50代の終活は、親の終活と同時進行するのがポイント

50代になり、シニアと呼ばれる年齢にさしかかると、「終活」という言葉が頭をよぎる人も多いでしょう。

人生100年時代と呼ばれる今、50代はまだまだ若いですが、コロナ禍によって「いつ、誰が突然亡くなってもおかしくない」ことを再認識した人もいるのではないでしょうか。

50代は、まだ親が存命というケースも少なくありません。

自身の終活をすることが、親の終活につながるとしたら、まさに一石二鳥ですよね。

自身と親の終活を同時に進める方法について、詳しく解説します。

50代の終活は「興味あり」が7割以上、実際に終活している人は13%

2021年にNTTファイナンス株式会社が行った「50代以降における終活に関する実態調査2021では、50歳から80歳の男女1089名を対象に調査。

「ご自身で行う終活にご興味はございますか?」という質問に、「大変興味がある」と答えた50代は3割弱、「少しは気になる」と答えたのが5割。

50代では、7割以上の人が終活に興味を持っていることがわかりました。

一方で、「現在終活をおこなってますか?」という質問に「継続的に終活をしている」と答えた50代は、13%弱という結果になりました。

興味は持っていても、実際には終活をしていないというのが、50代の実情のようです。

年齢継続的に終活をしている
50歳〜54歳12.9%
55歳〜59歳12.8%
60歳〜64歳16.4%
65歳〜69歳22.5%
70歳以上35.6%
参照:50〜70代における就活に関する実態調査2021

改めて「終活」とは?とくに50代に必要なことって?

終活といっても、何から始めたら良いか分からず、手つかずになってしまう人は多いもの。

「とくに50代にとって必要な終活」という視点から、順番に解説しましょう。

1.緊急連絡先のリストアップ

50代の終活で意識したいのが、「人生を閉じるための準備」よりも「急に自分の身に何かあったときのための準備」です。

事故や病気による入院が生じたら、その事実を誰に知らせる必要があるでしょうか。

会社員なら勤務先、自営業なら取引先、そして家族や親、きょうだいなどの近親者に知らせたいですよね。

自分自身では連絡ができないと想定し、連絡先リストを作って家族などに託しましょう。

2.不用品の整理

老後は気力・体力が衰えます。

定年を迎えてから不用品を片付けたいと思ったときには、自分の力だけでは不可能になっている恐れも。

子どもが独立して不用になった勉強机、使わなくなったタンスなどの家具はありませんか。

大きくて重い荷物ほど、意識して若いうちに整理しておきましょう。

3.PC・スマホ内の情報整理、ネットサービスの見直し

昨今、「デジタル遺品」が注目されています。PC・スマホの持ち主や、ネットサービスの利用者が亡くなると、次のような問題が発生します。

▼利用者が亡くなった後のSNSアカウントは、本人以外が解約するのは難しい。

▼動画サブスクリプションなど課金系のネットサービスは、家族がクレジットカードや通帳を把握し、解約しない限り、延々と課金される可能性がある。

▼重要な連絡先が、故人のPCやスマホの中にしかないと、遺族が確認できない。

利用していないネットサービスは解約したうえで、どんなサービスを利用しているかをリストアップしましょう。

重要な連絡先は、1で紹介した緊急時の連絡先リストとして家族に渡しておきます。

4.財産把握

普段あまり意識することはありませんが、通帳、現金、クレジットカード、株などの有価証券類、不動産、自動車など、人はさまざまな財産を持っています。

これらの財産情報が家族に知られないまま、急に遺産になると、相続する家族は困ってしまいます。

使っていない通帳やクレジットカードは解約したうえで財産をリストアップし、家族と情報を共有しておきましょう。

5.医療・介護の希望を家族と共有する

50代であっても、急な病気で病院に運ばれ、意識がなくなったり、要介護状態になったりする可能性はあります。

もしもの時のために、「介護をどこで受け、誰に世話してもらいたいか」「延命治療や臓器提供の意思はあるか」を書き出して、家族に渡しておきましょう。

6.葬儀・墓の希望をエンディングノートに記す

元気な50代であれば緊急度は低いですが、余裕があれば葬儀やお墓の希望も書いておきましょう。

葬儀や墓の希望のほか、医療・介護の希望、連絡先リストなどを書き込んでおけるノートを「エンディングノート」と呼びます。

たくさんの種類があるため、実際に見比べて書きやすいものを選びましょう。

7.自分史作成など、残される家族に向けてメッセージをしたためる

6番で紹介したエンディングノートには、自分史や、家族へのメッセージを添えられるページもついています。

自分の来し方を振り返ることは、これからの生き方を見据えるためにも有効です。

余裕があれば、ぜひ手を付けてみてください。

50代の終活は、親の「老い支度」と一緒に進めるのがベター

親がまだ存命中であれば、「自分よりも、親の終活を急がなければ」と考える人もいることでしょう。

親が終活を進めているかどうかは、なかなかわかりづらいもの。

50代なら、自分の終活と一緒に親の終活を進めるのがおすすめです。

1.連絡リストを「親の葬儀の参列者リスト」にバージョンアップ

自分に何かあったときの緊急連絡先リストは、親族の範囲を広げたり、親の友人の連絡先をプラスしたりすれば、親の葬儀が生じたときの参列者リストになります。

2.実家の私物を整理することで、親の家も片付ける

実家を「物置」のように使っている人はいませんか。

自身の終活の一環として実家の私物を整理すれば、親の家がスッキリ片付くことに。

自分の子どもの頃の写真など、アルバム整理も行いましょう。その姿に触発されて、親自身も不用品の整理を始めるかも。

3.親のデジタル活用についてヒアリング

自分のデジタルまわりを整理できたら、その体験談を親に話し、親がどんなネットサービスを使っているかをヒアリングしておきましょう。

とくに「PC、スマホ内の連絡先は、持ち主の緊急時に他人が参照できない」と告げ、連絡先を印刷しておいてもらいます。

できれば、PCやスマホのパスコードを家族間で共有するのが理想です。

4.親の財産把握

自分の財産が把握できたら、自分が相続する可能性のある「親の財産」についてもだいたい把握しておきましょう。

「もしもの時のために」と、生命保険証書や通帳のありかを聞き、家以外の不動産がある場合には、どのように活用しているのかも詳しくたずねておきます。

ローンなどマイナス財産の把握も重要です。

5.エンディングノートを渡す

自分が書いてみて良かったと感じるエンディングノートを、親にもプレゼントしておきましょう。

何の脈絡もなく、突然にエンディングノートを渡すよりも、「自分が書いてみて良かったから、おすすめしたい」という言葉を添えた方が、自然に渡せます。

50代、終活と同じくらい大事なこと

運動で体を鍛えるイメージ

人生100年時代、折り返し地点である50代には、終活と同様にやっておきたいことがあります。

それは、長い老後を楽しく生きるための準備です。

明るい老後のため、次の3つを意識して生活しましょう。

「健康貯金」をしっかり貯める

健康貯金とは、若く健康なうちから体を鍛えておくことで、加齢による筋力低下の進行をゆるやかにするための活動です。

現役世代のうちから、ウォーキングや筋肉トレーニング、ヨガなどで体を若々しく保てるよう意識しましょう。

親子間のコミュニケーションを円滑に

自分の親とのコミュニケーションも大事ですが、50代は、多くの人が自身の子どもの自立を迎える時期です。

「子どもの思春期以降は、ろくに会話をしていない」という人はいませんか。

あなたに何かあったとき、困るのは子世代です。終活を行ったら、その成果を子世代と共有しておきましょう。

老後の資金計画をシミュレーション

老後は、健康と同じくらい、お金が大事です。

もらえる年金額と、今の家計を引き比べてみましょう。

もしも赤字が出るようなら、その分は貯蓄でまかなわなければなりません。

定年までにどのくらい貯金ができたら、安心して老後を過ごせるのか。夫婦でシミュレーションしてみるのが重要です。

50代の終活は、家族みんなとおこなうのが理想

以上、50代の終活について解説しました。

シニアにさしかかると、年老いた親の心配もさることながら、自分の今後にも不安が生じてくるものです。

親よりも一足先に終活を始めれば、親自身の終活を手助けすることができます。

まずは、緊急連絡先の整理から始めてみましょう。

家族葬を自宅で行うか迷う方へ、よくあるお悩みにお答えします

小規模な家族葬を行う場合、広いスペースを必要としません。

それなら自宅でも出来るのではと思う反面、周り近所のこともあるので、自宅で出来るのかなと心配になる面もあるでしょう。

結論から言えば家族葬は自宅で行えます。

自宅で家族葬を専門にしている広島自宅葬儀社が、普段よく伺うお悩みをご紹介させていただきます。

家族葬を自宅で行うか迷う理由

葬儀会館だと近所の方は来ない

いつしか葬儀は葬儀会館で行うものという価値観が当たり前になっています。

家族葬が最も需要のある葬儀になった今も、その様相は変わりません。

中には親族だけで行いたいから自宅ではなく葬儀会館で行うという選択をされる方もいらっしゃいます。

自宅だとご近所の方が参列に来てしまうことを懸念されて葬儀会館で行うというものです。

自宅で家族葬がイメージできない

自宅で行う家族葬があまりイメージできない方もいらっしゃいます。

家で行う自宅葬は、従来どこの地域でもありましたが、その記憶を辿れば近所の方、町内会が参加して地域みんなで行った葬儀のイメージです。

その記憶があるため、自宅で家族葬を希望しても、思った通りにはならないのではないかと心配になる方もいらっしゃいます。

Q.家族葬をしたいのに近所の人が来てしまう?

