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ご逝去後、直接火葬場へ向かうご出棺のみの葬儀が「直葬」と呼ばれるようになりました。
その直葬の簡素というネガティブなイメージから、自宅で行うのは周囲の目が気になるという方もいらっしゃいますが、そのご心配は無用です。
何度も実際にお手伝いをさせていただいた経験から、その理由をこれからご説明させていただきます。
寺院の読経など宗教的儀式を省略して火葬のみを選択したことを、周囲に誤った認識をされて風評被害を恐れる方もいらっしゃいます。
代表的なものが、葬儀へお金をかけていないと思われることです。
直葬=火葬のみ=安いというイメージが浸透している今、周囲もそのような目で見てしまうことは考えられます。隣近所の方にそのような目で見られるのは絶え難いと考える方もいらっしゃいます。
「○○さんは、親の葬儀を直葬にしたみたい」と陰口を言われるのは、あまり良い気持ちにはなりません。
無宗教だから儀式をする必要がないとはっきりした理由があっても、周囲からはそのように思っていただけない場合、辛いものがあります。
生前に本人の意思で直葬にして欲しいと頼まれ、忠実に行ったにも関わらず、家族の意向で直葬になったと誤った受け止められ方をされる場合もあります。
このような誤解は避けたいと思うでしょう。
このようなことから自宅で直葬は、どうしようかと二の足を踏む方がいらっしゃいます。
では実際にどうなのか見ていきましょう。
自宅で行う直葬は、ご逝去後自宅へご安置。そして一晩自宅で過ごして翌日出棺となるケースが多いです。
出棺時間は葬儀社と相談して決めます。ご逝去後、24時間経てば火葬は可能です。
ご安置の時間が、深夜早朝の場合、午前中の場合、日中の場合とあるでしょう。
その時間から翌日の出棺時間まで、特別な儀式はありません。
お棺に納棺するタイミングは、ご安置後どこかのタイミングで行うか、翌日出棺の際に行うか選択できます。
それ以外の時間は、出棺まで故人のそばで静かに過ごすことが出来ます。
翌日時間が来るとお別れをした後、自宅から出棺となります。家族も火葬場へと向かいます。
花を用意したい、手紙を書いて入れてあげたい。愛用品を飾ってあげたい、写真を並べたい。
慌ただしい準備はありません。故人のそばで過ごしながらご自身がしてあげたいことを好きなだけできるのです。
最後のひとときを思い残すことなく過ごすことができるのが特徴です。
直葬という心ない言葉の偏見を気にすることはありません、気持ちがこもっていれば、あたたかいお葬式です。
そんな直葬ですが、なぜ周囲にわからずに自宅で直葬を行えるのかを説明させていただきます。
当たり前と思われるかもしれませんが、直葬は家の外で行うものではなく、家の中で行うものです。
今、お隣さんが家の中で何をされているか、あなたはわかりますか?
中の様子は、わからないものです。
直葬なのか、そうではないのか、どこでわかるでしょう?
「参列した時に読経がない」「参列したけど出棺だけだった」
参列しないとわからないものなのです。
出棺時間だけは家族で過ごすことにすると決め、近所の方へ周知すれば解決します。
出棺時間以外の時間帯にご近所の方にはお参りに来ていただいたら良いのです。
その際に葬儀の準備が出来ているかどうか、礼服を着ているかどうかは気にされなくて結構です。ご近所の方は葬儀の時刻ではない時間帯にお参りへ来ています。
ご近所の方も平服です。お顔を見に来る方、お悔やみを述べに挨拶へ来る方ばかりですので、短時間でお帰りになられます。
これによってお別れ〜出棺の時間は家族、親族だけの時間になり、ご近所にはわからずに行えます。
ここまでの流れをおさらいするとこのようになります。
1.ご安置
2.葬儀社と出棺時間を決める
3.家族だけで葬儀を行う意向を近所へ伝える
葬儀時間以外であればお参りへ来ていただくことも可能と伝える
4.故人のそばで自由に過ごす
5.途中、お参りに来られた方の対応
6.時間に合わせて納棺〜お別れ〜出棺
自宅で家族葬を専門にした広島自宅葬儀社では、自宅で行う直葬プランは2種類あります。
弊社が用意させていただく準備物を必要最小限に抑えた直葬プランです。
これまでご説明させていただいた内容はこちらで可能です。
料金は80,000円(税込88,000円)です。
こちらは直葬プランに仏具とお別れの花束、後飾り壇を含めたものになります。
ご近所の方がお参りに来られた際、仏具もありますので、お線香もあげていただけます。
一見するとお葬式の前のような雰囲気がより出る形と言えます。
ご近所の方に直葬がわかってしまうのが心配な方は、こちらのプランがよりおすすめです。
また、火葬終了後、納骨まで遺骨を安置する簡易祭壇もついています。
料金は125,000円(137,500円)です。
祖父、祖母の葬儀が発生した時、喪主は父が務める。私は香典を包む必要があるのかな?
金額はどのくらいなのだろう?
この記事ではそんな疑問にお答えしたいと思います。
祖父母の葬儀へ香典を包むべきかどうか。
結論から言えば、年齢で決まります。
社会人であれば用意したほうが無難です。
学生の方は、用意する必要はありません。理由は二つあります。
香典はご自身が出来る範囲で行うもので、金額が多いから少ないからでお悔やみの気持ちの大小を評価されるわけでも、本人が満足するものではありません。
助け合いの精神で生まれた風習ですから、出来る範囲で結構なのです。
そのため、学生などまだ職に付いていない方は、香典を用意する必要はありません。
中高生、大学生は、ご両親の扶養で暮らしている方が多いと思います。
香典は一世帯で一つ用意します。
ですから例えばお父様が香典を出された場合は、その香典には奥様とお子様も含まれていることを意味します。ですから別でご用意いただく必要はありません。
この場合、代表者のお父様のお名前のみ記載することが多いのですが、たとえ名前は明記されていなくても奥様、お子様も含まれていることを葬儀の場では意味します。
無理のない範囲で用意するのが香典です。その前提で言えば、香典金額の相場は、年齢と共に上がっていくイメージでお考えいただければと思います。
年齢と共に平均年収は上がっていきます。20代と40代では平均年収が違いますので、香典相場にも差が出ています。
それでは年齢別に祖父母様の葬儀でいくら香典を包むのが平均値なのか、相場を見ていきましょう。
あなたが20代で社会人だった場合、祖父母様へ香典を包む場合の相場は1万円です。
先ほど香典は1世帯に一つと申し上げましたので、親と同居の場合は不要なのかな?という疑問も生まれているかもしれません。
ご両親の扶養で生活している場合、金銭的に用意が難しい場合はご用意されなくても結構です。
社会人でご用意が可能な方は、ご用意しましょう。
先述したように、香典はあくまで無理のない範囲で行うものです。
30代の方が祖父母の葬儀へ包む香典金額の相場は、1万円〜3万円です。
1万円もしくは3万円が良いでしょう。
こちらも無理のない範囲でどちらを選択してください。
31歳と39歳でも収入は異なりますし、独身と所帯を持っている方でも生活状況は異なります。事情は様々ですので、ご自身にとって無理のない選択をしましょう。
40代の方が祖父母の葬儀に包む香典金額の相場は3万円です。
ある程度の収入、社会的地位も高くなっている方が多いことから相場が上がっています。
相場は3〜5万円ですが、見栄をはる必要はありません、無理のない範囲で1万円でも結構ですし、多く包む場合は5万円でも構いません。平均値が3万円となっています。
あなたから見た関係 | 20代 | 30代 | 40代 |
祖父母 | 1万円 | 1〜3万円 | 3〜5万円 |
あなたがご結婚されている場合、祖父母の葬儀へ夫婦で参列となるでしょう。
その場合の香典をどうするかについても解説します。
冒頭で香典は世帯に一つと説明した通り、ご夫婦で香典を出す場合、香典袋は一つです。
名前は代表者として夫の名前を記載しましょう。
夫の名前だけを記載していても、葬儀の場では夫婦の意味合いになるという意味ですから、
夫婦それぞれの名前を連名で記載してもマナー違反ではありません。
夫婦二人で香典を包むのだから、香典金額は2倍になる?
