法事で香典はいくら包む?香典の金額相場と背景をわかりやすく解説

法事の香典はいくら包むべきかお悩みの方も多いと思います。

インターネットで検索するとある程度の相場は把握できますが、なぜそれが相場なのか説明不足な場合が多く、私は不十分だと思っています。

「なるほど、そういうことか」とスッキリしていただくことを目的として、法事の香典について、わかりやすく解説させていただきます。

まず香典の準備がそもそも必要なのか確認

法事で香典をいくら包むのか。

金額を確認する前に、そもそも法事で香典の準備が必要なのかを確認しましょう。

確認方法としては、一般的に法事の場合、事前に案内状が自宅へ届きます。

案内文に香典に関する記載が何もなければ、香典を辞退する意向はないという事になります。

また、電話やメールで案内がある場合、香典を辞退であれば、「香典を用意する必要がない」と施主側から一言あるはずです。

なければ、通常通り香典を用意しておくのが無難です。

葬儀で香典を辞退されたケースでは、法事も同様に辞退する場合が多いのでよく確認してみましょう。

法事の香典とは  

法事の香典は、結婚式の祝儀に近いものがあります。

結婚式は、事前に案内状が届き、参加者は当日祝儀を用意します。

会場で食事をいただき、帰りに引き出物をいただいて帰宅します。

法事の場合も事前に案内状が届き、参加者は当日香典を用意します。

会場で食事をいただき、帰りに引き物をいただき帰宅します。

まとめると下記の通りです。

結婚式法事
案内状事前に送付事前に送付
参加者祝儀を用意香典を用意
施主食事を振る舞う食事を振る舞う
施主引き出物を用意引き物を用意

このように法事と結婚式はとても似ているところがあります。

双方、「頂いたら、頂いた分だけ礼を返す」という日本人特有の文化からきています。

頂いただけで済ませることは、なかなか出来ないのが日本人。

礼には礼を尽くすのがマナーとされています。

法事で施主から食事の振る舞いを受け、帰りに引き物をいただいて帰宅することになった時、香典を持参せずに手ぶらで参加すれば、相手に申し訳ない気分になるものです。

そのため、予め法事でも香典を用意するのです。

葬儀の香典は、遺族の葬儀代の金銭的負担を軽減する意味合いがありましたが、法事の香典は、施主が法事の食事や引き物へかかる金銭的負担を軽減するために参加者が用意する意味合いがあります。

法事の香典 一般的な事例

わかりやすく結婚式を例に出すと、皆さん結婚式へ出席する際は、3万円の祝儀を用意されると思います。

会場で1万円〜1万5千円のお料理をいただき、帰りに1万円程度の引き出物をいただいて帰ることが多く、施主側からすると手元に5千円〜1万円残るのが一般的です。

法事の場合も同様な考え方になります。

法事へ参加する方は1万円の香典を用意し、法宴で4千円〜6千円のお料理をいただき、帰りに3千円前後の引き物をいただいて帰宅します。

施主の手元に残るのは1千円〜3千円が一般的です。

施主側からすると、参加者から1万円をいただいても、料理と引き物で殆どが消えてなくなることはよくあることです。

言い換えると、法事で食事の席があるとわかっている場合、1万円は包んでいった方が良いと言えます。

結婚式法事
祝儀¥30,000香典¥10,000
料理¥10,000~¥15,000料理¥4,000~¥6,000
引き出物¥10,000引き物¥3,000
残り¥5,000~¥10,000残り¥1,000~¥3,000

では次項で香典の金額相場について解説させていただきます。

法事の香典金額相場

法事の香典金額相場は、1万円ですと言いたいところですが、これだけでは不十分。

正確に言えば、法事の内容、お一人で参加するのか、夫婦や家族で参加するのかで決まります。

状況別に目安を記載しますので、下記を参考にしてみてください。

目安一人夫婦夫婦+子供1名
法事(食事なし)¥5,000¥5,000¥5,000
法事(食事あり)¥10,000¥15,000〜¥20,000¥20,000〜¥25,000

食事がない場合

食事がない場合、参加人数分の食事代を考慮する必要がありません。

香典は本来、世帯に一つ用意するものなので一人でも夫婦でも香典は一つ。

金額も変わりません。

食事がある場合

参加人数分の食事を用意いただいているはずですから、包む金額にも食事代を考慮する必要があります。

一人1万円が相場です。

夫婦の場合、食事は2名分用意されますが、引き物は世帯に一つ用意されます。

そのため香典を単純に2倍にする必要はなく、施主側に負担がかからない程度に2名分の料理代を考慮すれば良いでしょう。

引き物は世帯に一つ用意されるものなので、お一人で参加しても夫婦で参加しても帰りにいただく引き物は一つです。

このようなことから単純に2倍にする必要はありません。

お子様も加えて家族で参加する場合も同様です。

単純に倍にするのではなく、食事代を考慮してお子様一人につき5千円増額するのを目安に考えていきましょう。

香典相場に対してさらに金額を上乗せするかどうかを考える

これまでの説明で法事の香典とは、施主側の負担が重くならないように、赤字にならないように配慮して包めば良いということがご理解いただけたと思います。

食事ありの場合、相場は1万円、食事なしの場合は相場が5千円とご案内させていただきましたが、これはあなたが非礼にならないためにこれだけは守っておきたいという金額でした。

ここからはあなたと施主の関係性、あなたの気持ちで相場以上に上乗せするかどうかを決めてください。

よくインターネット上には法事の香典目安として1万円〜3万円などと載っています。

これは「相場は1万円。あとは上限2万円を目安に上乗せするかどうかお気持ち次第です」という解釈をしていただけるとわかりやすいと思います。

決して宗派や地域性などではなく、それよりもお気持ちの部分が大きいです。

例えば、「父が亡くなって、母もこれから一人で大変だろう。自分は長男、香典は1万円でもいいけど母が心配だから3万円にしておこう」

「もうすぐ叔母さんの四十九日、自分が小さい頃は毎年お年玉いただいていたから、しっかり返しておこう。1万円ではなく3万円にしよう。」

このように相場を目安としてそれ以上に包むかどうか、お決めになっていただけたらと思います。

誤った解釈をしていただきたくないのですが、相場に上乗せしないと気持ちが無いということではありません。

基本的に相場の金額で十分です。

これでは少ないのでは?と感じる方が多く包むものです。

最後に

法事の香典は、前もって参加予定の親族同士で相談し合い、金額を合わせるということもあります。

ご兄弟でAさんが1万円、Bさんが5万円だったと後日わかった場合、1万円だった方は「知らせてくれればよかったのに」とあまり良い気持ちにならないこともあります。

幸い法事というものは前もっての準備期間がありますので、お互いの考えを擦り合わせる時間は十分あります。

突然法事を迎えるよりも、前もって相談し合って当日を迎える方が滞りなく終えられる確率は高まります。

施主から当日の内容を伺い、施主を交えて話を行うのも全く失礼ではありません。

当日をお互いが気持ちよく過ごせるように準備をしましょう。

なお、香典の書き方については下記の記事で詳しく紹介していますので、よかったら合わせてご覧ください。

この記事を書いた人

廣田 篤  広島自宅葬儀社 代表

葬儀業界20年、厚生労働省技能審査1級葬祭ディレクター。終活カウンセラー。大手冠婚葬祭互助会で通算1500件の葬儀を担当。身内の死や介護の経験、数々の葬儀を通じての縁から「死」について考え、文章にすることをライフワークとしている。

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