家族葬で小規模な葬儀を求めるのには、金銭的理由もありますが、接待などの負担が軽減され楽になることも挙げられます。

慌ただしく送るよりも、ゆっくり送りたいというニーズは多いです。

自宅で家族葬を行えば、ご近所の方々が参列され、その希望は叶わないのではないかと懸念される方もいらっしゃいます。

しかしご安心ください。

A.近所の方が来ても良い時間を作りましょう

家族だけで派手にせず、静かに過ごしたい。受付が混雑してお礼や挨拶に追われる苦労はしたくない。

そういう方でも自宅で家族葬は行えます。

家族葬で近い者だけで葬儀を行いたい意向を予め町内会長、近所の班長さんなど周囲へ伝えておくと良いです。

そうすると地域の方々は、通夜・葬儀への参列は遠慮してくださいます。

そしてお参りしたい、故人の顔を見て最後のお別れをしたいという方へは、通夜・葬儀以外の時間にお越しいただきましょう。

そうすることでご家族は希望通りに近い身内のみで家族葬が行えます。

ご近所の方は故人の生前の姿がまだある時に最後のお別れをすることが出来ます。

双方にメリットがあります。

Q.あまり派手にしたくないから、周囲にわかると困る

派手な葬儀を望まない人が増え、自宅で家族葬をすれば周囲にわかってしまうのではないか。

大げさにしたくない人にとっては心配になるものです。

昔の自宅葬は、家の入り口に看板や灯籠を設置することや、白黒の幕で家の外が囲われ、いかにも葬儀をやっていますという雰囲気があったものです。

A.周囲にわからないように出来ます。

家の外に設置する看板や提灯は、「ここが葬儀場ですよ」と周囲に知らせるための準備品でした。家族葬ですから、周囲に知らせる必要はありませんので設置しません。

白黒の幕も葬儀場を演出するアイテムですが、家族葬で家の外を白黒幕で囲えば、大げさになってしまいます。そのため、こちらも使用しません。

ですから家の外観はいつもと変わらない日常です。決して派手になることはありません。

Q.自宅で家族葬だと通夜振る舞いと親族の宿泊は?

自宅で家族葬を行う場合、通夜式後の通夜振る舞い、宿泊の心配もされるでしょう。

用意するべきなのか、用意しなくても失礼ではないのか、悩まれる方もいらっしゃいます。

A.自宅だからと特別なことはありません。

まず通夜振る舞いに関しては、遺族が料理を注文して葬儀社が手配準備を行う形は自宅でも葬儀会館でも変わりません。

ただ最近はコロナ禍ということもあり、自宅でも葬儀会館でも通夜式後、人が集まって行う会食はあまりお勧めできません。

宿泊に関しては、自宅・葬儀会館に限らず通夜後に宿泊するのは、ごく一部の家族のみとなる場合が多いです。

自宅で家族葬の場合、通夜式後は一旦帰宅いただいて翌日またお越しいただく形にしても失礼にはなりません。

ですから基本的にご親族様分の寝具を用意する必要はありませんが、どうしても故人のそばで一晩過ごしたい方がいらっしゃった場合は、尊重してあげることも大切です。

Q.どんな葬儀をしたのかわかってしまう

家族葬をどのような形で行ったのか。無宗教だったのか、火葬のみだったのか。

あるいは立派な花が並んでいたのか、全て周囲の近所へわかってしまうのは困るというお悩みを持つ方もいらっしゃいます。

A.どんな葬儀かは、立ち会わない限りわかりません。

このお悩みを解決するポイントは、葬儀の様子がわかる場面に立ち会うとどんな葬儀を行ったのかわかります。

葬儀の様子がわかる場面は、家族だけの時間にすることで対応できます。

たとえ火葬のみ、直葬であってもお別れ、出棺の時間だけは家族で過ごすことを徹底すれば、周囲にどんな葬儀を行ったのかはわかりようがありません。

「参列に来られるかもしれない」「あの方は亡くなったことを知っている」という方には、予め「○○時から親族で家族葬を行うので、もしよかったらそれ以外の時間で顔を見てあげてください。」などと伝えると良いでしょう。

葬儀以外の時間にお参りしていただくことで、実際の葬儀がどんな様子だったのかはわかりません。

むしろ自宅で行うと家族葬のデメリットを防げる

これまでをご覧いただくとお感じになられた方もいらっしゃるかもしれませんが、実は自宅で家族葬を行うと、葬儀会館で家族葬を行うと生じていたデメリットを防ぐことができるのです。

「後でお参りに来る方が絶えない」を防げる

葬儀会館で家族葬を行うと、葬儀が終わった翌日以降に、家にお参りに来る方が絶えないという声もありました。

自宅で家族葬を行えば、先述したようにすでにお参りが済んでいる方も多く、このような事態になりません。

そしてご近所の皆さんは、遺骨になった故人へ手を合わせるのではなく、その姿面影がある時にお参りが出来るのです。

たとえ家族葬であっても、顔を見て最後のお別れが出来たという体験が、自宅で家族葬なら出来るのです。

「なんで知らせてくれなかった」を防げる

家族葬が終わって、後々訃報を知った人が連絡して来られることもあります。

知らせずひっそりと葬儀会館で家族葬を行うとこのようなことも起こり得ます。

自宅で家族葬を行う場合は、「葬儀の時間だけは家族過ごしたい」と近所や周囲に伝えてから行うケースも多いので、「なんで知らせてくれなかった」という会話にはなりづらいのです。

葬儀の時間帯になると周囲の方々は、無事に家族葬が終えられるように温かく見守ってくださってることが多いです。

直葬(火葬式)自宅で周囲に知られずに行う方法|広島自宅葬儀社

ご逝去後、直接火葬場へ向かうご出棺のみの葬儀が「直葬」と呼ばれるようになりました。

その直葬の簡素というネガティブなイメージから、自宅で行うのは周囲の目が気になるという方もいらっしゃいますが、そのご心配は無用です。

何度も実際にお手伝いをさせていただいた経験から、その理由をこれからご説明させていただきます。

直葬(火葬式)をしたことを知られたくない

寺院の読経など宗教的儀式を省略して火葬のみを選択したことを、周囲に誤った認識をされて風評被害を恐れる方もいらっしゃいます。

葬儀へお金をかけていないと思われる

代表的なものが、葬儀へお金をかけていないと思われることです。

直葬=火葬のみ=安いというイメージが浸透している今、周囲もそのような目で見てしまうことは考えられます。隣近所の方にそのような目で見られるのは絶え難いと考える方もいらっしゃいます。

簡素な葬儀をしたと思われる

「○○さんは、親の葬儀を直葬にしたみたい」と陰口を言われるのは、あまり良い気持ちにはなりません。

無宗教だから儀式をする必要がないとはっきりした理由があっても、周囲からはそのように思っていただけない場合、辛いものがあります。

本人の意思で選択したのに、家族の意向となる

生前に本人の意思で直葬にして欲しいと頼まれ、忠実に行ったにも関わらず、家族の意向で直葬になったと誤った受け止められ方をされる場合もあります。

このような誤解は避けたいと思うでしょう。

このようなことから自宅で直葬は、どうしようかと二の足を踏む方がいらっしゃいます。

では実際にどうなのか見ていきましょう。

自宅で行う直葬(火葬式)の内容

どんな内容?

自宅で行う直葬は、ご逝去後自宅へご安置。そして一晩自宅で過ごして翌日出棺となるケースが多いです。

出棺時間は葬儀社と相談して決めます。ご逝去後、24時間経てば火葬は可能です。

ご安置の時間が、深夜早朝の場合、午前中の場合、日中の場合とあるでしょう。

その時間から翌日の出棺時間まで、特別な儀式はありません。

お棺に納棺するタイミングは、ご安置後どこかのタイミングで行うか、翌日出棺の際に行うか選択できます。

それ以外の時間は、出棺まで故人のそばで静かに過ごすことが出来ます。

翌日時間が来るとお別れをした後、自宅から出棺となります。家族も火葬場へと向かいます。

出棺まで何をする?