このような疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、金額は変わりません。
元々世帯で一つ用意するものですから、金額を倍にする必要はありませんが、
それでは気が済まないという方は、相場よりも多めに包まれると良いでしょう。
ご兄弟がいらっしゃる場合は、予め香典金額について相談をしましょう。
例えばあなたが20代、兄弟が30代であれば、香典金額に差があってもおかしくありません。
しかし兄弟の年齢差は、2〜3歳差の場合が多いです。
ご兄弟がいらっしゃる場合、金額を合わせておくのが無難です。
後でどちらが多かった少なかったという話題になるのも困りますし、場合によっては恥をかいたと思うことになる場合もあります。
「なんでそんなに包んだの?」「多く包むなら予め教えてよ」という会話もありがちなので注意が必要です。
これは年齢を重ねるほど強くなります。
各自がいくら香典を包んだか、香典帳へ一覧にまとめたものを喪主は保管します。
後日、香典返しのお礼をする際に香典帳を利用します。
誰がいくら包んだのか、ずっと残るものです。しかしだからといって見栄を張ることはやめましょう。
あなたはお孫様という立場です。
故人の友人、知人、近所の方よりも近い立場です。ご親族を含めても故人から近い立場です。
そのため、香典金額は一般の方よりも高額になりますが、必要以上に香典を包むと、孫より近い立場の人が困ります。
孫と同じではいけないと無理な金額を包む可能性、孫と同じ金額で恥ずかしい思いをしたと感じてしまう方が出てくる可能性があります。
その相手はあなたのご両親もしくは叔父様、叔母様になるでしょう。
それぞれが良い葬儀だったと思えるように、相場以上の金額は包まないことをおすすめします。
香典をお渡しする必要がない場合もあります。
最近多くなっているのが「香典お断り」のケースです。
特に家族葬で多くなっていますので、葬儀の際はまず香典を受け取るのかどうかを確認したほうが良いでしょう。
ご家族に確認してもわからない場合は、葬儀社へ問い合わせをして聞いてみるのも良いでしょう。
祖父母のお葬式における香典の金額相場について解説させていただきました。
もっと詳しく知りたい方には、お葬式の香典の作法をまとめた記事が下記になります。
相場、香典袋の書き方、包み方、渡し方をまとめてますのでよかったらご覧ください。
中国新聞のお悔やみ情報とは、中国新聞が購読者に向けて訃報のお知らせを新聞内にて掲載するページがあります。
このお悔やみ欄(訃報掲載欄)のことをお悔やみ情報と言います。
新聞社が勝手に掲載するのではなく、ご遺族が中国新聞に依頼した場合に掲載されます。
また、基本的に無料となっています。
中国新聞に掲載される内容は主に下記の通りです。
下記を全て掲載するのか、一部を省略するのか、ご遺族の意思で決めることが出来ます。
載せたくない情報は、省略します。
・故人の名前、年齢
・死亡日
・故人の住所
・葬儀の場所
・葬儀の日時(通夜の掲載も可能)
・喪主の名前
死亡広告は、訃報を知らせる有料広告のことです。
例えば企業が創業者のお別れ会を行う場合など、広い範囲へ告知をする必要がある場合に、広告料を新聞社に支払って掲載します。
掲載する範囲、掲載する紙面の大きさによって広告料が変動します。相場は20万円〜50万円です。
新聞社が依頼を受け、広告料をいただいて掲載するのが「死亡広告」と言えます。
一方で死亡記事は、例えば著名な芸能人の訃報を知らせる場合、新聞社はニュースの一部として取り扱います。これは依頼されたのではなく、新聞社自らが取り上げている点で「死亡記事」となります。
中国新聞お悔やみ情報の特徴は、ご遺族から依頼を受け、広告料をいただかず無料で掲載している点が大きな特徴です。
依頼を受けて広告料をいただく死亡広告とは異なります。
そのため、広島県民の皆様が誰でも気軽に依頼出来る形となっています。
お悔やみ情報への掲載を申し込むと、中国新聞の「通し版」へ掲載されます。
「通し版」は令和3年12月現在、広島県47万世帯、山口県4万2千世帯、島根県3千世帯、岡山県2千世帯へ配布されています。
広島県内へ住む全ての中国新聞購読者へ伝えることが出来るのが特徴です。
中国新聞社が運営する中国新聞デジタルというホームページ上にも掲載されます。
これは新聞を紙面購読ではなく、WEB版で購読出来るサービスです。
こちらの閲覧は、デジタル版を購読している方、もしくは紙面購読をしていてデジタル版の会員登録を済ませている方のみ閲覧できます。
お悔やみ情報には「葬儀は○日○時より、○○で行われます」と葬儀の日時が載るのですが、
掲載日を葬儀当日の朝ではなく、葬儀後にすることも可能です。
最近多いのが、「葬儀は○日家族葬で執り行われました」と葬儀後に事後報告を行う形です。
葬儀の打ち合わせの中で、葬儀社と中国新聞お悔やみ情報への掲載をどうするかを決めます。掲載を希望する際は、葬儀社へ口頭で依頼します。
葬儀社が必要情報を記入して中国新聞へ掲載の申込みを行います。
(遺族が直接申し込むことも可能です)
FAX(0120)098362フリーダイヤルへ
遺族へ中国新聞社が電話を行います。個人情報の確認、掲載の意思の確認、掲載希望日時などを確認します。
原稿を作り、中国新聞内のお悔やみ情報ページへ掲載します。
故人の人間関係を全て知っているか、全ての連絡先を知っているかと問われたら、知っていると答えられる方は少ないでしょう。お悔やみ情報は家族が知らない故人の知り合いへ訃報を伝えるのに有効です。
例えば幼少期の同級生、地元の友人、習い事、職場で知り合った仲間などが挙げられます。
近い者だけで家族葬を行なった場合、家族葬を行なったことを後で事後報告するのにお悔やみ情報は有効です。
肉体的な死だけでなく、新聞に故人の名前が掲載されることで、社会的にも故人が亡くなったことを認識されます。
訃報を知らせる時、相手によっては知らせるべきなのか、辞めておいたほうが良いものか、悩む場合もあります。
知らせることで相手に気を遣わせてしまう、葬儀への参列を促しているように受け取られては困るなど、理由はさまざまです。
直接伝えるべきかを悩む方には、紙面を通じて間接的に伝えるお悔やみ情報は便利です。
中国新聞に掲載されるため、多数の方へ告知できる反面、知らせたい相手、知らせたくない相手を選ぶことはできません。
業者が、葬儀後に自宅へ営業に来るのは、このお悔やみ情報を載せたからではないかと言われる時期もありましたが、これは違います。
このような業者は中国新聞に載せなくても、どこからか情報を入手しています。
(葬儀社が情報を流していると疑われることもよくあるのですが、これは断じて違います。各社個人情報の取り扱いは厳重に管理しています。)
しかし業者が利用する可能性がゼロとは言いきれません。
葬儀を葬儀会館で行うのが主流になって以来、葬儀日時を告知すると、その日は家を留守にしている事を公にしてしまうリスクもありました。
空き巣の心配もありますが、幸い近年そのような事件は発生していませんが、それでも注意が必要です。
葬儀後に事後報告という形で掲載であれば、空き巣の心配もなく告知できるでしょう。
また掲載する際は、住所の特定を防ぐため、住所を「○丁目◯番○号」と詳細まで載せないことも大切です。
翌日の朝刊に載せたい場合、中国新聞から遺族への確認電話が前日の16時までに終えていないといけません。
中国新聞には、休刊日があります。希望日が休刊日と重なる場合もありますので、注意が必要です。
2022年の休刊日
1月2日、2月14日、3月14日、4月11日、5月9日、6月13日、7月11日、8月8日、9月12日、10月11日、11月14日、12月12日
