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お葬式の時に喪主や遺族の頭を悩ませるのが戒名の値段です。「お布施をどれくらい包んだらいいのだろうか?」と悩まれていませんか?
そんなあなたのために、この記事では、戒名とお布施の値段について、分かりやすく解説いたします。
戒名のランクによって異なるお布施の値段について、またランクのない浄土真宗の法名の場合のお布施の値段の考え方について、どこよりも分かりやすい記事に努めました。
どうぞ最後まで読み進めてみて下さい。
まずはじめに、戒名のランク別にお布施をどれくらい包めばよいのか。その相場を表にしました。
院居士・院大姉 男性 〇〇院△△◇◇居士女性 〇〇院△△◇◇大師 | 80万円を基準に。またはそれ以上 |
院信士・院信女 男性 〇〇院△△◇◇信士女性 〇〇院△△◇◇信女 | 60万円を基準に(50万円~70万円) |
居士・大姉 男性 △△◇◇居士女性 △△◇◇大師 | 30万円を基準に(20万円~50万円) |
信士・信女 男性 △△◇◇信士女性 △△◇◇信女 | 15万円を基準に(10万円~20万円) |
お布施をいくらくらい包めばいいのか悩んでいる方は、まずはこの表を参考にしてみて下さい。
これが一般的な相場です。ネットや本だけでなく、筆者自身もさまざまな宗派のお坊さんに聞いて回った結果、大体これくらいなのです。
ですから、ここに挙げた金額を包んでおけば、まず心配ありません。
この一覧表の値段はあくまでも目安に過ぎません。
どれだけのお布施を包むかは自分たちで決めればいいのです。
なぜなら、お布施とは包む側の「気持ち」を反映させるものだからです。
よく「お坊さんに『お気持ちで』と言われて困ってしまう」という悩みを聞きますが、しかし本当に「気持ち」で包むべきものなのです。
それは、僧侶は本来、人々からの施し物で生きるべき存在だからです。
人から施されたものは、おいしいものでも、おいしくないものでも食べなければいけない。それが仏教の本義です。
では現実的に、たとえば10円でいいのかとなると、今度は逆にそうはいきませんよね。
お布施を包む側のあなたの心の中に「大事なお父さんの供養に10円のお布施でいいのだろうか」という不安がよぎるはずです。
だから、お寺は目安の金額を提示しますし、世間的に相場というものが浮き上がってくるのです。
でもそれはあくまでも参考価格です。あなたの故人への気持ち、できる限りの気持ちを自分自身と向き合い、決めていきましょう。
さて、この表を見てみなさんはどのように思われますか?
「高いなあ」
「こんなものか」
その受け止め方は人によってさまざまです。そこには2つの理由が考えられます。
1つはその方の経済的な理由です。年収200万円の人にとっての「信士20万円」と、年収1億円の人にとっての「信士20万円」では、その受け止め方が大きく異なります。
そしてもうひとつは、お布施を納める価値をどれだけ感じられるかです。
「きちんと故人さまに成仏してもらいたいからこれくらいの出費は気にならない」「なんで2日間のお経でウン十万円も包まないといけないのか」と、葬儀や仏教に対する考え方も人によってさまざまです。
だからこそ、お寺側は定額にできないのです。
理由は、前の章でも言った通り、お布施はそもそも包む側の気持ちの問題だからです。
気を付けなければならないのは地域差やお寺の取り決めです。
全国的にみると戒名の値段にも地域差があるようですし、お寺の檀家たちによって値段を取り決めしているところも少なくありません。
迷った時はインターネット検索や自分たちの判断だけでなく、思い切ってお寺に相談してみるのが良いでしょう。
お寺に相談しづらい方は、同じお寺の檀家の親戚や知人に聞くのも方法です。
そういう相手もいないのであれば、地元の葬儀社や仏壇店や墓石店など、お寺とかかわりの深い業者に相談してみましょう。
広島県内の方であれば、私たち広島自宅葬儀社にご連絡いただければ、適切なアドバイスをいたします。
お気軽にお電話やメールでお問い合わせください。
広島県は「安芸門徒」と呼ばれ、浄土真宗、特に本願寺派(通称「お西」)のお寺が実にたくさんあります。
浄土真宗では戒名がなく、法名が授けられるということはよく知られているところです。
「釋◇◇」または「〇〇院釋◇◇」という形になります。
院号こそあれ、法名にはランクがないのが大きな特徴です。
戒名とは本来、出家者が正式に僧侶となる時に、「戒」(僧侶が守るべき規範)とともに授けられる僧侶としての名前のことです。
しかし、出家者と在家者を区別しない浄土真宗では、その教えから授戒や戒名がありません。
戒名がない。法名にもランクがない。
このあたりに、阿弥陀如来を信じる者はどんな人でも等しく救われると説く親鸞聖人の平等主義が反映されています。
浄土真宗の法名に対するお布施の目安は20万円です。
20万円包んでおけばまずお寺に失礼には当たりません。
あとは前章で述べたように、自分自身の気持ちに向き合ってお布施の金額を決めていきましょう。
また、院号は本山寺院から授かるもので、定価が決まっています。
お西の本山である西本願寺の場合は20万円、お東の本山である東本願寺の場合は8万円です。
院号を授かりたい方はお寺の住職に相談してみましょう。
さて、最後に戒名のランクと値段について、私たちがお客様からよく頂く質問にお答えします。
ふだんのお仕事でさまざまな僧侶とつながりがあるからこそ、宗派を超えた中立的な目線でお答えできるものと思います。参考にしてみて下さい。
供養に差は出ません。お布施の金額に関わらず、その宗派が定める作法に則って葬儀は執り行われます。
昔はひとつの村落共同体の中にひとつのお寺がありました。
かつては労働、教育、介護、医療、行事など、さまざまなことが共同体の共助で行われ、その中心にお寺がありました。
共同体におけるその人の貢献度が、そのまま死後の戒名のランクにもつながったと言われており、その名残がいまも残っているのです。
お寺に相談してみて下さい。上に挙げた一覧表はあくまでも目安に過ぎません。
実際に弊社の事例でも本当に困窮されている方の葬儀を数万円のお布施で引き受けられたお坊さんもおられます。
あなたができる精一杯の金額をお寺に伝えてみましょう。
いかがでしたでしょうか。戒名のこと、お布施のことで分からないことがありましたら、お気軽に広島自宅葬儀社にご相談ください。
家族葬をとにかく安く抑えたい方に向けて、執筆させていただきました。
葬儀社代表としての立場から、本意ではない部分もありますが、安く抑えることに着目し、ありのままを書かせていただいています。
費用を安く抑える5つの方法をご紹介させていただきます。
その中からこれならと思うものを取り入れていただければと思います。
家族葬費用を抑える方法として5つあります。
一つ目は、宗教色を出さないこと。仏式であれば寺院、神式であれば宮司が司式者として葬儀へ参加されます。
それに対して謝礼とも言えるお布施を用意する必要があります。
宗教色を出さなければ、その謝礼部分が必要なくなるため、費用を抑えることができます。
宗教儀式を行わないお別れをして火葬のみのプランが、最も費用を抑えることが可能です。
お葬式は、通夜・葬儀と2度儀式があるのが通常ですが、それを一度にする方法です。
通夜は儀式を行わず、葬儀の日だけ儀式を行う一日葬とも言われています。
例えば、寺院のお布施も1日分になりますので、少し費用を抑えることができます。
葬儀社への支払いも式進行は1日分のみとなります、こちらも少し費用を抑えることができます。
お葬式では、参列者、親族へ飲食の接待を行うのはつきものです。
こちらを省くことができれば、家族葬費用を抑えることが可能です。
後ほどデメリットもご紹介させていただきますが、可能であれば行なってください。
葬儀社の家族葬プランだけでは、全て必要なものが含まれておらず、追加料金がかかる場合もあります。
また全て含まれているのだけれども、オプション品を勧められて、言われるがまま注文してしまうこともあります。
「最後だから」「親孝行になりますよ」と言われれば、心は揺らぐものですが、オプションは頼まないようにできれば、費用を抑えることができます。