花を用意したい、手紙を書いて入れてあげたい。愛用品を飾ってあげたい、写真を並べたい。

慌ただしい準備はありません。故人のそばで過ごしながらご自身がしてあげたいことを好きなだけできるのです。

最後のひとときを思い残すことなく過ごすことができるのが特徴です。

直葬という心ない言葉の偏見を気にすることはありません、気持ちがこもっていれば、あたたかいお葬式です。

直葬とわからずに自宅で行える理由

そんな直葬ですが、なぜ周囲にわからずに自宅で直葬を行えるのかを説明させていただきます。

家の外ではなく、家の中で行うもの

当たり前と思われるかもしれませんが、直葬は家の外で行うものではなく、家の中で行うものです。

今、お隣さんが家の中で何をされているか、あなたはわかりますか?

中の様子は、わからないものです。

直葬がわかってしまう場面だけ家族で過ごす

直葬なのか、そうではないのか、どこでわかるでしょう?

「参列した時に読経がない」「参列したけど出棺だけだった」

参列しないとわからないものなのです。

出棺時間だけは家族で過ごすことにすると決め、近所の方へ周知すれば解決します。

近所の方には隙間時間にお参り

出棺時間以外の時間帯にご近所の方にはお参りに来ていただいたら良いのです。

その際に葬儀の準備が出来ているかどうか、礼服を着ているかどうかは気にされなくて結構です。ご近所の方は葬儀の時刻ではない時間帯にお参りへ来ています。

ご近所の方も平服です。お顔を見に来る方、お悔やみを述べに挨拶へ来る方ばかりですので、短時間でお帰りになられます。

これによってお別れ〜出棺の時間は家族、親族だけの時間になり、ご近所にはわからずに行えます。

周囲にわからずに直葬を自宅で行う流れ

ここまでの流れをおさらいするとこのようになります。

1.ご安置

2.葬儀社と出棺時間を決める

3.家族だけで葬儀を行う意向を近所へ伝える

 葬儀時間以外であればお参りへ来ていただくことも可能と伝える

4.故人のそばで自由に過ごす

5.途中、お参りに来られた方の対応

6.時間に合わせて納棺〜お別れ〜出棺

広島自宅葬儀社の直葬(火葬式)

自宅で家族葬を専門にした広島自宅葬儀社では、自宅で行う直葬プランは2種類あります。

自宅で行う直葬プラン

弊社が用意させていただく準備物を必要最小限に抑えた直葬プランです。

これまでご説明させていただいた内容はこちらで可能です。

料金は80,000円(税込88,000円)です。

自宅で行う火葬式プラン

 こちらは直葬プランに仏具とお別れの花束、後飾り壇を含めたものになります。

 ご近所の方がお参りに来られた際、仏具もありますので、お線香もあげていただけます。

一見するとお葬式の前のような雰囲気がより出る形と言えます。

ご近所の方に直葬がわかってしまうのが心配な方は、こちらのプランがよりおすすめです。

また、火葬終了後、納骨まで遺骨を安置する簡易祭壇もついています。

料金は125,000円(137,500円)です。

こちらでご覧ください
火葬式プラン|広島自宅葬儀社

祖父母へ香典を包む時、いくら包むべき?金額相場を解説

祖父、祖母の葬儀が発生した時、喪主は父が務める。私は香典を包む必要があるのかな?

金額はどのくらいなのだろう?

この記事ではそんな疑問にお答えしたいと思います。

祖父母の葬儀で香典を包む必要性は?

祖父母の葬儀へ香典を包むべきかどうか。

結論から言えば、年齢で決まります。

社会人であれば用意したほうが無難です。

学生の方は、用意する必要はありません。理由は二つあります。

香典は無理な金額を用意するものではない

香典はご自身が出来る範囲で行うもので、金額が多いから少ないからでお悔やみの気持ちの大小を評価されるわけでも、本人が満足するものではありません。

助け合いの精神で生まれた風習ですから、出来る範囲で結構なのです。

そのため、学生などまだ職に付いていない方は、香典を用意する必要はありません。

香典は一世帯で一つ

中高生、大学生は、ご両親の扶養で暮らしている方が多いと思います。

香典は一世帯で一つ用意します。

ですから例えばお父様が香典を出された場合は、その香典には奥様とお子様も含まれていることを意味します。ですから別でご用意いただく必要はありません。

この場合、代表者のお父様のお名前のみ記載することが多いのですが、たとえ名前は明記されていなくても奥様、お子様も含まれていることを葬儀の場では意味します。

祖父母へ包む香典の金額相場

無理のない範囲で用意するのが香典です。その前提で言えば、香典金額の相場は、年齢と共に上がっていくイメージでお考えいただければと思います。

年齢と共に平均年収は上がっていきます。20代と40代では平均年収が違いますので、香典相場にも差が出ています。

それでは年齢別に祖父母様の葬儀でいくら香典を包むのが平均値なのか、相場を見ていきましょう。

あなたが20代だったら香典金額相場は?

あなたが20代で社会人だった場合、祖父母様へ香典を包む場合の相場は1万円です。

先ほど香典は1世帯に一つと申し上げましたので、親と同居の場合は不要なのかな?という疑問も生まれているかもしれません。

ご両親の扶養で生活している場合、金銭的に用意が難しい場合はご用意されなくても結構です。

社会人でご用意が可能な方は、ご用意しましょう。

先述したように、香典はあくまで無理のない範囲で行うものです。

あなたが30代だったら香典金額相場は?

30代の方が祖父母の葬儀へ包む香典金額の相場は、1万円〜3万円です。

1万円もしくは3万円が良いでしょう。

こちらも無理のない範囲でどちらを選択してください。

31歳と39歳でも収入は異なりますし、独身と所帯を持っている方でも生活状況は異なります。事情は様々ですので、ご自身にとって無理のない選択をしましょう。

あなたが40代以降だったら香典金額相場は?

40代の方が祖父母の葬儀に包む香典金額の相場は3万円です。

ある程度の収入、社会的地位も高くなっている方が多いことから相場が上がっています。

相場は3〜5万円ですが、見栄をはる必要はありません、無理のない範囲で1万円でも結構ですし、多く包む場合は5万円でも構いません。平均値が3万円となっています。

あなたから見た関係20代30代40代
祖父母1万円1〜3万円3〜5万円

夫婦の場合は二人分必要なの?

あなたがご結婚されている場合、祖父母の葬儀へ夫婦で参列となるでしょう。

その場合の香典をどうするかについても解説します。

夫婦の場合は夫の名前のみ

冒頭で香典は世帯に一つと説明した通り、ご夫婦で香典を出す場合、香典袋は一つです。

名前は代表者として夫の名前を記載しましょう。

夫の名前だけを記載していても、葬儀の場では夫婦の意味合いになるという意味ですから、

夫婦それぞれの名前を連名で記載してもマナー違反ではありません。

金額を倍にする必要はない

夫婦二人で香典を包むのだから、香典金額は2倍になる?