念の為、空き巣対策をしておきましょう。
1.住所が特定されないように、詳細の番地は掲載しない。
2.近所の方々に声をかけ、家を気にかけていただく。
3.家の中に人がいる気配を残しておく。電気をつけておく等。
4.葬儀翌日以降に掲載する。
おひとりさまは、介護や医療、葬儀、墓を「誰に託そう?」と悩むものです。
いざ終活を始めようと思っても、自分の代わりに誰が希望を叶えてくれるのだろうと考えると、手が止まってしまうことはありませんか。
おひとりさまの終活の進め方や、希望を託せる場所について解説させていただきます。
一般に、一人での行動が好きな人や、独身を貫いている人を「おひとりさま」と称します。
一方で、死後に向けて準備をする終活の分野においては、独身を貫いた人のほか、伴侶を亡くし子どもがいない人、頼れる親族がいない人も「おひとりさま」の範囲です。
一人暮らしをしていて、自分の「もしも」のとき誰も助けてくれる人がいない人は、どんなことに困るのでしょうか。
具体的には、次のような場合です。
自宅で急に倒れたとき、自分のほかに救急車を呼んでくれる人がいません。
身体に不自由が生じるようになると、一人暮らしは難しいものです。
介護保険で使える在宅介護サービスなどを入れても、生活の不安はなかなか消えないでしょう。
入院・手術をすることになったとき、身元保証人になってくれる人がいなければ、手続きは滞ります。
手術時の身元保証人には、医師の治療方針を本人とともに聞いたり、手術に立ち会い「もしも」のときの身柄引受人になったり、入院に必要な着替えや日用品を用意するといった重要な役割があります。
おひとりさまが認知症になると、気づいてくれる人が近くにいないため、治療が遅れます。
身支度、掃除、食事などに困難を伴うようになるほか、金銭管理もできなくなってきますが、他に適切な管理をしてくれる人がいなければ、生活は荒れる一方です。
家のゴミ屋敷化や、破産につながりかねません。
自分の認知能力と意識さえハッキリしていれば、医療や介護がスタートしてからでも自分の希望を伝えることができます。
しかし、葬儀やお墓への納骨は、亡くなってから生じるものです。
生前、誰かに希望を託していなければ、理想通りの形にはなりません。
法律では、配偶者や子がおらず、親もすでにない人の遺産は、きょうだいに相続されます。
きょうだいが亡くなっていれば甥姪が相続します。それらの相続人も不在であり、遺言も残されていなければ、遺産は国庫に入ります。
おひとりさまがどのようなことに困る可能性があるか、おわかりいただけたでしょう。
おひとりさまにとっては、「どんな希望を残すか」よりも、「希望を誰に託すか」のほうが重大な関心事ではないでしょうか。
誰に、どんな希望を託すことができるかをご紹介します。
急に入院したときの身元保証人の確保については、現役のおひとりさまなら勤務先に相談するのが近道です。
会社にとって負担ではと尻込みする人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
社員が急に倒れたら、「仕事への影響はどうなる?」「いつから復帰できる?」と、勤務先の方もいち早く情報を得たいためです。
高齢者用のマンションや施設に入居しているなら、管理会社に相談してみましょう。
入院時の身元保証や、介護・医療の希望を託すことなら業務の範囲内としているところも少なくありません。
葬儀や墓、相続の希望については、必要に応じて専門家を紹介してくれる可能性があります。
高齢のおひとりさまが増加するなか、終活サポートを行う社会福祉協議会が増えています。
ただ、「生活の見守りだけ」「専門家を紹介する」など、サポート範囲は協議会によってさまざまです。
住所地を管轄する協議会に問い合わせ、相談してみましょう。
元気なうちから、認知機能が低下した場合の生活・金銭管理を誰に託すか決めておく「任意後見契約」、亡くなった後の手続きを一任できる「死後事務委任契約」などを依頼できるNPOが、全国に複数あります。
定期的な電話連絡などの見守りサポートを行っている場合もあります。
「任意後見契約」や「死後事務委任契約」は、信頼できる弁護士や司法書士に依頼することが可能です。
終活サポートを専門に行っている会社もあります。
おひとりさまの金銭管理や生活サポート、遺品整理までを託せる信託銀行があります。
急に倒れたときのこと、死後のことを誰に託すか決めたうえで、具体的な終活を進めましょう。
とくに必要なのが次の4つです。
エンディングノートとは、緊急時の連絡先や、医療・介護・葬儀・お墓についての希望を書き留めておくためのノートです。
たくさんのエンディングノートが出版されており、おひとりさま用のものもありますから、活用しましょう。
エンディングノートは、個人情報のかたまり。契約を結んだ人など、ごく一部の人にしか開示できません。
しかし、緊急の場合に、「かかりつけ医」「日ごろ飲んでいる薬」「保険証のありか」「緊急連絡先」などを記したメモを救急隊員などが確認できれば、スムーズな医療につながります。
救急隊員やかつぎ込まれた病院に知らせたい情報と、入院時に必要となる着替えやコップ、スリッパを入れた入院バッグを、玄関先など目立つところに置いておきます。
自分が入院となった後、あるいは亡くなった後も、ペットの世話は滞りなくなされなければなりません。
ペットの世話は、先ほど紹介した弁護士や司法書士などの専門家、信託銀行などに託すことも可能ですが、対応が遅れることも。
友人や近隣など信頼できる人に、もしもの場合について相談しておきましょう。
エンディングノートには法的効力がないため、遺産の行き先については、正式な遺言書で残しておく必要があります。
おひとりさまにとって重要なのが、死後事務やペットの世話を引き受けてくれる人への遺贈。
死後事務委任を引き受けてくれる専門家などに相談しながら、遺言書の作成を進めましょう。
ここからは、絶対に必要ではないものの、おひとりさまにとって大事な終活要素について解説します。
身内のいないおひとりさまにとって、友人は宝物のような存在です。
「何日も連絡が取れないと心配して見に来てくれる人」「もしものときにペットの世話をお願いできる人」などを確保できるよう、意識して交友範囲を広げましょう。
心配して毎日電話をくれる子どものかわりに、新聞を取る、昼食の宅配サービスを利用するなど、「誰かが毎日のように訪れてくれる」環境を整えておきましょう。
孤独死予防になります。
野菜たっぷりの料理を自分のために作ったり、散歩やヨガを毎日楽しんだり。
なるべく長く「自分のことが自分でできる」状態を保てるよう、健康に気を配りましょう。
以上、おひとりさまの終活において大事なことを解説しました。
おひとりさまにおいては、「希望を誰に託すか」が最重要ポイントとなります。しかし、それさえしっかり押さえておけば、自由度はかなり高いといえるでしょう。
残されるパートナーや子どもの意思を考慮することなく、好みのお墓を選べたり、支援しているNPOなどに遺産を寄付したりできるためです。
自分らしい最後のため、まずは「希望を託せる先」を探すことから始めましょう。
将来の家族、あるいは自分自身のお葬式について考えてみた時、一人ではなかなか解決できないお悩みが出てくるものです。
そんな時、知識があって親身に相談に乗ってくれる人がいると助かるものです。
広島県にお住まいの方にとって、弊社はそんな存在でありたいと思っています。
弊社へ葬儀相談は、下記の方法でいずれの場合も無料で行えます。
相談後にしつこい営業などは一切致しませんので、ご安心ください。