例えばお葬式の最後に入れてあげる花を近くの花屋さんで購入して準備する。
お弁当は家族の分だけ予め近くで購入しておく。
このような自前でDIYを行うのも費用を抑えるのに有効です。
霊柩車、棺、骨壷を自前で用意は困難ですが、できることはやってみるという方法です。
元々無宗教の方であれば問題ありませんが、そうでない場合は、周囲の理解が必要になります。
まず「なんでお寺を呼ばないのか?」と疑問を持つご親族がいるかもしれない懸念。
後々言われないように理解を得ておくと良いでしょう。
お付き合いのあるお寺がある方は注意が必要です。
付き合いがあれば絶対呼ばないといけないのかと言えば、そうではありませんが、今一度周囲の家族とお話してみてください。
「そのお寺と今後付き合うつもりはない、子供の代まで続かせたくないから自分で終わりにする」というご家族様もいらっしゃいます。
ご先祖があって我々が今を生きています。
これまでのご縁を今一度考えてみて、お寺様へご相談されてみてはいかがでしょうか。
予算が厳しいことがわかれば、相応に対応してくださる優しいお寺様もいらっしゃいます。
通夜式・葬儀告別式ではなく、葬儀告別式のみを行う場合、費用を安く抑えることはできます。
デメリットは通夜しか参列できないという方がいた場合、参列できない方が出てくるという点です。
しかし家族葬であれば、そういう場面は稀でしょう。
家族葬では一日葬にするデメリットは少ないと言えます。
他人との接触機会を減らすことにもなるので、コロナ禍で需要が高まっているのが一日葬です。
飲食にお金をかけないというのは、親族へのおもてなしの部分を省くことに繋がる場合もあります。
何も親族に出さないのは気が引けるという方へは、おすすめできません。
午前中に葬儀を行った場合、昼時に火葬場で待ち時間が発生します。
約90分ありますので、そこで食事を振る舞うご家族が多いのが実情です。
気を遣わなくて済む間柄、本当に家族だけで行うのであれば、可能だと思われます。
また、火葬場へ着く時間を昼時にしないという方法であれば、食事を省くこともできるでしょう。
営業のように色んな商品を勧める葬儀社もありますが、本当にお葬式にあった方が良いとご家族を思って勧める場合も多くあります。
例えば先ほどのお食事を例にしても、ご家族が親族に後で色々言われないように配慮して勧めることもあります。
何でも全てオプションは要りませんではなく、必要か必要ではないか、一つ一つに説明を求めて理解した上で選択しましょう。
その判断は一人では困難です。ご家族の誰かと一緒に話を聞きましょう。
また、必要だと思うならばオプションにせず、初めからプラン内にしておくのが親切な葬儀社だと個人的には思います。
オプションの多い葬儀社は要注意と言えるでしょう。
お花や弁当を自前で用意する方法は費用を抑えることができます。
しかし一点だけ注意が必要です。
それは決められた時間に準備することです。いつまでに用意したらいいのかを葬儀社へ確認をしておきましょう。
その点を注意すれば、大丈夫です。
デメリットがとても重く感じる方もいれば、こんなものかと感じる方もいらっしゃったでしょう。
お葬式に対する考え方、取り巻く家族の状況は千差万別で、それぞれ異なります。
葬儀社としては、デメリットがある分、万人におすすめできない事情があります。
デメリットをしっかり理解した上で安く抑える方法をとってください。
とにかく家族葬費用を安く抑えたい方にとっては、先述した方法は有効です。
弊社であれば、葬儀社への支払いが税込88,000円から可能です。
宗教儀式はなく、火葬までのお手伝いになりますが、自前でお花や弁当をご用意いただければ、10万円でお釣りがくるでしょう。
しっかり最後の時間を故人と共に過ごし、お別れの時間も持てます。
安い家族葬を探していても、安かろう悪かろうでは困ります。
この「悪かろう」になる場合の多くは、葬儀社のサービスが悪かったというよりも、もっと正確に言えば「思っていた内容と違った」というケースが圧倒的に多いです。
このような残念なことを防ぐために、しっかり内容とデメリットを把握して行いましょう。
葬儀業界には志高く、人様のお役に立ちたいと熱い思いで頑張っておられる方は、たくさんいらっしゃいます。
安い葬儀社は、安かろう悪かろう。これは全くの誤解です。
利益率を低く抑えているためであり、企業努力の賜物です。
安くてもサービスの良い葬儀社は日本全国あちこちにあります。
また、全てを自社で行い、最初から最後まで同じ人がお世話してくれる葬儀社は、ご家族の思いを汲んで全てを行うため、安心ではないでしょうか。
各社金額プランも様々なので、一度事前見積もりをとって比較することをおすすめします。
その時の応対で葬儀社の良し悪しもおよそわかってくるはずです。
きっと良い葬儀社に巡り合えるでしょう。
戦後に大きく発展した新興宗教団体でまず頭に浮かぶのが創価学会です。
国内に827万の信者がいるとされています(公称)。まだまだ少数派とはいえ決して少なくありません。
あなたが創価学会の方の葬儀に参列しなければならなくなった時、どのような点に注意すればいいのでしょうか。
仏教の教えに基づいているとはいえ、一般的な葬儀との違いがたくさんある創価学会の葬儀について、詳しく解説していきます。
創価学会の葬儀は「友人葬」と呼ばれています。まずは友人葬がどういったものなのか、その特徴を見ていきます。
友人葬の一番の特徴は、僧侶がいないことです。創価学会の友人葬のホームページには次のように記載されています。
「葬儀で僧侶が引導文を読み上げないと成仏しない」、また「故人に戒名が必要である」という考え方は、仏教の開祖である釈尊(釈迦・仏陀)の考えにはありませんし、仏教の本義に照らして正しいものとはいえません。
仏教の本義に照らし合わせると、故人の成仏と葬儀の形式はまったく関係がありません。
参照:創価学会のお葬式 友人葬
仏法では成仏はあくまでも故人の生前の信仰によるものと考えられています。
創価学会では、成仏は僧侶が導いてくれるものではなく自分たちの信仰によるものだと考えます。
だからこそ、供養の専門家よりも志を同じにした同志(=友人たち)たちを大切にし、みんなで故人を送り出すのです。
しかし、現実的には儀式を取り仕切る人物が必要となります。
そこで僧侶に代わる人物として、各支部の「儀典長」(冠婚葬祭の儀式に通じた幹部のこと)が導師を務めます。
儀典長は、儀式の進行を認められこそすれ、決して偉い立場にあるわけではありません。
あくまでも、故人や遺族などと志を同じにする「友人」です。
弊社の体験談ですが、仏教の僧侶であれば、通夜や葬儀の開式前には控室に案内するのですが、儀典長は「いや、私はここで結構ですよ」と、控室を利用されませんでした。
法衣のような特別な衣服に着替える必要もなければ(儀典長は通常喪服を着用して友人葬に臨みます)、控室を利用するなどの厚遇を避けるためだと思われます。
創価学会の友人葬では戒名も不要としています。
戒を授かって僧侶となることよりも、自身の信仰心を大切に考えるからです。戒名がないため、位牌には生前の名前が記されます。
葬儀を取り仕切る儀典長も故人や遺族と志を同じにする「友人」です。
そのため、謝礼は不要とするのが創価学会のスタンスです。
一般的な仏式葬儀では、通夜葬儀の読経に対する謝礼と、戒名料を含めてお布施とします。
しかし友人葬では、儀典長と故人も友人関係ですから謝礼を用意したとしても受け取らないでしょう。
また、戒名がそもそもないため、戒名料も不要です。
葬儀祭壇の中央に祀られるご本尊は、儀典長が直々に持参されます。
創価学会では「日蓮大聖人が現した南無妙法蓮華経の文字曼荼羅」を本尊としています。
通常の本尊よりもかなり大きい掛け軸を、専用の「厨子」と呼ばれるものの中に掛けます。
厨子は葬儀社が準備します。
友人葬では、学会員の方もお参りに来られます。
通常の葬儀では、遺族、親族、そして故人や遺族と関係のあった方々の参列が一般的ですが、友人葬の場合、これらの人に加えてその地域の学会員も参列するのです。
仮に遺族が直接面識がない人たちだとしても、故人と同じ信仰を持った地域の友人同士が集まって送り出すのが創価学会の基本です。
そのため、葬儀によっては、親族席や参列者席だけでなく、学会員席を設けることもあります。