このような疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、金額は変わりません。

元々世帯で一つ用意するものですから、金額を倍にする必要はありませんが、

それでは気が済まないという方は、相場よりも多めに包まれると良いでしょう。

香典金額を決める時の注意点

兄弟がいる場合

ご兄弟がいらっしゃる場合は、予め香典金額について相談をしましょう。

例えばあなたが20代、兄弟が30代であれば、香典金額に差があってもおかしくありません。

しかし兄弟の年齢差は、2〜3歳差の場合が多いです。

ご兄弟がいらっしゃる場合、金額を合わせておくのが無難です。

後でどちらが多かった少なかったという話題になるのも困りますし、場合によっては恥をかいたと思うことになる場合もあります。

「なんでそんなに包んだの?」「多く包むなら予め教えてよ」という会話もありがちなので注意が必要です。

これは年齢を重ねるほど強くなります。

香典金額は香典帳に記されるが気にしない

各自がいくら香典を包んだか、香典帳へ一覧にまとめたものを喪主は保管します。

後日、香典返しのお礼をする際に香典帳を利用します。

誰がいくら包んだのか、ずっと残るものです。しかしだからといって見栄を張ることはやめましょう。

分相応が望ましい

あなたはお孫様という立場です。

故人の友人、知人、近所の方よりも近い立場です。ご親族を含めても故人から近い立場です。

そのため、香典金額は一般の方よりも高額になりますが、必要以上に香典を包むと、孫より近い立場の人が困ります。

孫と同じではいけないと無理な金額を包む可能性、孫と同じ金額で恥ずかしい思いをしたと感じてしまう方が出てくる可能性があります。

その相手はあなたのご両親もしくは叔父様、叔母様になるでしょう。

それぞれが良い葬儀だったと思えるように、相場以上の金額は包まないことをおすすめします。

香典を渡す必要がない時もある

香典をお渡しする必要がない場合もあります。

最近多くなっているのが「香典お断り」のケースです。

特に家族葬で多くなっていますので、葬儀の際はまず香典を受け取るのかどうかを確認したほうが良いでしょう。

ご家族に確認してもわからない場合は、葬儀社へ問い合わせをして聞いてみるのも良いでしょう。

最後に

祖父母のお葬式における香典の金額相場について解説させていただきました。

もっと詳しく知りたい方には、お葬式の香典の作法をまとめた記事が下記になります。

相場、香典袋の書き方、包み方、渡し方をまとめてますのでよかったらご覧ください。

中国新聞のお悔やみ情報欄(訃報掲載欄)への掲載手順と特徴

中国新聞のお悔やみ情報とは

中国新聞のお悔やみ情報とは、中国新聞が購読者に向けて訃報のお知らせを新聞内にて掲載するページがあります。

このお悔やみ欄(訃報掲載欄)のことをお悔やみ情報と言います。

新聞社が勝手に掲載するのではなく、ご遺族が中国新聞に依頼した場合に掲載されます。

また、基本的に無料となっています。

掲載される内容

中国新聞に掲載される内容は主に下記の通りです。

下記を全て掲載するのか、一部を省略するのか、ご遺族の意思で決めることが出来ます。

載せたくない情報は、省略します。

・故人の名前、年齢

・死亡日

・故人の住所

・葬儀の場所

・葬儀の日時(通夜の掲載も可能)

・喪主の名前

死亡広告、死亡記事とは異なる

死亡広告は、訃報を知らせる有料広告のことです。

例えば企業が創業者のお別れ会を行う場合など、広い範囲へ告知をする必要がある場合に、広告料を新聞社に支払って掲載します。

掲載する範囲、掲載する紙面の大きさによって広告料が変動します。相場は20万円〜50万円です。

新聞社が依頼を受け、広告料をいただいて掲載するのが「死亡広告」と言えます。

一方で死亡記事は、例えば著名な芸能人の訃報を知らせる場合、新聞社はニュースの一部として取り扱います。これは依頼されたのではなく、新聞社自らが取り上げている点で「死亡記事」となります。

中国新聞のお悔やみ情報の特徴

掲載は無料

中国新聞お悔やみ情報の特徴は、ご遺族から依頼を受け、広告料をいただかず無料で掲載している点が大きな特徴です。

依頼を受けて広告料をいただく死亡広告とは異なります。

そのため、広島県民の皆様が誰でも気軽に依頼出来る形となっています。

広島県内通し版(全域)へ掲載

お悔やみ情報への掲載を申し込むと、中国新聞の「通し版」へ掲載されます。

「通し版」は令和3年12月現在、広島県47万世帯、山口県4万2千世帯、島根県3千世帯、岡山県2千世帯へ配布されています。

広島県内へ住む全ての中国新聞購読者へ伝えることが出来るのが特徴です。

・中国新聞デジタル(ネット版)へも掲載

中国新聞社が運営する中国新聞デジタルというホームページ上にも掲載されます。

これは新聞を紙面購読ではなく、WEB版で購読出来るサービスです。

こちらの閲覧は、デジタル版を購読している方、もしくは紙面購読をしていてデジタル版の会員登録を済ませている方のみ閲覧できます。

葬儀後に事後報告として掲載も可能

お悔やみ情報には「葬儀は○日○時より、○○で行われます」と葬儀の日時が載るのですが、

掲載日を葬儀当日の朝ではなく、葬儀後にすることも可能です。

最近多いのが、「葬儀は○日家族葬で執り行われました」と葬儀後に事後報告を行う形です。

中国新聞のお悔やみ情報 掲載までの流れ

1.遺族が葬儀社へ掲載を依頼

葬儀の打ち合わせの中で、葬儀社と中国新聞お悔やみ情報への掲載をどうするかを決めます。掲載を希望する際は、葬儀社へ口頭で依頼します。

2.葬儀社が中国新聞社へ掲載申込み

葬儀社が必要情報を記入して中国新聞へ掲載の申込みを行います。

(遺族が直接申し込むことも可能です)

FAX(0120)098362フリーダイヤルへ

3.中国新聞社が遺族へ確認の電話を行う

遺族へ中国新聞社が電話を行います。個人情報の確認、掲載の意思の確認、掲載希望日時などを確認します。

4.原稿を作り、新聞へお悔やみ情報を掲載

原稿を作り、中国新聞内のお悔やみ情報ページへ掲載します。

中国新聞お悔やみ情報の掲載メリット

家族の知らない故人の知り合いへ伝えられる

故人の人間関係を全て知っているか、全ての連絡先を知っているかと問われたら、知っていると答えられる方は少ないでしょう。お悔やみ情報は家族が知らない故人の知り合いへ訃報を伝えるのに有効です。

例えば幼少期の同級生、地元の友人、習い事、職場で知り合った仲間などが挙げられます。

家族葬を行なった時、事後報告がしやすい

近い者だけで家族葬を行なった場合、家族葬を行なったことを後で事後報告するのにお悔やみ情報は有効です。

亡くなった事実が社会的にも認識される

肉体的な死だけでなく、新聞に故人の名前が掲載されることで、社会的にも故人が亡くなったことを認識されます。

知らせようか、辞めておこうかと悩む相手へ

訃報を知らせる時、相手によっては知らせるべきなのか、辞めておいたほうが良いものか、悩む場合もあります。

知らせることで相手に気を遣わせてしまう、葬儀への参列を促しているように受け取られては困るなど、理由はさまざまです。

直接伝えるべきかを悩む方には、紙面を通じて間接的に伝えるお悔やみ情報は便利です。

中国新聞お悔やみ情報の掲載デメリット

関係者以外にも伝わる

中国新聞に掲載されるため、多数の方へ告知できる反面、知らせたい相手、知らせたくない相手を選ぶことはできません。

業者が営業情報とする場合もある

業者が、葬儀後に自宅へ営業に来るのは、このお悔やみ情報を載せたからではないかと言われる時期もありましたが、これは違います。

このような業者は中国新聞に載せなくても、どこからか情報を入手しています。

(葬儀社が情報を流していると疑われることもよくあるのですが、これは断じて違います。各社個人情報の取り扱いは厳重に管理しています。)

しかし業者が利用する可能性がゼロとは言いきれません。

空き巣の心配

葬儀を葬儀会館で行うのが主流になって以来、葬儀日時を告知すると、その日は家を留守にしている事を公にしてしまうリスクもありました。

空き巣の心配もありますが、幸い近年そのような事件は発生していませんが、それでも注意が必要です。

葬儀後に事後報告という形で掲載であれば、空き巣の心配もなく告知できるでしょう。

また掲載する際は、住所の特定を防ぐため、住所を「○丁目◯番○号」と詳細まで載せないことも大切です。

お悔やみ情報掲載の注意点

締切り時間

翌日の朝刊に載せたい場合、中国新聞から遺族への確認電話が前日の16時までに終えていないといけません。

休刊日に注意

中国新聞には、休刊日があります。希望日が休刊日と重なる場合もありますので、注意が必要です。

2022年の休刊日

1月2日、2月14日、3月14日、4月11日、5月9日、6月13日、7月11日、8月8日、9月12日、10月11日、11月14日、12月12日

空き巣対策

念の為、空き巣対策をしておきましょう。

1.住所が特定されないように、詳細の番地は掲載しない。

2.近所の方々に声をかけ、家を気にかけていただく。

3.家の中に人がいる気配を残しておく。電気をつけておく等。

4.葬儀翌日以降に掲載する。

おひとりさまの終活、介護・医療・葬儀・墓の希望を誰に託す?

おひとりさまは、介護や医療、葬儀、墓を「誰に託そう?」と悩むものです。

いざ終活を始めようと思っても、自分の代わりに誰が希望を叶えてくれるのだろうと考えると、手が止まってしまうことはありませんか。

おひとりさまの終活の進め方や、希望を託せる場所について解説させていただきます。

おひとりさまの終活、医療・介護・葬儀・墓で困ることは?