フリーダイヤル0120-564-594
24時間365日、無料相談を承っています。
今知りたいこと、今でないと困ることは、あると思っています。
ご相談をしたい時にいつでもお気軽にお電話でご相談ください。
葬儀社への連絡はしづらいもの、特にまだ訃報が発生していない時に電話をするのは、抵抗がある方もいらっしゃいます。
その場合は、info@hiroshima-jitakusou.jpへメールでお問い合わせください。
こちらも24時間365日受付けています。
まだ葬儀をどこへ依頼するか決めていないけれど少し興味があるという方、まだまだ先の話だけれども、もしもの時のために資料を揃えておきたいという方は、資料請求がおすすめです。
ホームページから資料請求依頼ができますのでご利用ください。
お電話でも受付けています。
葬儀社とわからないようにして郵送させていただきます。
顔を合わせて直接話したほうが安心する場合は、弊社にお越しいただいて葬儀相談をさせていただくことも可能です。
お一人でもご家族皆さんでお越しいただいても結構です。
お客様にご安心いただくまで、資料をご覧いただきながらお話をさせていただきます。
事前にご連絡いただいて日時のお約束をさせていただけると幸いです。
・住所 広島市中区十日市町二丁目8−8吉田ビル1F
お客様のご自宅へ訪問させていただき、ご相談を承ることも可能です。
わざわざお越しいただくのはと遠慮はなさらず、お気軽にお申し付けください。
弊社は自宅で家族葬のお手伝いをさせていただく専門葬儀社であることから、
事前に自宅を拝見させていただくことによって、具体的なイメージをその場でお伝えさせていただけます。
双方にメリットがあることなので遠慮なくお申し付けください。
その場合、葬儀社とわからないようにして訪問させていただきます。
広島県内どこでもお伺いさせていただきます。
弊社の葬儀相談の特徴をご案内させていただきます。
広島自宅葬儀社にとって葬儀相談とは営業の一環というよりは、広島県民のお悩み解決の場でありたいと考えています。
終活をサポートする立場で公正な意見をお伝えします。
葬儀相談をしていただいたので、弊社の会員になってください等の営業はありません。
ご縁をどうされるかはお客様の自由です。
その場でお悩みが解決されたのであれば、弊社としてこれ以上のことはありません。
すでに他葬儀社様の会員である方でも、お気軽にご相談ください。
複数の話を聞くことでわかることもあります。そのような場合にご利用ください。
葬儀会館で葬儀を検討中の方でもお気軽にご相談ください。
弊社は自宅で家族葬を行う専門葬儀社でありますが、元々は葬儀会館で20年勤務していたキャリアがあります。客観的アドバイスでお役に立てることもあると思います。
広島の葬儀を20年見てきたので、お伝えできることがあります。
また、他県の葬儀も色々見てきましたので、広島の葬儀が全国に比べてどうなのか、違いなども把握しています。
ご親族が東京、大阪にいるなどの場合は、双方の気持ちがわかった上でアドバイスさせていただくことが可能です。
また、広島の中にある地域ごとの風習やお寺との接し方もアドバイス可能です。
相談後の営業は一切致しません。後でお客様へ電話をしたり、メールや資料を送ったりはありません。
そういうのが後であるとわかると相談したくても、したくないとなる場合があることを知っているからです。
ご家族の不安を取り除くことに主眼を置いていますので、葬儀相談によって目的が果たせたのなら、それで弊社も安心します。
弊社の事務所は広島市中区にありますが、ご相談は広島県内であれば、どこにお住まいの方でも可能です。
広島県民の皆さんのお悩み解決を主眼に置いていますので、お気軽にご相談ください。
葬儀相談をすることで得られるメリットをご紹介させていただきます。
一番は今思っているお悩み、疑問が解決できて、ご自身が安心できることです。
仕方ないかもしれませんが、ネット上の情報には全国平均値が多いものです。
広島県に住んでいる方にとって最も知りたいのは、広島県の相場ではないでしょうか。
広島県の相場を知ることができます。
葬儀というものは少しずつ今も変化をしています。
根本は同じですが、選択肢は増える一方です。
お客様の事情に合わせた一番良い手順は何か。最適解を一緒に考え、ご提案させていただきます。
資料をご用意させていただきます。ご家族や兄弟で後日お話をする時にも役立つでしょう。
見積もりもお求めであればご用意させていただきます。
食事、返礼品などをご注文しない場合は、弊社はプラン金額以上の費用はかかりません。
プラン金額=葬儀費用ですが、その見積もりをご提示させていただきます。
私は終活カウンセラー資格もありますので、葬儀だけでなく、お墓、相続などのこともご相談を承ることができます。
葬儀というテーマではなく、もしも亡くなったらというテーマで全般をアドバイスさせていただくことが出来ます。
広島自宅葬儀社がなぜそこまでするのか、疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
理由をご説明させていただきます。
医療や介護についての専門知識はありません。私はそれで父や母の時に無力感を感じました。しかしお葬式についての悩みを減らすことであれば、自分の経験を人様のために活かせると思ったからです。
また、核家族化が進み、近くに相談できる相手がいないという方も増えています。そのような場合に、ぜひお役に立たせていただきたいと思っております。
不慣れなお葬式をよくわからないまま終えて、良かったのか悪かったのか、わからないけれどもとりあえず終えてほっとする。
それはそれで良かったと思うのですが、葬儀社目線で言えば、事前に準備していればもっと良い葬儀が出来ていただろうと思うこともあります。
事前準備の大切さを知っていただきたいのも理由の一つです。
私の母は、要介護5の片麻痺ですが、現在は自宅で在宅介護を受けながら生活しています。
広島県の地域訪問医療、ケアマネージャー、ヘルパー、理学療法士などたくさんの方々に支えながら生きています。
家族だけでなく地域の支えがどれほど大切かを学びました。
私は専門分野がお葬式になりますので、この分野で広島への地域貢献に励み、恩返しさせていただきたい思いです。
家族が単身赴任先や旅行先で亡くなってしまった。
あまりにも予期せぬ出来事で気が動転してしまいます。
土地勘のない場所へ急いで駆けつけます。
普段と変わらない周囲の様子が目に入れば、自分達だけが悲劇に見舞われていると孤独を感じます。
その後の段取りも頼る人がいなく不安はつきまといます。
この記事ではそのような事になってしまった場合の対処方法を解説させていただきます。
お役に立てますと幸いです。
おそらくネット上では、「まずお近くの搬送業者を手配しましょう。料金も安く時間的にも早いです」と書かれているかもしれません。
しかし葬儀業界で20年経験を積んだ私はそのように思いません。
これまで遠方でご家族が亡くなった方のお手伝いをさせていただいたことは何度もありますが、経験上まず行うことは、故郷に帰った時に、お世話になる葬儀社を決めることです。
亡くなった家族を故郷へ連れて帰る手段を考えるよりも、どこの葬儀社に頼むかを先に選んだほうがいい理由は、単純明快です。
ご家族は、「遠方で亡くなった家族を故郷へ連れて帰り、故郷で葬儀をしてあげたい」というのが一番の思いではないでしょうか。
故郷でご家族様からご用命いただいた葬儀社は、連絡を下さったご家族が無事に故郷へ戻り、無事に葬儀を終えられることを一番の使命と感じて励みます。
双方の思いが似通っていることがお分かりいただけるでしょうか?