友人葬では、参列者全員でお経を読み、お題目を唱えます。
読まれるお経は、創価学会が大切にする経典『法華経』です。
葬儀では、『法華経』の第2章にあたる「方便品」と、第16章にあたる「如来寿量品」の中の要約された部分(自我偈)を読みます。
また、お題目とは「南無妙法蓮華経」のことです。
通常の葬儀は、僧侶の読経をただ聴き、時間になったら焼香をするだけですが、友人葬では全員で読経とお題目を唱えるので、迫力満点です。
はじめて友人葬に参列する人の多くは突然の不慣れなことに驚いてしまうことでしょう。
友人葬における焼香の回数は3回が基本です。
お香をおしいただいて(手に持ったお香を額のあたりで祈りを込めること)、お焼香する、これを3度繰り返します。
友人葬では、祭壇のお花にしきみが用いられます。
しきみとは、葬儀や法要などの仏事で使用される植物(常緑小高木)で、神棚などにお供えする榊(さかき)によく似ています。
毒性が強いことから魔除けとして、さらには非常に長持ちする植物であることから生命の永遠性を象徴する植物として、古来より仏教と密接に関わりがありました。
しきみは密教の修法で用いられていますし、浄土真宗や日蓮正宗の寺院でもお供えされます。
創価学会の友人葬では、ご本尊へのお供えや荘厳はしきみだと決められています。
ただし、遺影や祭壇は生花でも構わないとされ、昨今人気の生花祭壇を飾る家も少なくありません。
創価学会の数珠は5本の房が下がっているのが特徴です。
108個の主珠をつなぎ、片方の親珠から2本の房、もう片方の親珠から3本の房が下がっています。
学会員であれば創価学会が定める数珠を用いますが、学会員でない方は普段使われている数珠で構いません。
創価学会の友人葬は、一般的な仏式の葬儀とどんな点に違いがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
故人様が息を引き取ったら、すぐに葬儀社に連絡して搬送の手配をします。
この時に、創価学会の友人葬で執り行うことを伝えておけば、その後の流れがスムーズに運びます。
ご自宅など希望の場所に搬送してご安置します。
故人様にドライアイスを当てるなどのお手当をします。
その後、枕飾りの祭壇を組んで、線香やローソクを灯せる状態にしておきます。
創価学会の所属の支部に連絡をして、身内に不幸が起きたこと、友人葬で葬儀を行いたいことを伝え、諸事項を確認します。
喪主と創価学会の幹部と調整して日程と場所を決めます。
会館や火葬場の空き状況は葬儀社に確認してもらいながら進めていきます。
葬儀社との打合せでは、祭壇、棺、料理、返礼品、などについて詳しく決めていきます。
それに伴って、葬儀費用の見積もりを出してもらい、金額について把握します。
また、友人葬がどのような流れで進んでいくのか、どんなものを準備しなければならないかも確認しておきます。
故人様のご遺体を棺の中に納めます。
創価学会では原則として旅支度(白衣、手甲、脚絆、足袋などの、死後の旅のお姿)をしません。
着せてあげたい服があれば事前に葬儀社に伝えておきます。
また、希望の副葬品(棺の中に納めるお手紙など)があればあわせて用意しておきましょう。
通夜に間に合うように、葬儀社が祭壇を設営します。
友人葬の祭壇は主に、白木祭壇、生花祭壇、しきみ祭壇の3つに分けられます。
「白木祭壇」とは、伝統的な白木の祭壇です。祭壇の上や横にはしきみが供えられます。
「生花祭壇」とは、いま流行の生花が祭壇をかたどったものです。
ただし、ご本尊まわりの荘厳やお供えにはしきみが用いられます。
「しきみ祭壇」とは、しきみだけで作る祭壇のことです。
ただ、しきみだけだと緑が強調されすぎるので、白菊などと組み合わせたものが人気です。
葬儀前日の夕刻に執り行われるのが通夜です。
遺族や親族だけでなく、ご縁のあった方々や学会員の方々にも参列していただきます。
儀典長を中心に読経と唱題を行い、焼香をして故人様を悼みます。
葬儀も通夜と同様に、読経と唱題、そして焼香を行います。
そのあとの告別式では、棺を囲んで故人様と最後のお別れをします。「南無妙法蓮華経」のお題目を唱えながら、しきみなどを納めて送り出します。
棺を複数人で霊柩車まで運び、出棺となります。出棺の際には喪主が参列者に御礼の挨拶をします。
友人葬の式次第はどのようになっているのでしょうか。
基本的には仏式を踏襲したものなので、そう難しくはありません。式次第に沿って解説いたします。
司会者が開式の辞を述べて、友人葬が始まります。
導師が中心となり、参列者一同で読経をします。
『法華経』の「方便品」を1回、「自我偈」を2回読むのが基本です。また、一同で唱題(「南無妙法蓮華経」のお題目を唱えること)をします。
司会者の案内により、喪主、遺族、親族、参列者の順に焼香をします。
1回目の自我偈の時に焼香を始めるのが基本です。
参列者の焼香が終わると、導師が追善供養の祈念をします。その後、リンの音に合わせてお題目を3回唱えます。
学会本部からの弔慰文が読み上げられます。また、各方面からいただいた弔電が紹介されます。
導師から親族や参列者に向けて挨拶をいただきます。
喪主または親族代表が参列者に向けて謝辞を述べます。
最後にもう一度、導師のリンの合図にあわせてお題目を3度唱えます。
司会者が閉式の辞を述べます。
友人葬ではどのような点に気を付けなければならないのでしょうか。
通常の葬儀と異なる3つのポイントを押さえましょう。
創価学会は、香典の授受を不要とする方針を打ち出しています。
大切なのは、親しい友人や同志が集まって、真心を込めた読経や唱題を通じて故人を送り出すことだからです。
香典は葬儀費用の負担を軽減させてくれるものですが、香典収入が見込めないことで、逆に費用がかさむ可能性があることを念頭に入れておきましょう。
また、親族や参列者のすべてが学会員というわけでもありませんので、香典を持参された方がいた場合はありがたく受け取るのがマナーでしょう。
創価学会の友人葬では、全員で読経と唱題をします。
しかも、参列者の中には学会員の方々もいるので、その統制のとれた読経に慣れない人はびっくりしてしまうこともあるでしょう。
創価学会では僧侶が故人を導くという考えがなく、志を同じくした友人たちがともに法華経を読誦することで、故人を即身成仏させると考えます。
はじめは驚くかもしれませんし、不慣れな人がまわりとあわせて読経するのも難しいでしょう。
しかし、お題目の「南無妙法蓮華経」なら誰でも簡単に唱えることができますので、周りと合わせてお唱えしてみてもいいでしょう。
全体的に見ると、友人葬はまだまだ少数派です。ですから、慣れない葬儀社に依頼することで葬儀がスムーズに進まないことも考えられます。
友人葬を希望する場合は実績のある葬儀社に依頼することをおすすめします。
過去にどのような友人葬をお手伝いしてきたのか、学会幹部の方とのやりとりは円滑にできるかなど、事前に確認しておきましょう。
友人葬の費用相場は60万円〜100万円程度です。これは一般的な葬儀会館で家族葬として行った場合を想定しています。
友人葬では、何より宗教者への謝礼が不要のため、通常の葬儀よりも費用相場は若干安めです。
また、大切なこととして、葬式の規模、つまり参列者数によって金額が大きく変わることは念頭に入れておく必要があります。
参列者が多いと、相応の会場を用意し、祭壇も見栄えのいいものにして、さらには料理や返礼品などの費用もかさみます。
逆に参列者が少ないと、小さい会場で済みますし、祭壇もこじんまりとしたもの、料理や返礼品も軽減できます。
弊社の場合、自宅での家族葬を専門としているため、総額税込40万円未満でも十分ご満足いただける友人葬が可能です。
いかがでしたでしょうか。創価学会の葬儀についてお分かりいただけたかと思います。
創価学会の友人葬を負担をかけずに満足に行いたい方は、どうぞ広島自宅葬儀社にご相談ください。
葬儀会館では実現できないアットホームで、経済的なお葬式のご提案とお手伝いをさせていただきます。
広島県尾道市にある尾道市斎場についてご紹介させていただきます。
・住所 広島県尾道市長者原2丁目76―11
・TEL (0848)48―3006
・駐車場 50台