一般に、一人での行動が好きな人や、独身を貫いている人を「おひとりさま」と称します。

一方で、死後に向けて準備をする終活の分野においては、独身を貫いた人のほか、伴侶を亡くし子どもがいない人、頼れる親族がいない人も「おひとりさま」の範囲です。

一人暮らしをしていて、自分の「もしも」のとき誰も助けてくれる人がいない人は、どんなことに困るのでしょうか。

具体的には、次のような場合です。

救急車を呼ぶのが困難

自宅で急に倒れたとき、自分のほかに救急車を呼んでくれる人がいません。

要支援・要介護状態での自活が厳しい

身体に不自由が生じるようになると、一人暮らしは難しいものです。

介護保険で使える在宅介護サービスなどを入れても、生活の不安はなかなか消えないでしょう。

突然の手術、身元保証人になってくれる人が見つからない

入院・手術をすることになったとき、身元保証人になってくれる人がいなければ、手続きは滞ります。

手術時の身元保証人には、医師の治療方針を本人とともに聞いたり、手術に立ち会い「もしも」のときの身柄引受人になったり、入院に必要な着替えや日用品を用意するといった重要な役割があります。

認知症になった後、生活や財産の管理が困難になる

おひとりさまが認知症になると、気づいてくれる人が近くにいないため、治療が遅れます。

身支度、掃除、食事などに困難を伴うようになるほか、金銭管理もできなくなってきますが、他に適切な管理をしてくれる人がいなければ、生活は荒れる一方です。

家のゴミ屋敷化や、破産につながりかねません。

葬儀やお墓のことを託せる身内がいない

自分の認知能力と意識さえハッキリしていれば、医療や介護がスタートしてからでも自分の希望を伝えることができます。

しかし、葬儀やお墓への納骨は、亡くなってから生じるものです。

生前、誰かに希望を託していなければ、理想通りの形にはなりません。

遺産を譲れる身内がいない

法律では、配偶者や子がおらず、親もすでにない人の遺産は、きょうだいに相続されます。

きょうだいが亡くなっていれば甥姪が相続します。それらの相続人も不在であり、遺言も残されていなければ、遺産は国庫に入ります。

おひとりさまの終活で、希望をどこに託せる?

希望を託せる方と契約する場面

おひとりさまがどのようなことに困る可能性があるか、おわかりいただけたでしょう。

おひとりさまにとっては、「どんな希望を残すか」よりも、「希望を誰に託すか」のほうが重大な関心事ではないでしょうか。

誰に、どんな希望を託すことができるかをご紹介します。

勤務先に相談しておく

急に入院したときの身元保証人の確保については、現役のおひとりさまなら勤務先に相談するのが近道です。

会社にとって負担ではと尻込みする人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

社員が急に倒れたら、「仕事への影響はどうなる?」「いつから復帰できる?」と、勤務先の方もいち早く情報を得たいためです。

入居する高齢者用マンションや施設に相談する

高齢者用のマンションや施設に入居しているなら、管理会社に相談してみましょう。

入院時の身元保証や、介護・医療の希望を託すことなら業務の範囲内としているところも少なくありません。

葬儀や墓、相続の希望については、必要に応じて専門家を紹介してくれる可能性があります。

社会福祉協議会に相談する

高齢のおひとりさまが増加するなか、終活サポートを行う社会福祉協議会が増えています。

ただ、「生活の見守りだけ」「専門家を紹介する」など、サポート範囲は協議会によってさまざまです。

住所地を管轄する協議会に問い合わせ、相談してみましょう。

地域福祉・ボランティア情報ネットワーク

NPOと契約を結ぶ

元気なうちから、認知機能が低下した場合の生活・金銭管理を誰に託すか決めておく「任意後見契約」、亡くなった後の手続きを一任できる「死後事務委任契約」などを依頼できるNPOが、全国に複数あります。

定期的な電話連絡などの見守りサポートを行っている場合もあります。

弁護士や司法書士と契約を結ぶ

「任意後見契約」や「死後事務委任契約」は、信頼できる弁護士や司法書士に依頼することが可能です。

終活サポートを専門に行っている会社もあります。

信託銀行など金融機関に相談する

おひとりさまの金銭管理や生活サポート、遺品整理までを託せる信託銀行があります。

おひとりさまの終活に必要なこと

急に倒れたときのこと、死後のことを誰に託すか決めたうえで、具体的な終活を進めましょう。

とくに必要なのが次の4つです。

エンディングノートをつくる

エンディングノートとは、緊急時の連絡先や、医療・介護・葬儀・お墓についての希望を書き留めておくためのノートです。

たくさんのエンディングノートが出版されており、おひとりさま用のものもありますから、活用しましょう。

緊急メモと入院バッグを用意する

エンディングノートは、個人情報のかたまり。契約を結んだ人など、ごく一部の人にしか開示できません。

しかし、緊急の場合に、「かかりつけ医」「日ごろ飲んでいる薬」「保険証のありか」「緊急連絡先」などを記したメモを救急隊員などが確認できれば、スムーズな医療につながります。

救急隊員やかつぎ込まれた病院に知らせたい情報と、入院時に必要となる着替えやコップ、スリッパを入れた入院バッグを、玄関先など目立つところに置いておきます。

ペットの行き先を確保しておく

自分が入院となった後、あるいは亡くなった後も、ペットの世話は滞りなくなされなければなりません。

ペットの世話は、先ほど紹介した弁護士や司法書士などの専門家、信託銀行などに託すことも可能ですが、対応が遅れることも。

友人や近隣など信頼できる人に、もしもの場合について相談しておきましょう。

遺言書を作成しておく

エンディングノートには法的効力がないため、遺産の行き先については、正式な遺言書で残しておく必要があります。

おひとりさまにとって重要なのが、死後事務やペットの世話を引き受けてくれる人への遺贈。

死後事務委任を引き受けてくれる専門家などに相談しながら、遺言書の作成を進めましょう。

おひとりさまの終活ではこれもやっておきたい

交友範囲を広げるイメージ

ここからは、絶対に必要ではないものの、おひとりさまにとって大事な終活要素について解説します。

交友範囲を広げる

身内のいないおひとりさまにとって、友人は宝物のような存在です。

「何日も連絡が取れないと心配して見に来てくれる人」「もしものときにペットの世話をお願いできる人」などを確保できるよう、意識して交友範囲を広げましょう。

宅配サービスの利用など、見守りの工夫をする

心配して毎日電話をくれる子どものかわりに、新聞を取る、昼食の宅配サービスを利用するなど、「誰かが毎日のように訪れてくれる」環境を整えておきましょう。

孤独死予防になります。

いつまでも元気を保つ

野菜たっぷりの料理を自分のために作ったり、散歩やヨガを毎日楽しんだり。

なるべく長く「自分のことが自分でできる」状態を保てるよう、健康に気を配りましょう。

おひとりさまこそ、自分らしい最後を

以上、おひとりさまの終活において大事なことを解説しました。

おひとりさまにおいては、「希望を誰に託すか」が最重要ポイントとなります。しかし、それさえしっかり押さえておけば、自由度はかなり高いといえるでしょう。

残されるパートナーや子どもの意思を考慮することなく、好みのお墓を選べたり、支援しているNPOなどに遺産を寄付したりできるためです。

自分らしい最後のため、まずは「希望を託せる先」を探すことから始めましょう。

遠方で亡くなった場合|葬儀の手配と遺体長距離搬送・空輸方法

家族が単身赴任先や旅行先で亡くなってしまった。

あまりにも予期せぬ出来事で気が動転してしまいます。

土地勘のない場所へ急いで駆けつけます。

普段と変わらない周囲の様子が目に入れば、自分達だけが悲劇に見舞われていると孤独を感じます。

その後の段取りも頼る人がいなく不安はつきまといます。

この記事ではそのような事になってしまった場合の対処方法を解説させていただきます。

お役に立てますと幸いです。

まず葬儀を行う葬儀社を決める

おそらくネット上では、「まずお近くの搬送業者を手配しましょう。料金も安く時間的にも早いです」と書かれているかもしれません。

しかし葬儀業界で20年経験を積んだ私はそのように思いません。

これまで遠方でご家族が亡くなった方のお手伝いをさせていただいたことは何度もありますが、経験上まず行うことは、故郷に帰った時に、お世話になる葬儀社を決めることです。

真っ先にどこの葬儀社へ葬儀を依頼するかを決める理由

亡くなった家族を故郷へ連れて帰る手段を考えるよりも、どこの葬儀社に頼むかを先に選んだほうがいい理由は、単純明快です。

ご家族は、「遠方で亡くなった家族を故郷へ連れて帰り、故郷で葬儀をしてあげたい」というのが一番の思いではないでしょうか。

故郷でご家族様からご用命いただいた葬儀社は、連絡を下さったご家族が無事に故郷へ戻り、無事に葬儀を終えられることを一番の使命と感じて励みます。

双方の思いが似通っていることがお分かりいただけるでしょうか?