だから不安な家族にとって一番心強い頼りになる存在が出来るのです。
頼りになる存在をまず作りましょうということです。
故郷の葬儀社は、遠方で家族が亡くなった状況を知り、少しでも力になりたいとあらゆる知恵を授けてくださるはずです。
その現在いる場所付近の搬送業者の手配もしてくれるかもしれませんし、交渉が必要なことがあれば、間に入って行ってくれるでしょう。
故郷へ戻ってから葬儀社のお手伝いが始まるのではなく、お電話をいただいてから既にお手伝いは始まっています。
近くの搬送業者は、故郷へ送り届けるまでが業務で、例えるとタクシーに似ています。
道中のことは親身に考えてくださるでしょうが、乗客が下車した後の、その後のことまでは親身に考えてくださるでしょうか、あまり期待はできません。
一方で、ご家族の置かれた状況、時間的なスケジュールも全て把握していれば、ご家族があまり睡眠を取れていないこと、移動にかかった時間のこと、これまで行ったこと、全てわかってもらえた上で葬儀を段取りしてくれる葬儀社は心強く感じるはずです。
どこで葬儀を行うか、故郷の葬儀社が決まったら、連絡をして今の状況を伝えましょう。
お伝えする点はわかる範囲で結構です。
・現在ご家族がいる場所
・お亡くなりになった方がいる場所
・お亡くなりになった方のお名前、住所
・ご家族のお名前、連絡先(携帯電話)
・現在の状況
・故郷の葬儀社と相談して決めていくこと
下記は葬儀社と決めていくことですが、一度のお電話で全てを決めるわけではありません。
順番に一つ一つ課題を故郷の葬儀社と一緒にクリアしていく、そんなイメージでご覧いただければと思います。
・故郷へ連れて帰る手段
・故郷へ連れて帰るのは、どこの業者が行うか
・いつ現地を出発するのか
・故郷へいつ頃戻るのか
・ご希望の場合、葬儀の日時も決める
遠方で亡くなった家族を連れて帰る方法をこれからはご紹介していきます。
まず陸路、寝台霊柩車で長距離搬送する方法です。
こちらの場合は、業者の車両が出発する車庫→お迎え場所→ご安置場所までの距離で料金が決まる為、故郷の葬儀社が対応する場合は、故郷と現地の2往復分の料金がかかります。
したがって遠方の場合、近くの搬送業者へ依頼する場合が多いです。
ご家族にとって到着を待つ時間が少なくなるメリットもあります。
遠方すぎる場合、距離によってどんどんメーターが上がってしまい料金が高額になることもあるのがデメリットです。
また深夜夜間(夜22時以降)に発生した場合、深夜に遠方まで長距離搬送してくれる業者はあまりありません。
夜間は限られたスタッフで運営している為、遠方まで出て行ってしまうとその他の業務が対応できなくなる恐れがあるためと思われます。
ですから翌朝に故郷へ向けて出発という形が多いです。
深夜の場合、その間はお亡くなりになられた場所でそのまま朝まで過ごさせていただく場合、搬送してくれる業者の施設で一旦ご安置させていただく場合があります。
料金体系に一定の基準はあるのですが、若干の幅があります。その範囲内で各社料金を設定しているため、業者によっては高額になるケースもあるので注意が必要です。
近距離であればその差も気にならないレベルなのですが、長距離となれば数万円の差に膨らむのです。
高額なのかどうかの判断は、ご家族だけでは行えないため、先述したように先に故郷の葬儀社を決めておく事がおすすめです。
故郷の葬儀社へ判断していただきましょう。
飛行機で空輸する方法もあります。
長距離になればなるほどこちらの方が金額的に安くなります。
東京から広島であれば空輸をお勧めします。
空輸の場合、お亡くなりになられた方を棺に納棺した状態で空輸する為、貨物扱いとなります。(通常の貨物よりも丁寧に扱ってくれます)
手順としては、飛行機の予約をして、飛行場まで現地の業者へ連れて行っていただきます。
故郷へ到着時間を故郷で待つ葬儀社へ伝え、飛行場で待機していただきます。
故郷へ着いたら、飛行場から今度は故郷の葬儀社に搬送していただきご安置となります。
空輸自体の手続き自体は難しくありません。
時間を予約して決められた時間に到着すれば、空港職員が行ってくれます。
注意すべきは、故人だけでなく一緒に帰るご家族分の航空チケットも必要になることです。
3名で現地へ向かったのであれば、その分の航空チケット代が必要です。
飛行機は前もって予約している方が多く、当日の状況によってはチケットが取りづらい事もあります。当日に購入する場合は、割高な面もありますので注意が必要です。
もう一つが、棺に納棺して空輸を行うため、棺を購入しなければなりません。
飛行場までの搬送代+飛行機の貨物運賃+家族の航空チケット代+棺代が必要になります。
その為、本来安価なのですが、近距離の場合は陸路のほうが安く収まる場合もあるのです。
また、こちらも深夜の夜間空輸は行えません。日中に対応となるでしょう。
深夜の場合は、陸路同様に一旦翌朝まで待つ必要があります。
例えば広島県の場合、空港から直行便で行けるのは、羽田空港、仙台空港、新千歳空港、沖縄空港などに限られます。場所によっては、どこかの空港を乗り継いで空輸を行う必要があります。
3つ目の選択肢として、現地で火葬して遺骨になった状態で故郷へ帰るという方法です。
元々火葬をしてから、後で葬儀を行う地域であれば、抵抗はないでしょう。
しかし多くの地域では、葬儀を終えてから火葬が主です。
広島の場合も葬儀を終えてから火葬の地域なので、あまりお勧めできません。
現地で火葬、遺骨と共に帰る場合の注意点
一番安価に故郷へ連れて帰られる方法に見えるかもしれません。
確かに連れて帰るのに寝台霊柩車も貨物運賃も必要ありません。ただし今度は、現地で火葬を終えるまでの料金がかかってしまいます。
不慣れな土地で火葬を行う精神的負担も加わります。
そして遺骨になって故郷に戻って、また親族や周囲のために葬儀を行う場合は、かなりの出費が予想されます。
結論から言えば、ご家族が1名で遠方にいらっしゃるのなら、飛行機で空輸が一番安く済む可能性が極めて高いです。直行便があれば活用しましょう。
すでに自家用車で現地へ向かわれていた場合は、帰りも自家用車でお帰りになるはずなので陸路搬送にしましょう。飛行機の場合は、付き添いが必要になります。
自家用車で現地へ向かわれていても、ご家族が2名以上でいらっしゃる場合は、一人が付き添い、一人が自家用車の運転と手分けして、空輸も選択肢に入れましょう。
参考までに料金を下記に添付します。
距離 | 搬送料金 | 高速道路 | その他 | 合計 | |
広島〜博多 | 202 | 9.6~11万 | 7,550円 | 2.5万 | 12.8~14.2万 |
広島〜大阪 | 282 | 11~15万 | 8,350円 | 2.5万 | 14.3~18.3万 |
広島〜名古屋 | 514 | 25~30万 | 11,100円 | 2.5万 | 28.6~33.6万 |
広島〜東京 | 679 | 33~38万 | 16,940円 | 2.5万 | 37.1~42.1万 |
広島〜仙台 | 1158 | 55~60万 | 226,00円 | 2.5万 | 59.7~64.7万 |
※その他には、ドライアイス、搬送用シーツが含まれています。
貨物運賃(80kg) | 棺代 | その他 | 合計 | |
広島〜東京 | 33,915円 | 35,000円 | 25,000円 | 93,915円 |
広島〜仙台 | 47,505円 | 35,000円 | 25,000円 | 107,505円 |
広島〜札幌 | 60,187円 | 35,000円 | 25,000円 | 120,187円 |
広島〜沖縄 | 43,380円 | 35,000円 | 25,000円 | 103,380円 |
※その他費用にドライアイス、搬送シーツが含まれています。
空輸を行う場合、運賃だけでなく、この他にご家族の航空チケット代が必要になります。
その他にもお亡くなりになられた場所〜空港までの搬送料金そして空港〜故郷の安置場所までの搬送料金が必要になります。
まとめると下記の表になります。
同乗者運賃 | 搬送(現地〜空港) | 搬送(空港〜現地) | 合計 | |