・斎場受入時間 11:00〜16:00
・休館日 1月1日及び市長が指定した日
・火葬炉6基、告別式2室、炉前ホール、収骨室2室、霊安室
・待合室ロビー、和室(8畳)4室
●交通のご案内
・タクシーの場合
新幹線 新尾道駅より12分
JR東尾道駅より12分
JR尾道駅より15分
・お車の場合
尾道ICより12分
尾道市役所より14分
尾道市在住の方 | 12歳以上 | 10,000円 |
それ以外の方 | 12歳以上 | 30,000円 |
尾道市在住の方 | 12歳未満 | 7,000円 |
それ以外の方 | 12歳未満 | 21,000円 |
利用における注意事項と棺の中に入れてはいけないものは下記の通りです。
・場内で弁当などの食事、飲酒は禁じられておりますのでご注意ください。
・湯呑み、急須は準備しておりますが、茶葉は各自でご用意ください。基本的にセルフサービスとなっています。使用後は炊事場で洗って棚に納めてください。
・湯呑みは、部屋内だけでご利用ください。ロビーにてお茶を出される時は、紙コップをご利用ください。
・全てのゴミはお持ち帰りいただくことになっております。
・お骨上げの時間にはばらつきがございます。1時間半が目安ですが、早くなる事や遅くなる事がございます。係員よりご案内がありますのでご注意ください。
・化学繊維製品・プラスチック類(玩具・釣竿・ぬいぐるみ)
・ガラス類、金属製品(酒瓶・ビール瓶・メガネ・腕時計・指輪)
・燃えにくいもの(衣類・着物・寝具・ドライアイス・果物)
・危険物(電池・ガスライターなど爆発性のあるもの)
※ペースメーカーには、リチウム電池が入っており「破裂事故」を起こす危険性があります。取り出せない場合は、必ず事前に斎場職員にお知らせください。
尾道市斎場には葬儀場も併設しています。
市内の方 | 市外の方 | |
葬儀のみ | 15,000円 | 45,000円 |
通夜・葬儀 | 45,000円 | 105,000円 |
・設備 葬祭場、親族控室(和室)
・あくまで市は場所を提供するだけですので、祭壇など葬儀設営に関することは葬祭業者へ依頼してください。
・通夜の日は宿泊も可能です。但し寝具の手配が必要です。
尾道市斎場葬儀受付相談
TEL 0120-564-594(24時間365日対応)
尾道市斎場で葬儀をご希望の方は、広島自宅葬儀社までご相談ください。
広島自宅葬儀社の尾道市斎場での家族葬プランには、葬儀に必要な物品サービスだけでなく、葬儀場の使用料、控室使用料も含まれています。
■尾道市斎場で通夜・葬儀を行った場合の料金
葬儀場で家族葬二日プラン | 308,000円 |
葬祭場の使用料 | プランに含む |
合計 | 308,000円 |
・プランに搬送、棺、骨壷、遺影写真、生花飾りなど葬儀に必要な物品・サービスは全て含まれています。
・プランに葬祭場の使用料、控室使用料(45,000円分)も含まれています。
・プランに尾道市火葬料、お布施は含まれていません。
■尾道市斎場で一日葬を行った場合の料金
葬儀場で家族葬一日プラン | ¥242,000 |
葬祭場の使用料 | プランに含む |
合計 | ¥242,000 |
・プランには葬儀に必要な物品、サービス、葬儀場及び控室の使用料(15,000円分)が含まれています。
・プランに尾道市火葬料、お布施は含まれていません。
プランの詳細は、下記でご確認いただけます。
お葬式は地域によって手順が異なっていたり、独特の風習があったりします。
背景には、火葬場に元々食事ができるスペースがなかったから生まれた風習など、地域によってお葬式を行う諸条件が異なっていたことが主な理由として挙げられます。
この記事では今も残る広島県のお葬式の風習や特徴をまとめてみましたのでご覧ください。
広島県の約8割の方は浄土真宗の門徒と言われています。
安芸門徒という言葉があるくらい浄土真宗が多い地域です。
つまりお葬式の殆どが浄土真宗のお葬式であることが大きな特徴です。
風習は浄土真宗が由来していることが多い
浄土真宗のお葬式が多いため、お葬式の手順や風習も浄土真宗を由来にしたものが多くなっています。
例えば、浄土真宗は友引を気にしない宗派です。
亡くなった人と共にあの世へ連れて行かれてしまうから友引を避けるという考えはありません。
お亡くなりになられた後に三途の川を渡る旅もありません。
死後、誰もが旅や修行をしなくても極楽浄土へ行ける教えです。
浄土真宗が友引を気にしない宗派ですから、火葬場も友引を気にしてお休みすることはできません。
広島県内の全ての火葬場が、友引でも通常通り稼働しています。
火葬場の休館日は、1月1日のみ、もしくは1月1日、1月2日、秋分の日がお休みとなっている火葬場が多いです。
火葬場がほぼ年中稼働しているため、関東のように火葬場の空き待ちという日はありません。ほぼご遺族の希望する日程で葬儀が行われています。
お亡くなりになられた当日を含め、2〜3日間で葬儀が行われています。
浄土真宗のお葬儀では、他宗派でよくある枕団子や、一膳飯、枕水などのお供えはありませんが、仏飯は供えます。それを広島ではお鉢さん(おはちさん)と言います。
お釈迦様の言い伝えから出来た風習で、毎朝炊きたてのご飯をお供えすると良いとされています。
関東の通夜では参列者全員へ食事を振る舞う風習があります。
これを通夜振る舞いと言いますが、広島では参列者全員ではなく近い親族のみで行います。
コロナ禍の今は、広島県から大人数が集まって行う会食は、控えるよう呼びかけもあります。
ご家族ご親族の中にも抵抗のある方が多いため、通夜振る舞いは行わず、すぐに散会しているのが実情です。
広島では、通夜の日に通夜振る舞いを一般参列者へ振る舞うことはしませんが、その代わり通夜菓子を参列者にお持ち帰りいただきます。
「よかったらこちらを食べながら故人を偲んでください」という意味合いがあります。
元々は、お饅頭、羊羹などが主流でしたが、現在はクッキー、コーヒー、砂糖などが好まれています。
お葬式で香典をいただくと喪主は四十九日を目安に香典返しを行います。
この香典返しを広島では「茶の子」と言います。
茶の子と言えば、お茶をお出しする時に添えるお茶菓子を連想しますが、広島では香典返しを意味します。
ですから品物も茶菓子ではなく、タオル、お茶セット、洋菓子セットなど様々なものがあります。
お返しする品物の包みに「茶の子」と書かれた熨斗を貼って郵送します。
広島県の8割の方が浄土真宗ということで、幼少期から浄土真宗のお経に慣れ親しんで育っている地域もあります。
私が見た呉市のある島で行われたお葬式では、近隣に住む皆様が通夜に集まり、お寺様に合わせてみんなで一緒に読経をしていらっしゃいました。
経本を見なくても読経できる方も多くいらっしゃったのが印象に残っています。
広島市内でも式が始まる前にお経が書かれた経本を参列者へ配り、みんなでお寺様に合わせて読経を行うお葬式も多くあります。
広島市内では、推奨しているお寺様も多く、葬儀社も協力して行っています。
元々浄土真宗のお経に馴染みのない方が多く、恥ずかしがっていらっしゃる方も多いのですが、それでもとても良い試みだと個人的には思っています。
浄土真宗では葬儀の場は仏様を通じて生まれた縁と考え、みんなでご縁に感謝し、命の尊さを知り、阿弥陀様に感謝する場でもありますので、このような取り組みが行われています。
お盆の時期が近づくと広島では、どこのスーパー、コンビニでも盆灯籠が店頭に並びます。
広島県民は、お盆の時期にお墓へこの盆灯籠を立てます。
初盆を迎える方は白い盆灯籠、それ以外の方はカラフルな盆灯籠になります。
親族の多い方であれば、一つのお墓に10本の盆灯籠が並ぶなど当たり前にあります。
あちこちに盆灯籠が立てられ、墓地は盆灯籠だらけになります。
他県から来た方がお盆の時期に墓地を見ると驚かれるかもしれません。
広島県内には数多くの火葬場があります。それぞれの場所で設備や大きさは異なりますが、およその流れは同じです。
他県では火葬を済ませてから葬儀を行う地域もありますが、広島県は葬儀を終えてから火葬の流れになります。
この記事では、お葬式が終わって出棺した後、火葬場ではどのような流れで進むのか、
そしてどのようなことに注意していけば良いのかをアドバイスさせていただきます。