だから不安な家族にとって一番心強い頼りになる存在が出来るのです。

頼りになる存在をまず作りましょうということです。

故郷の葬儀社は親身に寄り添ってくれる

故郷の葬儀社は、遠方で家族が亡くなった状況を知り、少しでも力になりたいとあらゆる知恵を授けてくださるはずです。

その現在いる場所付近の搬送業者の手配もしてくれるかもしれませんし、交渉が必要なことがあれば、間に入って行ってくれるでしょう。

故郷へ戻ってから葬儀社のお手伝いが始まるのではなく、お電話をいただいてから既にお手伝いは始まっています。

搬送業者は故郷へ連れて帰るまでが業務

近くの搬送業者は、故郷へ送り届けるまでが業務で、例えるとタクシーに似ています。

道中のことは親身に考えてくださるでしょうが、乗客が下車した後の、その後のことまでは親身に考えてくださるでしょうか、あまり期待はできません。

一方で、ご家族の置かれた状況、時間的なスケジュールも全て把握していれば、ご家族があまり睡眠を取れていないこと、移動にかかった時間のこと、これまで行ったこと、全てわかってもらえた上で葬儀を段取りしてくれる葬儀社は心強く感じるはずです。

葬儀を行う葬儀社へ連絡する

故郷の葬儀社へ連絡

どこで葬儀を行うか、故郷の葬儀社が決まったら、連絡をして今の状況を伝えましょう。

お伝えする点はわかる範囲で結構です。

・現在ご家族がいる場所

・お亡くなりになった方がいる場所

・お亡くなりになった方のお名前、住所

・ご家族のお名前、連絡先(携帯電話)

・現在の状況

・故郷の葬儀社と相談して決めていくこと

故郷の葬儀社とこれから決めていくこと

下記は葬儀社と決めていくことですが、一度のお電話で全てを決めるわけではありません。

順番に一つ一つ課題を故郷の葬儀社と一緒にクリアしていく、そんなイメージでご覧いただければと思います。

・故郷へ連れて帰る手段

・故郷へ連れて帰るのは、どこの業者が行うか

・いつ現地を出発するのか

・故郷へいつ頃戻るのか

・ご希望の場合、葬儀の日時も決める

陸路で長距離搬送する

遠方で亡くなった家族を連れて帰る方法をこれからはご紹介していきます。

まず陸路、寝台霊柩車で長距離搬送する方法です。

こちらの場合は、業者の車両が出発する車庫→お迎え場所→ご安置場所までの距離で料金が決まる為、故郷の葬儀社が対応する場合は、故郷と現地の2往復分の料金がかかります。

したがって遠方の場合、近くの搬送業者へ依頼する場合が多いです。

ご家族にとって到着を待つ時間が少なくなるメリットもあります。

陸路で長距離搬送の注意点

距離によっては高額になる

遠方すぎる場合、距離によってどんどんメーターが上がってしまい料金が高額になることもあるのがデメリットです。

深夜に長距離搬送を対応してくれる所は少ない

また深夜夜間(夜22時以降)に発生した場合、深夜に遠方まで長距離搬送してくれる業者はあまりありません。

夜間は限られたスタッフで運営している為、遠方まで出て行ってしまうとその他の業務が対応できなくなる恐れがあるためと思われます。

ですから翌朝に故郷へ向けて出発という形が多いです。

一旦どこかで過ごし、翌朝を待つことも

深夜の場合、その間はお亡くなりになられた場所でそのまま朝まで過ごさせていただく場合、搬送してくれる業者の施設で一旦ご安置させていただく場合があります。

業者によって料金が異なる

料金体系に一定の基準はあるのですが、若干の幅があります。その範囲内で各社料金を設定しているため、業者によっては高額になるケースもあるので注意が必要です。

近距離であればその差も気にならないレベルなのですが、長距離となれば数万円の差に膨らむのです。

高額なのかどうかの判断は、ご家族だけでは行えないため、先述したように先に故郷の葬儀社を決めておく事がおすすめです。

故郷の葬儀社へ判断していただきましょう。

飛行機で空輸する

飛行機で空輸する方法もあります。

長距離になればなるほどこちらの方が金額的に安くなります。

東京から広島であれば空輸をお勧めします。

空輸の場合、お亡くなりになられた方を棺に納棺した状態で空輸する為、貨物扱いとなります。(通常の貨物よりも丁寧に扱ってくれます)

手順としては、飛行機の予約をして、飛行場まで現地の業者へ連れて行っていただきます。

故郷へ到着時間を故郷で待つ葬儀社へ伝え、飛行場で待機していただきます。

故郷へ着いたら、飛行場から今度は故郷の葬儀社に搬送していただきご安置となります。

空輸搬送の注意点

一緒に帰る家族の航空チケット代も必要になる

空輸自体の手続き自体は難しくありません。

時間を予約して決められた時間に到着すれば、空港職員が行ってくれます。

注意すべきは、故人だけでなく一緒に帰るご家族分の航空チケットも必要になることです。

3名で現地へ向かったのであれば、その分の航空チケット代が必要です。

飛行機チケットは当日取りづらい場合、割高な場合もある

飛行機は前もって予約している方が多く、当日の状況によってはチケットが取りづらい事もあります。当日に購入する場合は、割高な面もありますので注意が必要です。

空輸するために必要な棺の代金が発生する

もう一つが、棺に納棺して空輸を行うため、棺を購入しなければなりません。

飛行場までの搬送代+飛行機の貨物運賃+家族の航空チケット代+棺代が必要になります。

その為、本来安価なのですが、近距離の場合は陸路のほうが安く収まる場合もあるのです。

陸路同様に深夜対応はできない

また、こちらも深夜の夜間空輸は行えません。日中に対応となるでしょう。

深夜の場合は、陸路同様に一旦翌朝まで待つ必要があります。

故郷まで直行便があるとは限らない

例えば広島県の場合、空港から直行便で行けるのは、羽田空港、仙台空港、新千歳空港、沖縄空港などに限られます。場所によっては、どこかの空港を乗り継いで空輸を行う必要があります。

現地で火葬をして遺骨と共に帰る

3つ目の選択肢として、現地で火葬して遺骨になった状態で故郷へ帰るという方法です。

元々火葬をしてから、後で葬儀を行う地域であれば、抵抗はないでしょう。

しかし多くの地域では、葬儀を終えてから火葬が主です。

広島の場合も葬儀を終えてから火葬の地域なので、あまりお勧めできません。

現地で火葬、遺骨と共に帰る場合の注意点

一番安価に故郷へ連れて帰られる方法に見えるかもしれません。

確かに連れて帰るのに寝台霊柩車も貨物運賃も必要ありません。ただし今度は、現地で火葬を終えるまでの料金がかかってしまいます。

不慣れな土地で火葬を行う精神的負担も加わります。

そして遺骨になって故郷に戻って、また親族や周囲のために葬儀を行う場合は、かなりの出費が予想されます。

判断ポイント 搬送にかかる料金

結論から言えば、ご家族が1名で遠方にいらっしゃるのなら、飛行機で空輸が一番安く済む可能性が極めて高いです。直行便があれば活用しましょう。

すでに自家用車で現地へ向かわれていた場合は、帰りも自家用車でお帰りになるはずなので陸路搬送にしましょう。飛行機の場合は、付き添いが必要になります。

自家用車で現地へ向かわれていても、ご家族が2名以上でいらっしゃる場合は、一人が付き添い、一人が自家用車の運転と手分けして、空輸も選択肢に入れましょう。

参考までに料金を下記に添付します。

陸路の搬送料金

距離搬送料金高速道路その他合計
広島〜博多2029.6~11万7,550円2.5万12.8~14.2万
広島〜大阪28211~15万8,350円2.5万14.3~18.3万
広島〜名古屋51425~30万11,100円2.5万28.6~33.6万
広島〜東京67933~38万16,940円2.5万37.1~42.1万
広島〜仙台115855~60万226,00円2.5万59.7~64.7万

※その他には、ドライアイス、搬送用シーツが含まれています。

空輸を行う場合 故人の搬送にかかる費用

貨物運賃(80kg)棺代その他合計
広島〜東京33,915円35,000円25,000円93,915円
広島〜仙台47,505円35,000円25,000円107,505円
広島〜札幌60,187円35,000円25,000円120,187円
広島〜沖縄43,380円35,000円25,000円103,380円

※その他費用にドライアイス、搬送シーツが含まれています。

空輸を行う場合 その他にかかる費用

空輸を行う場合、運賃だけでなく、この他にご家族の航空チケット代が必要になります。

その他にもお亡くなりになられた場所〜空港までの搬送料金そして空港〜故郷の安置場所までの搬送料金が必要になります。

まとめると下記の表になります。

同乗者運賃搬送(現地〜空港)搬送(空港〜現地)合計
広島〜東京3~4万2~3万2~3万7~10万
広島〜仙台4~5万2~3万2~3万8~11万
広島〜札幌5~7万2~3万2~3万9~13万
広島〜沖縄4~5万2~3万2~3万8~11万