広島〜東京 | 3~4万 | 2~3万 | 2~3万 | 7~10万 |
広島〜仙台 | 4~5万 | 2~3万 | 2~3万 | 8~11万 |
広島〜札幌 | 5~7万 | 2~3万 | 2~3万 | 9~13万 |
広島〜沖縄 | 4~5万 | 2~3万 | 2~3万 | 8~11万 |
故人にかかる費用 | その他にかかる費用 | 総合計 | |
広島〜東京 | 93,915円 | 7~10万 | 16.3~19.3万 |
広島〜仙台 | 107,505円 | 8~11万 | 18.7~21.7万 |
広島〜札幌 | 120,187円 | 9~13万 | 21.0~25.0万 |
広島〜沖縄 | 103,380円 | 8~11万 | 18.3~21.3万 |
これまでをおさらいして比較してみたいと思います。
下記をご覧ください。
広島〜博多 | 陸路 | 12.8~14.2万 |
広島〜大阪 | 陸路 | 14.3~18.3万 |
広島〜名古屋 | 陸路 | 28.6~33.6万 |
広島〜東京 | 陸路 | 37.1~42.1万 |
広島〜仙台 | 陸路 | 59.7~64.7万 |
広島〜東京 | 空輸 | 16.3~19.3万 |
広島〜仙台 | 空輸 | 18.7~21.7万 |
広島〜札幌 | 空輸 | 21.0~25.0万 |
広島〜沖縄 | 空輸 | 18.3~21.3万 |
※目安としてご覧ください。
※空輸の場合、付き添いご家族1名の航空チケット代、空港までの搬送料金なども含めた総合計です。
広島〜名古屋は514kmです。
この辺りになると陸路の料金も上がりますので、空輸を検討する必要があると言えます。
広島〜東京間になると空輸は、陸路搬送のおよそ半分の料金で可能になります。
方法を吟味して決まったら、故郷の葬儀社へ相談をしながら、現地の搬送業者を一緒に探しましょう。
現地の業者へは、ご家族から電話されても構いませんし、不安であれば葬儀社の方でも行ってくれるでしょう。
事情を先方へ説明して進めていきます。
現地の搬送業者への支払いに関しては、後日払いなのか、当日払いなのかも確認しておきましょう。
慌てて家を出ていること、事情を話せば後日払いに対応してくれるはずです。
ここから故郷に戻るまでの間は、現地の業者が中心に行いますので、故郷の葬儀社へは、向こうに到着する時間が決まったら時間を伝えて、スムーズに連携が取れるようにしておきましょう。
頼れる存在がいることで、自分は一人ではないときっと感じられるはずです。いつでも何かあれば故郷の葬儀社へ連絡をしましょう。
もしもの時、葬儀社へ連絡するとどのくらいの時間で来てくれるのだろうか。
そんな疑問を持つ方へ、葬儀社の視点から分かりやすく解説してまいります。
結論としてはご連絡をいただいてからおよそ1時間が目安です。
そこに至るまでの流れや最適な連絡のタイミングなども解説させていただきます。
葬儀社へ電話連絡すると、場所にもよりますが、平均1時間でお迎えに来てくれます。
葬儀社へ尋ねられることは、以下の通りです。
・現在地(施設の場合、病棟、何号室まで)
・亡くなられた方のお名前
・亡くなられた方の住所
・お電話されている方のお名前、連絡先
・どこへご安置を考えているか(葬儀会館、自宅など)
死亡判定が医師によってされると、お亡くなりになった方のお体を拭いてくれたり、消毒を行ったり、鼻や耳に詰め物をしていただきます。
これを清拭(せいしき)またはエンゼルケアと言います。
主に看護師によって行われます。およそこちらの処置に30分〜45分かかります。
着替えをしていただける場合も多く、ご用意が出来ていない場合は、浴衣にお召し替えの場合が多いです。着せてあげたいものがあれば、事前に準備して看護師へ渡しておくとよいでしょう。
施設としては、清拭が終わるといつでもお亡くなりになられた方を送り出せる状態になります。看護師は医師へ連絡してお見送りの準備をします。
しかし清拭後に葬儀社へ連絡すると、葬儀社は平均1時間ほど来るのにかかりますので、準備が整ったにも関わらず、葬儀社待ちの状態で1時間待つようになります。
葬儀社待ちになるべくならないようにするためには、看護師による清拭の処置が始まった段階で葬儀社へ連絡すると、待ち時間が少なく済むので良いでしょう。
清拭の処置が終わって、身支度を整えて出発の準備が出来た頃に、葬儀社が到着する。
このような流れになるとスムーズです。
そのためにも葬儀社へは連絡してから1時間要することを念頭に置いて、来てほしい時間の1時間前に電話連絡することをおすすめします。
24時間365日、いつでも対応してもらえる葬儀社がほとんどです。
夜中でも構いませんので、いざという時は時間を気にすることなく電話をしましょう。
すぐに搬送できない場合もあります。どんな場合なのか事例をご紹介します。
老人保健施設でお亡くなりになった場合、医師が施設に常駐していない場合もあります。
死亡判定がまだ済んでいないのに葬儀社へ連絡はまだ早いので、医師が到着して死亡判定が終わるまでは待ちましょう。
家族が施設へ向かっている場合、家族が到着してから搬送したいという場合もあります。
大阪から広島へ現在向かっている最中なので、○○時ごろ到着予定なので、それから施設を出発したいというものです。
急に発生することなので無理はありません、急いで支度をして向かわれていると思います。
向かう先を施設ではなく、安置場所へ変更してもらうケースもありますが、ご家族の心情としては、なるべくその場へ立ち会いたいものです。
時間がかかるかもしれませんが、施設へ到着するのを待つのは良いと思います。
葬儀社が来るのを待つ間、何をしていいかわからない、やっておいたほうがいいことはないのか、焦りにも似た心境になるものです。
しかしこの葬儀社を待つ時間に出来ることは、あまりありません。
深い悲しみの中、あれこれとされる必要はありません。そばにいることだけで十分です。
知らせないといけない家族がいれば、連絡する程度で構いません。
お寺への連絡、今後のことなどは葬儀社が到着して、搬送先への安置が終わってから行いましょう。
自宅へ安置する場合、先に家族の誰かが自宅へ帰って安置場所を掃除したり、布団を用意したりというご家族をお見かけしたこともあります。
もちろんそれでも構いませんが、必ずしも先に自宅へお帰りいただく必要はありません。
葬儀社の寝台車で故人様が自宅へ到着するタイミングで、ご家族も一緒に帰宅されても大丈夫です。
先に自宅へ戻って、例えば部屋の温度を温かくしたり、涼しくしたりしてからお迎えしたいということであれば、故人様、ご家族のためにも良いかもしれませんが、無理にそのようになさる必要はございません。
基本的にご自宅へ安置する際に必要なものは、全て葬儀社が準備していますのでご安心ください。
広島県尾道市向島町にある火葬場、「尾道市向島斎場」をご紹介させていただきます。
・住所 広島県尾道市向島町11098―126
・TEL (0848)44―8660
・予約受付(0848)44―0110(向島支所まちおこし課)
・駐車場 30台
・時間 9:00〜15:00
・休館日 1月1日と市長が休館と認めた日
・公営施設
●交通のご案内
国道317号線沿い、しまなみ海道向島IC入口付近に斎場入口案内看板があります。
■タクシーの場合
・JR尾道駅より21分
■お車の場合
・しまなみ海道向島ICより2分
・尾道市向島支所より5分
・尾道大橋より16分
・尾道市役所より19分
尾道市内在住の方 12歳以上 10,000円
尾道市外在中の方 12歳以上 30,000円
尾道市内在住の方 12歳未満 7,000円
尾道市外在中の方 12歳未満 21,000円
■告別ホール 1室
最後のお別れをして、火葬炉へ入るのを見送るスペースです。
短時間であれば、お寺様に簡単な読経をあげていただくこと、故人との対面も可能です。
■火葬炉 2基
火葬炉は2基になります。
■収骨室 1室
収骨を行うスペースになります。
予め骨壷容器などの準備が必要です。葬儀社に手配していただきましょう。
■待合室ロビー
待合室ロビーは、火葬終了までの待ち時間を過ごすスペースです。