葬儀場から火葬場へ向かう場面を出棺(しゅっかん)と言います。
喪主は霊柩車、その他のご親族は自家用車、マイクロバスなどで火葬場へ向かいます。
火葬場へ到着すると、斎場職員が出迎えてくれます。
霊柩車から棺を降ろされ、斎場職員が棺を火葬炉まで運びます。
故人が火葬炉へ入る前に最後のお別れが行われます。
お別れの方法は火葬場により異なりますが、主に焼香(玉串奉奠)を行います。
この際にご対面出来る火葬場と出来ない火葬場があります。
お別れの後に火葬炉へ向かう故人をお見送りします。
火葬終了までおよそ1時間15分〜1時間30分かかります。
この時間は少し心休まる時間にもなります。
現在多くの火葬場が、待合室を設けているところが多く、施設内も綺麗であることから、この待ち時間に食事をする方が多いです。
食事は火葬場でお買い求めするのではなく、火葬場へお弁当を持ち込む方が多いです。
多くの葬儀社が、段取り、配膳までを代行してくれます。
斎場職員から収骨時間の知らせが入ると、収骨室へ移動します。
喪主をはじめ、親族が交代で遺骨を骨壷内に収めます。
一つ一つ丁寧に説明してくださる職員の案内を聞きながら行いましょう。
広島では全ての遺骨を収骨はせず、一部の遺骨のみ骨壷に収めます。
収骨を終えると火葬場を出発です。
ここで解散し、各々が帰路へ着く場合もありますし、葬儀場・自宅に戻ってから初七日法要を行う場合もあります。
ここからはそれぞれの場面での注意点を解説していきます。
まず火葬場へ向かう際に気をつけたいことです。
これは本当の話ですが、あるお葬式でA火葬場へ向かったのですが、ご親族のお一人だけB火葬場へ向かってしまいました。
火葬場の場所は事前に確認し合っておきましょう。
火葬場へ行く手段は、どうするのか。自家用車で対応する場合は、誰の自家用車を出すのか、合計何台出すのか、そこまで決めておきましょう。そして出発の時も何台で出発したのか確認は必須です。
理由としては、自家用車が何台出たのか把握していないと、火葬場到着時に点呼が出来ないからです。
誰が火葬場へ向かうのか、合計何名なのか、出発時に把握しましょう。
こちらも把握していないと火葬場で点呼が取れません。
・コロナ禍では人数を最小限
コロナ禍では、多くの方が火葬場へ向かうことは避けましょう。
最低限の人数で行くことが求められていますので、協力をしましょう。
広島県ではお寺様が、火葬場へ同行される場合もあります。
火葬前に、火葬炉の前で読経を行なっていただきます。
予め同行される予定なのかどうか、確認が必要です。
火葬場へ着くと、まず全員揃っているのか、点呼が必要です。
火葬炉の前で最後にお別れの時間があります。
これに渋滞で遅れて間に合わない、道に迷って間に合わないということもあります。
間に合わない方を待ちたい心情はとても理解出来ますが、正直待つことは困難です。
予め予約した時間を守らないと施設全体に迷惑がかかってしまいます。
ですから、後から遅れてしまう人を出さない工夫と、後から遅れてしまうことは最後のお別れには参加出来ないことを予め認識しておくことが必要です。
火葬炉の前で最後のお別れはありますが、棺に蓋が開いて対面できるとは限りません。
近年、対面出来る火葬場は広島県も少なくなっています。
心残りのないようにお葬式でしっかりご対面しておきましょう。
また、この場面で対面が出来るのかどうか、事前に葬儀社スタッフへ確認しておきましょう。
火葬場では、待ち時間が1時間15分〜1時間30分あります。
待ち時間に食事をする方が多いのですが、コロナ禍では極力控えるよう求められています。
どうしても食事を行う場合は、隣の人との会話をせず静かな会食をしましょう。
お弁当を食べる場合、お茶はどうするのか。事前に確認しておきましょう。
火葬場に無料で設置されている所もあれば、自分達でやかんに湯を沸かしてお茶を作る所もあります。
火葬場で有料のペットボトルを購入する方、葬儀場からキーパーにお茶を入れて持ち込む方もいらっしゃいます。葬儀社に確認をするとよいでしょう。
帰りは遺骨を持つ人と遺影写真を持つ人が必要になります。
誰が持つのか確認をしておきましょう。
斎場職員からいただく埋葬許可証は、再発行が出来ません。
納骨する時に必要な書類になりますから、紛失しないように大切に保管してください。
誰がどこへ保管するのか、周囲も知っておくと良いと思います。
火葬場から葬儀場へ戻って初七日法要がある場合、自宅へ戻る場合もあります。
場合によってはお寺へ寄って初七日を行うこともあります。
参加する方で共有を図りましょう。
親が認知症になってしまったとしても、それを理由に子世代が銀行のお金を管理したり、親所有の不動産を売却したりといったことは、簡単にはできません。
とはいえ、自分でさまざまな判断ができなくなってくる親の財産を、なんとか守ってあげたいと思う子どもは多いでしょう。
親が元気なうちに任意後見制度を利用しておくのがおすすめです。
後見制度の種類や利用方法、親に「利用しよう」と話を切り出すときに参考となるフレーズをご紹介します。
超高齢化社会を迎えた今、認知症になってしまうのは、誰にとってもありえることです。
厚労省によると、2025人には65歳以上の5人に1人が認知症になると推計されており、シニアはもとより子世代においても、認知症は他人事ではない、重要なテーマといえるでしょう。
認知症になると、記憶力や判断能力の低下により、金銭管理が正しくできなくなる恐れがあります。
「年金の支給日に、スーパーでお金を使い切ってしまった。
しかも生の魚や肉を大量に買うなど、結局は使い切れず捨てなければならないものばかり」
「特殊詐欺に巻き込まれ、大金を失ってしまった」
そんなトラブルが起こっています。
大事な老後資金を守るため、子どもが「一肌脱ごう」とお金を管理しようとしても、親が認知症になってからでは、できることがあまりありません。
親名義の預貯金を子どもが引き出すのは簡単ではなく、認知症ともなればなおさら「後見人を立てて、また来てください」といわれる可能性は高いでしょう。
子どもといえども、銀行にとっては「利用者本人以外の人」。
本人でも、正式な代理人でもない人に利用者の預貯金を引き渡すのはできないという考えからです。
もっとも、「認知症の親のお金を引き出したい」という子世代の相談が増加したこともあり、銀行業界の対応は柔軟になりつつあります。
2021年には、一般社団法人全国銀行協会が、金融取引の代理等に関する考え方をまとめた指針を出しています。
そこには、高齢の顧客や子世代などの代理人と金融取引を行う際のポイントが記載されています。
参考:金融取引の代理等に関する考え方および銀行と地方公共団体・社会福祉関係機関等との連携強化に関する考え方について
銀行の対応が今後柔軟になる可能性があるとはいえ、実際の対応は、各銀行によってさまざま。
不安な人は、早めに対策をしておいた方がいいでしょう。
親の正式な後見人になれば、親の財産を適切に保護したり、重要な手続きや契約を補佐したりすることが可能になります。
認知症者のほか、子どもや脳に障がいを持った人などの後見人を決める制度は「成年後見制度」といわれ、「法定後見制度」と「任意後見制度」の2種類があります。
成年後見制度のうち、法定後見制度は、本人の判断能力が不十分になってから利用する制度です。
本人は後見人を自ら選べないため、家庭裁判所によって後見人が選任されます。
このとき、必ずしも身内が後見人に選ばれるとは限りません。司法書士、弁護士といった専門職が選ばれることもあります。
任意後見制度は、本人の判断能力が十分なうちに、本人の意思で後見人や後見内容を決めておく制度です。
本人が後見人を決めるのですから、子世代を指定しておけば、認知症になった際には子世代がしっかりと財産を管理することが可能になります。
以上のように、認知症になってから対策しようとすれば法定後見制度を利用するしかなくなり、家族が後見人に選ばれない場合もあります。
親の財産管理を第三者へ一任することに、抵抗を感じる人も少なくないでしょう。
可能であれば、任意後見制度を選択したいところです。
任意後見制度を利用する場合、流れは以下の通りです。
本人の判断能力が確かなうちに、契約を結びます。