空輸を行う場合 合計費用

故人にかかる費用その他にかかる費用総合計
広島〜東京93,915円7~10万16.3~19.3万
広島〜仙台107,505円8~11万18.7~21.7万
広島〜札幌120,187円9~13万21.0~25.0万
広島〜沖縄103,380円8~11万18.3~21.3万

陸路と空輸の料金を比較

これまでをおさらいして比較してみたいと思います。

下記をご覧ください。

広島〜博多陸路12.8~14.2万
広島〜大阪陸路14.3~18.3万
広島〜名古屋陸路28.6~33.6万
広島〜東京陸路37.1~42.1万
広島〜仙台陸路59.7~64.7万
広島〜東京空輸16.3~19.3万
広島〜仙台空輸18.7~21.7万
広島〜札幌空輸21.0~25.0万
広島〜沖縄空輸18.3~21.3万

※目安としてご覧ください。

※空輸の場合、付き添いご家族1名の航空チケット代、空港までの搬送料金なども含めた総合計です。

広島〜名古屋は514kmです。

この辺りになると陸路の料金も上がりますので、空輸を検討する必要があると言えます。

広島〜東京間になると空輸は、陸路搬送のおよそ半分の料金で可能になります。

故郷の葬儀社へ相談しながら進めましょう

方法を吟味して決まったら、故郷の葬儀社へ相談をしながら、現地の搬送業者を一緒に探しましょう。

現地の業者へは、ご家族から電話されても構いませんし、不安であれば葬儀社の方でも行ってくれるでしょう。

事情を先方へ説明して進めていきます。

現地の搬送業者への支払いに関しては、後日払いなのか、当日払いなのかも確認しておきましょう。

慌てて家を出ていること、事情を話せば後日払いに対応してくれるはずです。

ここから故郷に戻るまでの間は、現地の業者が中心に行いますので、故郷の葬儀社へは、向こうに到着する時間が決まったら時間を伝えて、スムーズに連携が取れるようにしておきましょう。

頼れる存在がいることで、自分は一人ではないときっと感じられるはずです。いつでも何かあれば故郷の葬儀社へ連絡をしましょう。

葬儀社は電話すると何分で来てくれる?連絡に至る流れや注意点

もしもの時、葬儀社へ連絡するとどのくらいの時間で来てくれるのだろうか。

そんな疑問を持つ方へ、葬儀社の視点から分かりやすく解説してまいります。

結論としてはご連絡をいただいてからおよそ1時間が目安です。

そこに至るまでの流れや最適な連絡のタイミングなども解説させていただきます。

1時間を目安に考えましょう

葬儀社へ電話連絡すると、場所にもよりますが、平均1時間でお迎えに来てくれます。

葬儀社へ尋ねられることは、以下の通りです。

・現在地(施設の場合、病棟、何号室まで)

・亡くなられた方のお名前

・亡くなられた方の住所

・お電話されている方のお名前、連絡先

・どこへご安置を考えているか(葬儀会館、自宅など)

施設職員がお亡くなりになられた方へ清拭を行う

死亡判定が医師によってされると、お亡くなりになった方のお体を拭いてくれたり、消毒を行ったり、鼻や耳に詰め物をしていただきます。

これを清拭(せいしき)またはエンゼルケアと言います。

主に看護師によって行われます。およそこちらの処置に30分〜45分かかります。

着替えをしていただける場合も多く、ご用意が出来ていない場合は、浴衣にお召し替えの場合が多いです。着せてあげたいものがあれば、事前に準備して看護師へ渡しておくとよいでしょう。

清拭後に電話すると葬儀社を1時間待つことになる

施設としては、清拭が終わるといつでもお亡くなりになられた方を送り出せる状態になります。看護師は医師へ連絡してお見送りの準備をします。

しかし清拭後に葬儀社へ連絡すると、葬儀社は平均1時間ほど来るのにかかりますので、準備が整ったにも関わらず、葬儀社待ちの状態で1時間待つようになります。

これから清拭を行うタイミングで電話すると丁度いい

葬儀社待ちになるべくならないようにするためには、看護師による清拭の処置が始まった段階で葬儀社へ連絡すると、待ち時間が少なく済むので良いでしょう。

清拭の処置が終わって、身支度を整えて出発の準備が出来た頃に、葬儀社が到着する。

このような流れになるとスムーズです。

そのためにも葬儀社へは連絡してから1時間要することを念頭に置いて、来てほしい時間の1時間前に電話連絡することをおすすめします。

葬儀社は24時間365日対応が基本

24時間365日、いつでも対応してもらえる葬儀社がほとんどです。

夜中でも構いませんので、いざという時は時間を気にすることなく電話をしましょう。

すぐに搬送できない場合もある

すぐに搬送できない場合もあります。どんな場合なのか事例をご紹介します。

医師の診断がまだ終わっていない

老人保健施設でお亡くなりになった場合、医師が施設に常駐していない場合もあります。

死亡判定がまだ済んでいないのに葬儀社へ連絡はまだ早いので、医師が到着して死亡判定が終わるまでは待ちましょう。

家族が施設に向かっている場合

家族が施設へ向かっている場合、家族が到着してから搬送したいという場合もあります。

大阪から広島へ現在向かっている最中なので、○○時ごろ到着予定なので、それから施設を出発したいというものです。

急に発生することなので無理はありません、急いで支度をして向かわれていると思います。

向かう先を施設ではなく、安置場所へ変更してもらうケースもありますが、ご家族の心情としては、なるべくその場へ立ち会いたいものです。

時間がかかるかもしれませんが、施設へ到着するのを待つのは良いと思います。

葬儀社が来るまでにしておくことは?

葬儀社が来るのを待つ間、何をしていいかわからない、やっておいたほうがいいことはないのか、焦りにも似た心境になるものです。

しかしこの葬儀社を待つ時間に出来ることは、あまりありません。

そばにいるだけで十分

深い悲しみの中、あれこれとされる必要はありません。そばにいることだけで十分です。

知らせないといけない家族がいれば、連絡する程度で構いません。

お寺への連絡、今後のことなどは葬儀社が到着して、搬送先への安置が終わってから行いましょう。

自宅へ安置する場合

自宅へ安置する場合、先に家族の誰かが自宅へ帰って安置場所を掃除したり、布団を用意したりというご家族をお見かけしたこともあります。

もちろんそれでも構いませんが、必ずしも先に自宅へお帰りいただく必要はありません。

葬儀社の寝台車で故人様が自宅へ到着するタイミングで、ご家族も一緒に帰宅されても大丈夫です。

先に自宅へ戻って、例えば部屋の温度を温かくしたり、涼しくしたりしてからお迎えしたいということであれば、故人様、ご家族のためにも良いかもしれませんが、無理にそのようになさる必要はございません。

基本的にご自宅へ安置する際に必要なものは、全て葬儀社が準備していますのでご安心ください。

尾道市向島斎場(尾道市向島町)火葬場のご案内

広島県尾道市向島町にある火葬場、「尾道市向島斎場」をご紹介させていただきます。

尾道市向島斎場の概要

尾道市向島斎場 外観

・住所 広島県尾道市向島町11098―126

・TEL (0848)44―8660

・予約受付(0848)44―0110(向島支所まちおこし課)

・駐車場 30台

・時間 9:00〜15:00

・休館日 1月1日と市長が休館と認めた日

・公営施設

●交通のご案内

国道317号線沿い、しまなみ海道向島IC入口付近に斎場入口案内看板があります。

尾道市向島斎場 入口案内看板
案内看板には「斎苑」とあります。ここを曲がります。

■タクシーの場合

・JR尾道駅より21分

■お車の場合

・しまなみ海道向島ICより2分

・尾道市向島支所より5分

・尾道大橋より16分

・尾道市役所より19分

尾道市向島斎場の火葬料金

尾道市内在住の方 12歳以上 10,000円

尾道市外在中の方 12歳以上 30,000円

尾道市内在住の方 12歳未満  7,000円

尾道市外在中の方 12歳未満 21,000円

尾道市向島斎場の設備

尾道市向島斎場 待合室(ロビーの様子)
待合ロビー

■告別ホール 1室

最後のお別れをして、火葬炉へ入るのを見送るスペースです。

短時間であれば、お寺様に簡単な読経をあげていただくこと、故人との対面も可能です。

■火葬炉 2基

火葬炉は2基になります。

■収骨室 1室

収骨を行うスペースになります。

予め骨壷容器などの準備が必要です。葬儀社に手配していただきましょう。

■待合室ロビー

待合室ロビーは、火葬終了までの待ち時間を過ごすスペースです。

6人掛けのスペースが4ヶ所あります。

換気を行っていますが、密にならないように心がけましょう。

飲食は禁止されています。

■待合室(和室10畳) 2室

待合室ロビーに和室が隣接されています。靴を脱いでリラックスして過ごすことができます。

尾道市向島斎場 待合室(和室)
待合室(和室)