6人掛けのスペースが4ヶ所あります。
換気を行っていますが、密にならないように心がけましょう。
飲食は禁止されています。
■待合室(和室10畳) 2室
待合室ロビーに和室が隣接されています。靴を脱いでリラックスして過ごすことができます。
利用における注意事項と棺の中に入れてはいけないものは下記の通りです。
■注意事項
・危険物・異臭物の持ち込みはできません。
・喫煙は、正面玄関横の喫煙所でお願いします。
■棺の中に入れてはいけないもの
・ドライアイス
・書籍・着物など燃えにくいもの
・缶や瓶など燃えないもの
・プラスチック類
・医療治療器具(ペースメーカー、コルセットなど)
向島斎場葬儀受付相談
TEL 0120-564-594(24時間365日対応)
向島斎場で火葬をご検討中の方、葬儀についてのご相談は広島自宅葬儀社へご相談ください。
向島町で家族葬・一日葬・直葬をわかりやすいシンプルな定額料金でお手伝いさせていただいています。
◾️自宅で家族葬(通夜・葬儀)
・240,000円(税込264,000円)
◾️お寺で家族葬(通夜・葬儀)
・240,000円(税込264,000円)
※お寺によっては、使用料がかかる場合もございます。
◾️自宅で一日葬(葬儀のみ)
・190,000円(税込209,000円)
◾️火葬式 選べる2つの方法
・120,000円(税込132,000円)
◾️直葬 選べる2つの方法
・75,000円(税込82,500円)
詳しい詳細は、下記からホームページでご覧いただけます。
長く共に人生を歩んできた配偶者が、亡くなるというのは考えがたいことです。
しかしいつかは、どちらかが先に旅立ち、どちらかが残されることになります。
残される側になったとき、最後のお別れに集中できるよう、配偶者が元気なうちから夫婦の終活を進めておきましょう。
配偶者が亡くなると、喪主としての務めを果たしたり、手続きをしたりしなければなりません。
伴侶を亡くした悲しみのなか、さまざまなことが押し寄せてくるのは、大変なストレスです。
なかでも、次のような状況に陥り、困ってしまう人が多々みうけられます。
亡くなってすぐ遺言書を探しても、見つけられないという人は少なくありません。
遺言書がないというのであれば、それでも構いません。
しかし、やっかいなのは、亡くなってからしばらく経って遺言書が発見されたときです。
相続がすでに始まっているのに遺言書が見つかると、相続のやり直しになってしまいます。
また、葬儀についての希望は、通常は遺言書には書きませんが、もし書いてあったなら、配偶者は「希望通りの葬儀をしてやれなかった」と悔やむことになります。
葬儀社などから「葬儀の規模や形式について、配偶者の希望はあったか」と聞かれても、生前に本人から希望を聞いておかなければ、伝えることができません。
「好きな花を飾ってあげましょう」「好物をお供えしてあげましょう」とすすめられても、すぐには思いつかず後悔するケースがあります。
死亡保険金を受け取る手続きをしたいと、保険証書を探しても、ありかをきちんと把握していないと、家中を探し回ることになります。
代理店等の連絡先が分かればよいのですが、「配偶者がどんな保険をかけていたか分からない」という人もいます。
死亡保険金の受取期間は、一般に死亡から2年です。数年後に保険証書が見つかっても、手遅れということになりかねません。
葬儀の知らせをするために、故人が使っていた連絡帳を見たいと思っても、それはスマホの中にしかないというケースでは、スマホのパスコードが分からなければ見られません。
パソコン内の住所録を見たいと考えても、同じことです。
葬儀後、配偶者の遺品を整理したいと考えても、思い出のあふれる品をなかなか処分できない人がたくさんいます。
「そもそも、何もする意欲が湧かないのに、遺品の整理なんてできるわけがない」という声も良く聞きます。
配偶者の遺品を整理しないままにしておくと、家族には存在が明かされていない通帳や有価証券類、骨董品などの財産が日の目を見ず、きちんとした相続ができない可能性があります。
また、配偶者の遺品整理をしないまま、残された側も亡くなった場合、子世代が2人分の遺品整理をすることになります。
大きな負担です。
「どうしてお父さんをもっと早く病院に連れて行かなかったのか」「こんなに借金があるなんて知らなかった」と、子世代から生前のコミュニケーション不足をなじられる人がいます。
生涯の伴侶を亡くしてただでさえ辛い中、子世代から不満を浴びせられるのは、耐えがたいことです。
以上のような事態に陥らないためにも、配偶者が亡くなる前、それもできれば双方が元気なうちに、以下の5つをやっておきましょう。
「配偶者が突然倒れたとき」を想定して、自分が配偶者の代わりに希望を叶えてあげられるよう、日頃の会話の中で情報収集しておきましょう。
【介護】どこで、誰に、どのような介護を受けたいのか。
【療養】突然倒れたとき、どの病院で、どの先生に診てもらいたいのか。
ふだん飲んでいる薬はなにか。延命治療や臓器提供、献体を望むか。
【葬儀】希望の遺影写真、葬儀場、宗派など。多くの人に来てもらいたいか、家族葬を希望するか。
【墓】先祖代々の墓か、新しい墓を希望するか。
どこに、どのようなお墓を設けたいか(継承墓、永代供養墓など)。散骨の希望はあるか。
配偶者といえども、財産を全部把握しているとは限りません。
通帳はいくつあるか、保険はどのようなものをかけているか、株や投資信託はやっているか、持ち物の中でとくに貴重なもの(骨董品、宝飾品)はあるかなどを把握しておきましょう。
いざというとき、保険金請求や相続がスムーズになります。
「遺品」にならないうちに不用品を処分しておくと、あとの苦労が少なくなります。
家じゅうを整理するうちに、財産把握ができるうえ、遺言書が見つかることも。
スマホ・パソコンの中身やネット上のやりとりが、持ち主の死亡によってアクセス不可能になってしまうことを、デジタル遺品の問題といいます。
遺族がとくに困るのが、葬儀の連絡簿が故人のスマホにしかないときと、故人がネット上で株の取引をしていたときです。
「あの人の連絡先、どこにある?」「ネットで株とかやってるの?」などのさりげない会話から、デジタル遺品となりえるものを徐々に把握しておきましょう。
パソコンの操作を教えて欲しいと伝え、パスコードを獲得しておくのもおすすめ。
ふだん離れて暮らしている子世代と、コミュニケーションをまめにとっておきましょう。
とくに配偶者の健康で不安なことがあったら、そのつど子世代と共有しておくのがおすすめです。
「子世代に迷惑をかけたくない、不安を与えたくない」と、子どもにネガティブなことを伝えるのを避ける人もいますが、あとを考えると逆効果。
「自分だったら教えてもらっておきたい」を基準に、伝えるべきことは伝えます。
配偶者の終活を手伝うことと同じくらい重要なのが、夫婦二人の思い出をたくさん作っておくことです。
配偶者を亡くすのは、人生最大のストレスといわれます。
配偶者を亡くしたあと、自身の気持ちを支えていくために重要なのが、「2人の人生を、精一杯生ききった」という感覚。
「あのとき、ああしておけば」「こうしておけば」という後悔は、大事な人を亡くしたあとには、誰にでも起こりうる感情です。
しかし、2人が元気なうちに、意識してやりたいことをやっておけば、後悔を最小限にできる可能性があります。
・古希、喜寿などの年祝いをする
・銀婚式、金婚式をおこなう
・子どもや孫に2人で会いに行く、ビデオ通話を楽しむ
2人で心置きなく楽しめる時間を、意識して作りましょう。その思い出が、きっと残される側を支えていきます。また、2人だけのゆったりした時間を持つことで、終活に関する話題も、口にしやすくなります。
この記事では、配偶者が亡くなる前にやっておきたいことについて解説しました。
いざ配偶者が亡くなると、葬儀、初七日、四十九日と、やることがたくさんあります。
事前に準備しておくことで、死後の手続きがスムーズに進みます。2人が元気なうちに、さまざまな不安を解消しておくのがポイントです。
知り合いに不幸があった、家族葬と聞いたのだけれども、香典はどうしたらいいのかな?
