者が葬儀を執り行う時の流れについて解説いたします。
葬祭扶助を希望する場合、まずは福祉事務所や担当の民生委員やケースワーカーに連絡します。
書類上の手続き、葬祭扶助適用の審査、葬儀社についてなどの指示があるので、それに従う形で動きます。
故人様が息を引き取ってから連絡しても構いませんが、もしも可能であれば生前のうちから葬祭扶助で葬儀をしたい旨を相談しておくとよいでしょう。
いざという時に慌てることがありませんし、葬祭扶助を受けられるかどうかを事前に把握できるからです。
葬祭扶助は、必ず葬儀を行う前に申請します。
葬儀を行った後に申請すると、葬祭扶助が受けられないこともあるので充分に気を付けましょう。
自治体側で申請者の経済状況などを審査し、給付要件を満たしていることが確認できたら、葬祭扶助が適用されます。
葬祭扶助の適用が決まったら、次に希望の葬儀社に連絡し、遺体の搬送を依頼しましょう。
広島自宅葬儀社にご連絡を頂ければ、速やかに福祉事務所の担当者と連絡を取り合い、故人様のお迎えに上がります。
ご自宅または安置所にご遺体を搬送、安置し、火葬の打ち合わせを行います。
火葬日程が決まったら、立ち合いを希望する親戚や関係者にも連絡しましょう。
決められた日時に火葬場に集まり、故人様の最期を見届けます。
通夜や葬儀のようなセレモニーを行うことはできませんが、お別れ室で最後のお別れ、焼香などは可能です。
また、僧侶に数分程度の読経をいただくことも可能です。
火葬が終わると参列者で遺骨を拾い上げて、骨壺に納めます。
お迎えから火葬までの一連の費用は、福祉事務所から葬儀社に直接支払われるため、遺族の費用負担は実質ゼロです。
ただし僧侶へのお布施、お花やお供え物、飲食などを手配した場合は自己負担となります。
生活保護の葬儀にはいくつかの注意点があります。
「生活保護を受けているから0円で葬儀ができる」と安易に考えないよう気を付けましょう。
前の章でも触れましたが、必ず葬儀を行う前に福祉事務所の担当者に葬祭扶助の申請をしましょう。
審査の結果、遺族や親族の中で葬儀費用の支払い能力があると判断され、適用されない可能性もあるからです。
また、葬祭扶助の範囲を超えた葬儀を行なってしまった場合(通夜や葬儀の実施、棺のグレードアップなど)、喪主が費用負担しなければならないことも起こりえますので、充分に注意しましょう。
生活保護受給者であっても葬祭扶助が認められないケースもあります。
主に次の2つのケースが考えられます。
■故人に葬儀費用を賄えるだけの資産がある
葬祭扶助の上限額は約21万円ですが、故人様がそれをまかなえるだけの資産を持っていた場合は、公費で補填するのではなく、故人様の資産から葬儀費用を支払うべきものとされます。
■家族に葬儀費用の支払い能力がある
喪主となる人が生活保護を受けていたとしても、家族の中で葬儀費用の支払い能力があると判断された場合、葬祭扶助が認められないこともあります。
生活保護を受けている人であっても、香典を受け取れますし、それを葬儀費用に充当しなくても構いません。ただし、頂いた香典に対しての香典返しをする場合は実費負担となります。
葬祭扶助は、必要最低限の火葬が基本ですが、それでも心を込めて送り出すために多少の自己負担は構わないとされています。
たとえば、お棺の中にお花を納めたい方は葬儀社が切り花を用意しますし、きちんと供養して送り出したい場合も、火葬場で僧侶が読経をしてくれます。
こうした費用は自己負担となりますが、これらの支払い能力があるから葬祭扶助が給付されないことはまずありません。
とはいえ、解釈は自治体や担当者によって異なるため、多少の交渉が必要なケースもあります。
広島県内の方であれば広島自宅葬儀社にご相談ください。
先日お手伝いさせていただいたあるご家族様の事例をご紹介させていただきます。
O市にお住まいのI様は、ご主人と奥様の二人暮らしで、ご主人がお亡くなりになられました。
「お金がない。今あるのはこれだけ。毎月1万円ずつ必ず支払うから、助けてほしい」
「大丈夫です。無理のない範囲で構いません。お金のことは後にして、今はご主人を送ることだけに専念しましょう。」
葬儀を行うにも金銭的余裕はなく、どのような葬儀をしたら良いのか、これからどうしたら良いのか、奥様はご不安な様子でした。
葬儀の打ち合わせ途中で、本籍地を尋ねると故郷は別の場所であったこと、その場所が豪雨災害で被災し、数年前から生活保護を受けながら今の場所で生活されていたことを知りました。
葬祭扶助が適用される条件を満たしている世帯でしたが、ご遺族様はその制度の存在をご存知でなかったのです。
私はすぐに制度のご紹介をさせていただきました。
本来、葬儀前に葬祭扶助の申請をするべきですが、その日は土曜日、市役所は閉まっています。
事後になりますが、葬儀を終えて月曜日に葬祭扶助の申請を行いましょうとアドバイスさせていただき、日曜日に規定の範囲内で葬儀を行い、月曜日に申請手続きを行いました。
審査の結果は、無事に承認されて、奥様は葬儀費用を負担することなく、葬儀を終えることができました。
当初、金銭的なことに頭を悩ませていた奥様も安堵され、感謝のお言葉をいただきました。
このように事後申請でも認められるケースもありますが、基本的には「事前に相談」がルールです。
今回この記事を書かせていただいたのは、I様のように制度の存在を知らずにご不安な日々を過ごしている方は、まだ他にもいらっしゃるかもしれない。
葬祭扶助の制度を広く知っていただくために執筆いたしました。
これまで見てきたように、生活保護受給者が葬儀を執り行う場合、通常とは異なる特殊な流れや手続き、制約があります。
そんな中でも心のこもったお見送りをするためには、経験豊富な葬儀社選びが大切です。
広島県にお住まいの方で、生活保護の葬儀をお考えの方は、どうぞ広島自宅葬儀社にお任せ下さい。
豊富な経験と高い専門性を持って関係各所と緊密な連携をとり、一方で、不安な思いをされるご家族に寄り添いながら、心温まるご葬儀のお手伝いをして参りますので、まずはお気軽に、お電話、メールなどでご相談ください。
この記事が、お金のことで不安に思っているあなたの心が少しでも和らぎますように。
そして大切な方の最期を、心を込めて送り出す、その一助となりますように。
ご相談は無料
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「まずは相談したい」など、ご検討いただいている方は
メールでのご相談も可能です。
ご相談は無料ですのでお気軽にご相談ください。