まずは、後見人と契約内容を決定した上で公正証書を作りましょう。
契約内容は、「財産の管理はどうするか」「介護をどこで受けたいか」「病気になったらどの病院で治療を受けるか」などの視点から、なるべく具体的に決定します。
契約内容がまとまったら公証役場へ行き、公正証書を作成します。
公正証書が作られたら、法務局へ出向き、後見登記の依頼を行います。
本人が認知症などになり、判断能力が低下した時点で、契約内容を実行するため任意後見監督人選任の申立てを行います。
任意後見監督人とは、本人の財産が後見人によって適切に管理されているかを監督する立場です。
司法書士、弁護士といった専門家が選ばれることが多いでしょう。
申立て書類を管轄の家庭裁判所に提出し、任意後見監督人が選ばれるのを待ちます。
任意後見監督人の選任がなされたら、任意後見人は本人の財産を、責任を持って管理し、そのほか健康支援などを行います。
任意後見制度を利用する際には、以下の3点について注意しましょう。
法定後見制度であれ、任意後見制度であれ、成年後見制度の第一目的は、本人の権利を守ることです。
親と子どもという関係性であっても、子どもが後見人になるのは「親のお金を管理するため」だけではなく「本人の財産を守り、金銭的にも身体的にも保護や支援を行うため」であることを、しっかり認識しましょう。
後見人になったその日から、本人の財産を動かすときには、例え少額であっても記録が必要です。
財産目録を作成し、定期的に財産の管理状況を任意後見監督人へ提出することになります。
同居家族であればなおさら、財布を分けて管理するのは難しいもの。
しかし、監督人にしっかり報告するために、「本人のための費用は本人の財産から」を徹底したいものです。
任意後見監督人へ、毎月報酬を支払う必要があります。
相場は、一ヶ月あたり1万円から3万円程度で、管理財産の金額によって違う場合も。最初にきちんと確認しておきましょう。
親に「認知症になったときのために、今のうちに後見契約を行っておこう」と切り出すのは、とても難しいものです。
しかし、いざ親が認知症になってしまうと、任意後見制度を選択できなくなり、子世代が後見人になれない可能性があります。
まずは親が「認知症」に対してどれほど不安を抱えているのか、知ることから始めましょう。
例えば、以下のようなフレーズで親の反応をうかがってみるのはいかがでしょうか。
先述のように、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると推計されています。
こういった情報や、ニュースの関連記事をきっかけに話題を振ってみると、親が認知症についてどう思っているかがわかるでしょう。
あくまで「心配している」をベースに、高額な買い物や電話の詐欺などのトラブルに巻き込まれていないかを探ります。
「●●さんの家、詐欺の電話がかかってきたって」など、近隣の情報を使うのもいい手です。
まだまだ元気な親にそんな声をかけると、「いやいや、自分だってどうなるか分からないよ」と、謙遜の言葉が聞こえることも。
「この前も、○○の用事を忘れた」など、自分の今を開示してくれるかもしれません。
判断能力が鈍ると瞬時に小銭を数えられなくなるため、お札を出しておつりをもらうことが多くなり、財布が小銭で膨らんでゆくというのは、よく知られたエピソードです。
買い物のついでなどに、話を振ってみるのもいいでしょう。
任意後見制度は、最初の手続きこそ面倒で月々の報酬もかかりますが、親の生活を子どもが直接保護するため有効な方法です。
なお、親のお金を適切に管理するためには、任意後見制度のほかに、金融機関が取り扱う家族信託を利用する方法もあります。
いずれにせよ、「子どもの自分が楽になるため」ではなく「親の生活を安全、安心にするため」の制度利用だということを忘れずにいましょう。
家族みんながずっと笑顔であるために、親が元気なうちから対策するのが大事です。
広島県福山市にある火葬場、沼隈斎場についてご紹介させていただきます。
・住所 広島県福山市沼隈町大字常石7134番地1
・TEL (084)928―1069
・駐車場 20台
・斎場受入時間 9:30〜16:00
・休館日 1月1日、1月2日
・12月31日は正午までの受入となります。
●交通のご案内
・タクシーの場合
JR山陽本線 松永駅から20分
JR山陽本線 福山駅から30分
・自家用車の場合
山陽自動車道 福山西ICから25分
福山市沼隈支所から6分
福山市西部市民センターから20分
福山市内在住の方 12歳以上 8,000円
福山市外在中の方 12歳以上 24,000円
福山市内在住の方 12歳未満 5,000円
福山市外在中の方 12歳未満 15,000円
ご利用の際の注意事項と棺の中に入れてはいけないものをご案内させていただきます。
・出棺時間を厳守しましょう、予約時間に合わせて到着をお願いします。
・火葬場でのお別れ時に焼香は行っておりません。喪主から参列者へのご挨拶もご遠慮いただいています。
・職員への心づけは禁止されています。
・斎場の職員より火葬執行印を押印した「死体(死胎)火葬(埋葬)許可証」をいただきます。墓地などの納骨の際に必要になりますので、紛失しないよう大切に保管してください。
故人様を偲んで愛用品などを、棺に収めたいというお気持ちは理解しておりますが、火葬中のご遺骨の損傷、有害物質の発生、火葬時間の延長に繋がります。
下記のものは、棺の中に入れないようにご注意ください。
・化学繊維製品・プラスチック類(グローブ・玩具・釣竿・ぬいぐるみなど)
・ガラス類、金属製品(酒瓶・ビール瓶・指輪・腕時計・メガネなど)
・燃えにくいもの(厚い着物・アルバム・衣類・寝具・果物・ドライアイスなど)
・危険物(電池・ガスライターなど爆発性のあるもの)
※ペースメーカーには、リチウム電池が入っており「破裂事故」を起こす可能性があり、大変危険です。取り出せない場合はその旨を事前に斎場職員に伝えましょう。
墓地などへ納骨をする際に、墓地管理者へ提出する「死体(胎)火葬(埋葬)許可証を係員からいただきます。納骨まで大切に保管しましょう。
当日に分骨を希望される場合、斎場職員にお申し付けください。
分骨証明書(納骨の際に必要)を発行します。(手数料300円かかります)
※墓地または納骨堂に納骨した後に分骨を行う場合は、納骨している墓地の墓地管理者が証明することになります。
3密を避けるための取り組みとして、以下のことをご協力お願いいたします。
①下記の方はご来場を控えるようにしましょう。
・新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認された方
・新型コロナウイルス感染症陽性反応者と濃厚接触の疑いがある方
・発熱や全身の倦怠感などの症状がすでにある方
②斎場への来場者を可能な限り少なくするよう配慮しましょう。
③お別れ及び収骨する際は、人との間隔を保ちソーシャルディスタンスを心がけましょう。
④マスク着用、手洗い、手指の消毒をこまめに行いましょう
⑤施設内の換気を定期的に行うため、温度調整が難しくなっていますので、ご理解をお願い致します。
全国的に家族葬が多い近年、家族葬における全国の費用相場はネットで調べるとわかります。
しかし広島県に住む方には、広島の家族葬が平均いくらくらいなのか、それが一番知りたい情報ではないでしょうか。
結論から言えば、葬儀社への支払いと、寺院へのお布施などの総額で100万円を超えた場合、平均相場よりも高価な家族葬だと言えます。
それがなぜなのかを交えながら、広島県における家族葬の費用相場について解説させていただきます。
広島でも葬儀社で家族葬プランを取り扱っている業者は多く、扱っていない業者のほうが少ないと言えます。
家族葬9.8万円、家族葬14万円、家族葬20万円、家族葬30万円、家族葬39万円など様々な数字が並びます。
内容が同じで金額が異なるのか、内容が違うから金額が異なるのか、一般の方にはわかりません。
家族葬9.8万円、家族葬14万円など20万円未満の家族葬プランは、小規模ということで家族葬の部類に含まれています。
実際は通夜・葬儀告別式を行うものではない場合が少なくありません。
直葬、火葬式の場合もあります、しっかりと確認をしましょう。