このようなお悩みを持つ方が多いようです。
結論から言えば、訃報を知ったのであれば、香典は用意しておきましょう。
その理由とタイミングや金額などもこれから解説させていただきます。
まず家族葬でも香典を用意したほうが良い理由をご説明させていただきます。
どのような形式であれ、訃報を知ってしまったのであれば、渡すタイミングは別として、香典を用意しておきたいものです。
詳細がわかってから用意するという方法もありますが、詳細がわからないからお悩みではと思われます。
後で不要になってしまう可能性もありますが、慌てて準備するよりはとりあえず準備しておこうという考え方をおすすめします。
家族葬ではご遺族が香典を辞退するケースも増えています。そのため、周囲の方は余計に香典を準備する必要があるかどうかお悩みになっているのが実情です。
香典を辞退する場合、遺族から訃報連絡がある際に、葬儀の日時だけでなく、香典をお断りする趣旨を記載している事が多いです。
記載がなければ、特に辞退しているわけではないと考えて良いでしょう。
しかしこの場合も、記載漏れの可能性もありますので、必ずしも受け取ると決めつけないほうが良いと思います。
どちらに転んでも用意さえしておけば、慌てずに対応できるものです。
このようなことから知り合いが家族葬を行うことを知ってしまった場合、香典は渡す前提で用意せず、一応準備しておくというスタンスが最適解です。
「不要になった時は、元に収めれば良い」という考えで一応準備するという考え方を持つとお悩みの時間はグッと減るでしょう。
なぜなら答えはご遺族が持っているため、周りがいくら考えても本人に確かめるほかありません。
なぜ家族葬で香典を準備する必要があるかどうかを悩まれるのか、お悩みの理由を見てみたいと思います。
家族葬は親族のみ参列するケースが多く、親族ではない方々は、自分自身は参列できないと思ってしまいます。そこで参列しないのに香典を用意する必要があるのかどうかという悩みが生まれます。
訃報を知ったために何か自分もしないと、と思う気持ちは大変立派です。
そこで家族葬だと聞くと用意すべきなのかどうかお悩みになるのではと思います。
香典を辞退する場合があることを知っていると、香典を受け取ってもらえるのかどうか気になるお気持ちはよくわかります。
香典を受け取るのか、辞退なのか、早くどちらか知りたい場合は葬儀社へ電話をおすすめします。ご遺族には聞きづらいものです。葬儀社であれば教えてくれるでしょう。
過去に身近で家族葬があった経験のない方は、家族葬が何か特別な葬儀なのかなと身構えがちです。お悩みになる気持ちもわかります。
どちらなのか早くどちらか知りたい場合は、葬儀社へ電話をおすすめします。ご遺族には聞きづらいものです。葬儀社であれば教えてくれるでしょう。
香典を受け取るのか受け取らないのかわからない場合は、とりあえず準備だけはしておくという形が良いと思います。無駄に終わればその時はそれでよしという考え方です。
葬儀後に訃報を知ってしまった場合も、珍しくありません。
その場合にどうしたら良いかは、下記の記事で詳しくをご案内させていただきます。
家族葬で香典を渡す時、家族が香典を辞退していないことを知っている場合はともかく、受け取るのか受け取らないのかどちらかわからない場合は、注意点があります。
香典を渡す時、お断りされるかもしれないと予め心の準備をしておくことが必要です。
せっかく用意したのにという態度を示せば、相手も気まずくなります。
お気持ちは伝わっているはずですから、お断りされた場合は、すぐに引っ込めるくらいが
良いです。
香典をお断りしていたことを渡すタイミングで知った場合、「もう準備してしまったから、私のだけ受け取っておいて、お返しはいらないから」と渡そうとする方もいらっしゃいます。
遺族にとっては、これを受け取ってしまうと、これまでお断りしてきた方々皆さんへ申し訳なさを感じることになります。
誰かのだけを受け取るというのは難しいものですから、香典は引き上げたほうが賢明です。
では香典をいつ渡すのかを次に解説します。
最も多いのは、葬儀後に会った時です。遺族が職場や学校などに復帰した場合に、渡すというものです。葬儀場の受付とは違い、この場合は本人に手渡しで構いません。
「この度は誠にご愁傷様でした。お悔やみ申し上げます」と一言付け加えて渡しましょう。
ご近所の方や友人であれば、葬儀後に自宅へ届けるということもあります。
香典を渡すだけでなく、線香を上げさせていただくと良いでしょう。
お取り込み中であってはいけないので、伺う時間にも注意しましょう。
葬儀場へ行って式には参加せず、香典だけ渡して帰るという方法もあります。
しかしこの方法は、先方がどう思うかが重要になってきますので、あまりおすすめできません。家族葬ですから葬儀場には親族のみのはずが、親族以外の方が来られることによって、有難いと思う反面、わざわざ来ていただいた申し訳なさ、自分の配慮が足らずこのようなことをさせてしまったのかもしれないとご自身を責めるご家族もいらっしゃるかもしれません。
また家族葬では通常の葬儀とは違い、受付自体が用意されていないケースもあります。
その場合は、葬儀場の方へ預けるという形は出来ませんので、ご遺族へ直接手渡しとなります。
香典を現金書留で送る方法もありますが、先方が香典を辞退されているかどうかを把握してから行う必要があります。
もしも香典を辞退されている場合、ご遺族の手間を増やしてしまいかねません。
送る前に確認しましょう。そしてお会いできるタイミングが見込めない場合に限りましょう。
たとえばある日、職場の同僚Aさんの祖母にご不幸があったとします。
職場内ではこれからAさんの祖母の葬儀が行われること、明日からAさんが忌引き休暇に入ることが周知されます。
葬儀は明日、明後日で家族葬で行われると知らせを受けます。
この場合、香典はいつ渡したら良いものか、職場の方々がお悩みになるケースがあります。
今、Aさん本人が目の前にいる。今渡しておくのは失礼にあたるのだろうか。
家族葬だから葬儀が終わるのを待ってから香典を渡すべきなのかどうかというお悩みです。
この場合、葬儀前に直接Aさんに香典をお渡ししても全く失礼にあたりません。
Aさんにとっても葬儀後、職場に復帰して香典をいただくよりも、葬儀前に香典をいただいたほうがお返しの準備にも手間がかからないメリットがあります。
但しお渡しする際、お断りされる可能性があることを踏まえて、無理に渡すことだけは避けましょう。
香典をいくら包むべきか、金額については下記の表を参考にしてください。
一般の葬儀と金額は変える必要はありません。
あなたから見た関係 | 20代 | 30代 | 40代 |
祖父母 | 1万円 | 1万〜3万円 | 3万〜5万円 |
親・義理の親 | 3万〜10万円 | 5万円〜10万円 | 10万円〜 |
兄弟、姉妹 | 3万〜5万円 | 5万円 | 5万円〜 |
叔父、叔母 | 1万円 | 1万円 | 1万〜3万円 |
従姉妹 | 1万円 | 1万円 | 1万〜3万円 |
その他親戚 | 3千〜1万円 | 3千〜1万円 | 5千〜1万円 |
上司 | 5千円 | 5千〜1万円 | 1万円〜 |
上司の家族 | 3千〜5千円 | 3千〜1万円 | 5千〜1万円 |
同僚、後輩 | 5千円 | 5千〜1万円 | 1万円〜 |
同僚、後輩の家族 | 3千〜5千円 | 3千〜1万円 | 3千〜1万円 |
友人、知人 | 5千円 | 5千〜1万円 | 5千〜1万円 |
友人、知人の家族 | 3千〜5千円 | 3千〜1万円 | 3千〜1万円 |
先生、恩師 | 3千〜5千円 | 3千〜1万円 | 3千〜1万円 |
近所の方 | 3千円 | 3千円 | 3千〜5千円 |
ご相談は無料
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