20万円台のプランは通夜・葬儀告別式を行う家族葬ではなく、葬儀告別式のみを行う一日葬プランかもしれません。
通夜・葬儀告別式を行う家族葬プランであっても、追加料金がかかるケースもあります。
30万円台以降のプランであれば、通夜・葬儀告別式を行う家族葬プランであることが多いでしょう。
しかしそのプランで家族葬が全て出来るのか、追加料金がかかるのか、確認する必要はあります。
消費税10%の税込表記を現在求められていますが、税込なのか税抜きなのか記載がない場合は、信用に値しないと言えるでしょう。
今の時代、消費者目線でない表記は、致命的と言えます。
サービスやその他の説明も曖昧なことが連想できますので、そのような業者はあまりおすすめできません。
消費税で数万円変わります、税込価格で比較検討しましょう。
プランは葬儀社独自に設定しているもので、内容は各社異なります。
そしてプラン価格で全て収まるわけではありません。
含まれているもの、含まれていないものを確認する必要があります。
これが一般の方へ葬儀費用を分かりにくいものにしています。
広島では「プラン価格でそれ以上の費用はいただきません」という葬儀社は、広島にも何社かあります。
最近テレビC Mでよく見る「小さなお葬式」もこちらの部類に入ります。
ご家族からすれば、「結局葬儀でいくら必要なの?」
こういうことではないでしょうか。
葬儀社の支払いだけではない、お布施や戒名などにも費用がかかります。
プラン内で葬儀を行ったとしても会葬お礼品、弁当などを注文すれば、
その分費用はかかります。
消費者もそれを感じているから、本当の相場を知りたいと思われるのだと理解しています。
ここから本題の広島の家族葬の相場を解説致します。
例えば広島市で家族葬が10件行われたとします。
内訳は下記の表の通りだったと仮定します。
葬儀件数 | 家族葬代金 合計 | |
A社 | 5件 | 500万 |
B社 | 2件 | 150万 |
C社 | 1件 | 60万 |
D社 | 1件 | 40万 |
E社 | 1件 | 30万 |
計 | 10件 | 780万 |
平均 | 78万 |
この場合の平均相場は、78万円となります。
10件の内、5件は大手A社の家族葬ですから、A社の平均価格が全体を決める要因となります。
一方でこちらをご覧ください
家族葬の平均価格 | |
A社 | 100万 |
B社 | 75万 |
C社 | 60万 |
D社 | 40万 |
E社 | 30万 |
平均 | 61万 |
5社の家族葬価格を見ると平均値は61万円になるのです。
このようなことから平均相場というのは、あまりあてになりません。
広島の各社が実際にどのような価格で家族葬を行っているのかの前に、次に葬儀費用の内訳を一つずつご覧ください。
それぞれを実情に合わせて解説致します。
家族葬プラン価格に+20万円みておけば、30名の家族葬は出来るはずです。
飲食費、返礼品代を含めてもそれ以上かかることはありません。
広島県の方は浄土真宗の方が多いのですが、浄土真宗の場合は25万円用意されれば家族葬は出来るはずです。
15万円〜25万円の範囲になるでしょう。
その他の宗派の方は、戒名料が必要になりますので、40万円見ておけば家族葬が出来るはずです。
30万円〜40万円の範囲になるでしょう。
創価学会の方、無宗教で行う方は、お布施が必要ありません。
斎場に支払う火葬料も必要になります。こちらは広島県では無料の市もあれば、5万円の市もあります。
平均すると1万円前後です。
詳しくはこちらの広島の火葬料金一覧でご確認くださいませ。
今の説明を表にまとめるとこのようになります。
・家族葬税込30万円プラン、追加料金なしの場合
プラン金額 | 30万円 |
プラン以外の追加料金 | 0円 |
お布施など | 15〜40万円 |
火葬料 | 1万円 |
合計 | 46〜71万円 |
・家族葬税込35万円プラン、追加料金10万円の場合
プラン金額 | 35万円 |
プラン以外の追加料金 | 10万円 |
お布施など | 15〜40万円 |
火葬料 | 1万円 |
合計 | 61〜86万円 |
・家族葬税込40万円プラン、追加で20万円かかった場合
プラン金額 | 40万円 |
プラン以外の追加料金 | 20万円 |
お布施など | 15〜40万円 |
火葬料 | 1万円 |
合計 | 76〜101万円 |
上記をご覧いただいてわかるとおり、ほとんどの場合、総額100万円を超えません。
総額100万円を超えると高級な家族葬だと冒頭で申し上げたのは、この理由からです。
・広島の平均相場 家族葬税込35万円プラン、追加料金20万円
プラン金額 | 35万円 |
プラン以外の追加料金 | 20万円 |
お布施など | 19万円 |
火葬料 | 1万円 |
合計 | 75万円 |
広島の家族葬における平均値は、浄土真宗の方は葬儀社への支払いが55万円。
葬儀社以外の支払い(お布施・火葬料など)で20万、合計75万円が一つの目安になってくると思われます。
浄土真宗以外の方は、葬儀社への支払いが55万円。
葬儀社以外への支払い(お布施・戒名・火葬料など)で30万円〜40万円、合計85〜95万円が目安になってくると思われます。
家族葬を行って100万円以上かかった方は、高かったとか騙されたなどお考えにならないでください。
大手葬儀社の場合、どうしても平均価格よりも上になる傾向があります。相応のブランド価値や利便性があるはずです。
そして高いから良い、安いから良いという物差しでは葬儀は測るべきではありません。
私がこの記事で広島における家族葬の費用相場を知りたい方へ、実情をお話させていただいたのは、相場がわからないとどの程度のお葬式を自分が行ったのかわからないと思ったからです。
例えば時計や車、服、テレビなどを購入する場合、まず相場を把握して、それからお買い求めになるのではないでしょうか。
世の中には高級品を所有することで得られる満足というものもあります。
しかしこれは相場をわかっているから生まれる価値です。
葬儀においてはその相場があまり世間に知られていないと常々感じていました。
知らなければ、いくらの葬儀を行ったとしても物差しがないので、よくわからないで終わってしまう。
例え120万円の立派な葬儀を行っても、それが普通なのだと認識するのと、自分は相場以上のものを行ったのだと思うのとでは、ご家族の気持ちが異なります。
このような思いから実情をお話させていただきました。
私自信も葬儀社代表で家族葬のお手伝いを日々させていただいています。
価格、サービス共にどこにも負けるつもりはないと自信は持っていますが、
それでもあそこも良い葬儀社だろうなと敬意を持っている所もございます。
切磋琢磨して、ご利用される方々にとってより良いサービスがご提供出来ればと思っています。
弊社は、家族葬は葬儀会館で行うものという価値観に対して、故人の想いを叶えられる「自宅葬」という選択を加えることで、お別れの在り方に一石を投じる葬儀社です。
ご家族様へ住み慣れたご自宅からのお見送りをご提案させていただいています。
自宅で行う葬儀のため、葬儀会館使用料や会館維持にかかる人件費がかからないため、葬儀を低価格で行うことができます。
葬儀社への支払いと寺院へのお布施を足しても、総額で50万円かからない家族葬が可能です。
そして品質は大手と変わりません。
対応エリアは、広島県内全域どこでも対応可能です詳しくは公式ホームページをご覧くださいませ。
この記事では広島の葬儀を20年見てきた筆者が、広島の家族葬はどんな流れで進んでいくのか。
具体的に知りたい方へ時系列と共にわかりやすく解説させていただきますのでご覧ください。
現在、広島県の葬儀は7割くらいが家族葬と言われています。
葬儀の主流が家族葬になっています、特別なものではなくなっています。
通常の葬儀と異なるのは、人数の大小のみであり、流れ自体は通常の葬儀と変わりません。
そして広島県に住む方の多くは、昔から安芸門徒と言われるくらい浄土真宗の門徒様が多い地域です。
したがって葬儀の流れは、この浄土真宗の流れに沿った形で生まれているのが特徴です。
家族葬の日程は、通夜の日、葬儀の日と2日間で行われることが多いです。
広島県内の火葬場は、友引でも営業をしています。元旦以外は稼働しているところが多く、ほぼ年中無休と言えます。
ですから火葬場の都合で日程がずれることが少ないため、すぐに通夜・葬儀となるケースが多いのが特徴です。
しかし例えば夕方6時に訃報が発生した場合、火葬は死亡後24時間経過しないと出来ません。つまり翌日夕方6時以降でなければ火葬は出来ないことになります。
夕方6時以降になると今度は火葬場が稼働していません。
ですから翌々日の火葬から可能となります。
この場合は3日間で行われます。
いつまでに葬儀を済ませてくださいという決まりはありません。
決まっているのは、24時間経過しないと火葬をしてはいけませんということです。
ですから遠方の親族がいる場合など、親族が集まるのに時間が必要な場合は、日程を考慮する方もいらっしゃいます。
せっかく家族葬で親族だけで見送るのだから、慌てずドタバタとあまりしたくない。
ゆっくり送りたいという方には、1日目はゆっくり準備期間にして、2日目に通夜、3日目に葬儀と3日間で行うことをおすすめします。
家族葬を行う際は、職場や学校へ断りを入れて休む方も多いと思います。
葬儀が終わり次第、なるべく早く復帰しないといけない事情のある方の場合、通夜・葬儀の日程を極力早める方もいらっしゃいます。
その場合は最短の1日目に通夜、2日目に葬儀というスケジュールが良いでしょう。
3日目で行う場合、1日目を広島では仮通夜と言います。
冒頭で申し上げたように広島の方は、浄土真宗の方が多い地域です。
そのため、1日目はお寺様に枕経をあげていただいて終了とする方も多いです。
あえてその枕経を通夜の時刻同様の時間帯に行い、仮通夜とする場合もあります。
1日目はせっかく日程的に1日時間の余裕が生まれるわけですから、有効に時間を使いたいものです。
例えば準備に時間が欲しい方は、準備時間にあてましょう。家族葬であれば弔問への応対などに追われる心配もないため、ゆっくり故人様のそばで過ごす時間を大切にするのも良いでしょう。
また、お棺に入れて差し上げたいものの準備や、昔のアルバムを見ながら思い出を語り合うのも良いでしょう。
広島県の家族葬はどのような流れで進むのか、一つずつご説明させていただきます
お亡くなりになられて臨終を迎えると医師からの死亡判定を受け、お体は清拭という処置をしていただきます。
施設で用意される浴衣にお着替えの場合もありますし、事前にこれを着せてあげて欲しいという服があれば、前もって職員へ預けておくのも良いでしょう。
葬儀社へ連絡し、お迎えに来ていただきます。
ご自宅、もしくは葬儀会館など故人を安置する場所を決める必要があります。
葬儀社がその場所までご安置のお手伝いをいたします。
ご安置が終わると葬儀社が宗派に合わせた枕飾りを行います。
ご自宅で、仏壇が無いという方でも、ご安心いただいて大丈夫です。
最初にお勤めいただく読経として枕経があります。
枕元で行う読経なので枕経と言われます、お亡くなりになられてすぐに行う場合が昔は多かったのですが、家族葬が増えている現在は、少し様子が変わってきています。
1すぐに枕経をしていただく
2仮通夜として夕方行っていただく
3お寺様の都合に合わせて行っていただく
4通夜式の時に枕経を一緒に行う
家族の希望をお寺様に伝え、お寺様の都合も伺いながら調整します。
そのため、ご安置後に葬儀社と一緒にお寺様へ連絡する形が良いでしょう。
準備の多くは葬儀社が行います。
家族葬でご家族が行う準備はそれほど多くありません。
尚、葬儀会館でもご自宅で家族葬でも準備物は変わりません。
1親族への日時の連絡
2会社、学校を休む場合、関係各所への連絡
3司式者(寺院など)への連絡
4お布施、火葬料などの現金の用意
5写真の用意(遺影写真を作るため)
6印鑑の用意(認め印、死亡届を役所へ提出で必要)
7葬儀場に飾ってあげたいもの用意(思い出の写真、愛用品など)
※葬儀会館で家族葬の場合、この他に通夜の晩、宿泊するための準備物(着替え、礼服など)が必要になります。
家族葬の通夜は、参列者への接待などがなく、集まるのは親族のみです。
そのため、通夜は読経が中心になります。
進行はお寺様、葬儀社によって行われるため、ご家族がやらなければならないことは、式の最中に焼香を行う程度です。
通夜式終了後に親族代表挨拶を行う方もいらっしゃいますし、そんなに仰々しくする間柄でもないからと、挨拶を省略する方もいらっしゃいます。
集まる方々との関係性で決められたら良いでしょう。
挨拶を行う場合は、葬儀社が例文を用意していることも多いので参考にしてください。
広島の家族葬では葬儀の日も式自体は、通常の葬儀と変わらず進行をします。
式の最後にお別れの献花がありますが、一般参列者がいない親族のみで行われる時間になるため、とても温かい時間になります。
お別れに時間が十分取れることも特徴です。
通夜式同様に挨拶を行う場合、省略する場合があります。ご家族の判断で決められると良いでしょう。
火葬場へ向かう際、喪主は霊柩車へ乗車します。家族葬の場合、その他の親族は主に自家用車で対応することが広島県では多いです。
自家用車の場合、火葬場から直接、帰宅できることも、時間的都合のある方にとってメリットです。
道中迷わないように、予め場所の確認を忘れずに行いましょう。
自家用車で対応が難しい場合、必要あれば葬儀社がマイクロバス、ハイヤー、ジャンボタクシーなどを手配してくれますので、ご相談ください。
火葬場で1時間半ほど待ち時間を経て、収骨を行います。
待ち時間を利用してお弁当を用意するご家族もいらっしゃいます。
親族に通夜・葬儀・そして火葬場と同行していただいたお礼も兼ねて食事を振る舞われる場合、時間的に中途半端になるため、全て終わってから食事にする場合もあります。
広島で行われる家族葬の場合、精進料理、精進落としという風習的な意味合いは薄れ、普通に昼食として位置付けられている印象です。
収骨の際に納骨の時に必要な埋葬許可証をいただきますので、大事に保管しましょう。
広島の家族葬では、葬儀当日に初七日法要を行うケースが多いです。
いくつかパターンがありますので紹介させていただきます。
1収骨後、葬儀会館・自宅へ戻って初七日法要を行う場合
2収骨後、お寺へ移動して初七日法要を行う場合
3葬儀告別式の最中に初七日法要も一緒に済ませてから出棺する場合
4文字通りご逝去から7日目に初七日法要を行う場合
ご家族の希望をお寺様にお伝えしてみるのは構いませんが、あくまでお寺様のお考えによって決まりますので注意が必要です。
本来はご逝去から7日目に行われる法要が、簡略化され当日に行われるようになりました。
どこまで簡素化を許すのか、お寺様も難しいご判断に迫られていることにご理解をお願いいたします。
初七日も無事終破ると、四十九日法要後に納骨をお考えになる方が多いです。
納骨までの期間、自宅でご遺骨を安置するための簡易祭壇を葬儀社が設営してくれます。
これを後飾りと言います。
広島ではお鉢さん(仏飯)を供える風習がありますが、その他にも故人が好きだった食べ物、愛用品などを飾ってあげると故人様も喜ばれると思います。
四十九日まで毎朝、「今日も行ってきます」など声をかけ、お念仏されると良いでしょう。
広島の家族葬を移動で見てみたいと思います
病院→葬儀会館(打ち合わせ)→自宅(準備)→葬儀会館(通夜・葬儀)→火葬場(収骨)→葬儀会館(初七日)→自宅(後飾り)
病院→自宅(打ち合わせ・準備・通夜・葬儀)→火葬場(収骨)→自宅(初七日・後飾り)
自宅で行うと移動が少ないため、負担が少なく、お別れの時間もしっかり持てます。
大変そうに見える自宅での葬儀ですが、実は最後の時間を愛着ある我が家で家族だけでゆっくり過ごすことが可能です。
興味のある方は弊社のホームページをご覧ください。
・主に2日間〜3日間で行われる
・通常の葬儀と流れ自体は変わらない
・家族葬の場合、式の中で親族代表挨拶を省略する場合もある
・広島の家族葬の流れは、「臨終」→「安置」→「枕経」→「通夜」→「葬儀」→「出棺」→「収骨」→「初七日」→「後飾り」となる場合が多い
・枕経は通夜の時に行われることもある
・初七日は葬儀の時に行われることもある
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