尾道市向島斎場利用における注意事項

尾道市向島斎場 全景

利用における注意事項と棺の中に入れてはいけないものは下記の通りです。

■注意事項

・危険物・異臭物の持ち込みはお断りしています。

・喫煙は、正面玄関横の喫煙所でお願いいたします。

■棺の中に入れてはいけないもの

・ドライアイス

・書籍・着物など燃えにくいもの

・缶や瓶など燃えないもの

・プラスチック類

・医療治療器具(ペースメーカー、コルセットなど)

向島斎場葬儀受付相談

向島斎場葬儀受付相談 

TEL 0120-564-594(24時間365日対応)

向島斎場で火葬をご検討中の方、葬儀についてのご相談を24時間365日承っています。

ご相談は無料、いつでもお気軽にご相談ください。

■火葬のみ(直葬)一式70,000円(税込77,000円)

火葬一式70,000円(税込77,000円)

・寝台車 ご搬送

・搬送シーツ

・棺一式

・骨壷一式

・ドライアイス

・死亡届手続き代行

・寝台霊柩車

■火葬料10,000円

(尾道市民10,000円 尾道市民以外の方30,000円)

■総合計87,000円

■オプションで注文できるもの

・花束 5,500円(税込)

・お別れ花 22,000円(税込)

・遺影写真 22,000円(税込)

・お寺様による炉前読経16,500円(税込)※別途お布施35,000円が必要となります。

■葬儀一式 255,000円(税込280,500円)

通夜・葬儀を自宅、お寺、集会所で行った場合の価格は下記になります。

葬儀一式265,000円(税込291,500円)

・寝台車 搬送

・霊柩車 尾道市向島斎場へ

・棺一式

・骨壷一式

・搬送シーツ

・ドライアイス

・枕飾り一式

・仏衣

・位牌

・遺影写真

・生花飾り

・焼香セット

・受付用具一式

・お布施袋

・火葬手続き代行

・司会進行

■火葬料 10,000円

(尾道市民の方 10,000円 尾道市民以外の方30,000円)

■総合計301,500円

※お寺様へのお布施は含まれていません。

詳しい詳細は、下記からホームページでご覧いただけます。

【夫婦の終活】配偶者が亡くなる前にやっておきたい5つのこと

長く共に人生を歩んできた配偶者が、亡くなるというのは考えがたいことです。

しかしいつかは、どちらかが先に旅立ち、どちらかが残されることになります。

残される側になったとき、最後のお別れに集中できるよう、配偶者が元気なうちから夫婦の終活を進めておきましょう。

配偶者が亡くなったら困ること

配偶者が亡くなると、喪主としての務めを果たしたり、手続きをしたりしなければなりません。

伴侶を亡くした悲しみのなか、さまざまなことが押し寄せてくるのは、大変なストレスです。

なかでも、次のような状況に陥り、困ってしまう人が多々みうけられます。

遺言書が見当たらない

亡くなってすぐ遺言書を探しても、見つけられないという人は少なくありません。

遺言書がないというのであれば、それでも構いません。

しかし、やっかいなのは、亡くなってからしばらく経って遺言書が発見されたときです。

相続がすでに始まっているのに遺言書が見つかると、相続のやり直しになってしまいます。

また、葬儀についての希望は、通常は遺言書には書きませんが、もし書いてあったなら、配偶者は「希望通りの葬儀をしてやれなかった」と悔やむことになります。

葬儀の希望を聞かれても答えられない

葬儀社などから「葬儀の規模や形式について、配偶者の希望はあったか」と聞かれても、生前に本人から希望を聞いておかなければ、伝えることができません。

「好きな花を飾ってあげましょう」「好物をお供えしてあげましょう」とすすめられても、すぐには思いつかず後悔するケースがあります。

保険証書のありかがわからない

死亡保険金を受け取る手続きをしたいと、保険証書を探しても、ありかをきちんと把握していないと、家中を探し回ることになります。

代理店等の連絡先が分かればよいのですが、「配偶者がどんな保険をかけていたか分からない」という人もいます。

死亡保険金の受取期間は、一般に死亡から2年です。数年後に保険証書が見つかっても、手遅れということになりかねません。

スマホやパソコン内に重要な情報があるのに、見られない

葬儀の知らせをするために、故人が使っていた連絡帳を見たいと思っても、それはスマホの中にしかないというケースでは、スマホのパスコードが分からなければ見られません。

パソコン内の住所録を見たいと考えても、同じことです。

遺品整理が進まない

葬儀後、配偶者の遺品を整理したいと考えても、思い出のあふれる品をなかなか処分できない人がたくさんいます。

「そもそも、何もする意欲が湧かないのに、遺品の整理なんてできるわけがない」という声も良く聞きます。

配偶者の遺品を整理しないままにしておくと、家族には存在が明かされていない通帳や有価証券類、骨董品などの財産が日の目を見ず、きちんとした相続ができない可能性があります。

また、配偶者の遺品整理をしないまま、残された側も亡くなった場合、子世代が2人分の遺品整理をすることになります。

大きな負担です。

子世代からさまざまなことを言われてしまう

「どうしてお父さんをもっと早く病院に連れて行かなかったのか」「こんなに借金があるなんて知らなかった」と、子世代から生前のコミュニケーション不足をなじられる人がいます。

生涯の伴侶を亡くしてただでさえ辛い中、子世代から不満を浴びせられるのは、耐えがたいことです。

配偶者が亡くなる前にやっておきたいこと5つ

以上のような事態に陥らないためにも、配偶者が亡くなる前、それもできれば双方が元気なうちに、以下の5つをやっておきましょう。

介護、療養、葬儀、墓についての希望を収集する

「配偶者が突然倒れたとき」を想定して、自分が配偶者の代わりに希望を叶えてあげられるよう、日頃の会話の中で情報収集しておきましょう。

【介護】どこで、誰に、どのような介護を受けたいのか。

【療養】突然倒れたとき、どの病院で、どの先生に診てもらいたいのか。

ふだん飲んでいる薬はなにか。延命治療や臓器提供、献体を望むか。

【葬儀】希望の遺影写真、葬儀場、宗派など。多くの人に来てもらいたいか、家族葬を希望するか。

【墓】先祖代々の墓か、新しい墓を希望するか。

どこに、どのようなお墓を設けたいか(継承墓、永代供養墓など)。散骨の希望はあるか。

全ての財産を把握する

配偶者といえども、財産を全部把握しているとは限りません。

通帳はいくつあるか、保険はどのようなものをかけているか、株や投資信託はやっているか、持ち物の中でとくに貴重なもの(骨董品、宝飾品)はあるかなどを把握しておきましょう。

いざというとき、保険金請求や相続がスムーズになります。

家の中を整理する

「遺品」にならないうちに不用品を処分しておくと、あとの苦労が少なくなります。

家じゅうを整理するうちに、財産把握ができるうえ、遺言書が見つかることも。

スマホやパソコンで何をしているのか、さりげなく聞いておく

スマホ・パソコンの中身やネット上のやりとりが、持ち主の死亡によってアクセス不可能になってしまうことを、デジタル遺品の問題といいます。

遺族がとくに困るのが、葬儀の連絡簿が故人のスマホにしかないときと、故人がネット上で株の取引をしていたときです。

「あの人の連絡先、どこにある?」「ネットで株とかやってるの?」などのさりげない会話から、デジタル遺品となりえるものを徐々に把握しておきましょう。

パソコンの操作を教えて欲しいと伝え、パスコードを獲得しておくのもおすすめ。

子世代との情報共有

ふだん離れて暮らしている子世代と、コミュニケーションをまめにとっておきましょう。

とくに配偶者の健康で不安なことがあったら、そのつど子世代と共有しておくのがおすすめです。

「子世代に迷惑をかけたくない、不安を与えたくない」と、子どもにネガティブなことを伝えるのを避ける人もいますが、あとを考えると逆効果。

「自分だったら教えてもらっておきたい」を基準に、伝えるべきことは伝えます。

配偶者とともに、やっておきたいこともある

配偶者の終活を手伝うことと同じくらい重要なのが、夫婦二人の思い出をたくさん作っておくことです。

配偶者を亡くすのは、人生最大のストレスといわれます。

配偶者を亡くしたあと、自身の気持ちを支えていくために重要なのが、「2人の人生を、精一杯生ききった」という感覚。

「あのとき、ああしておけば」「こうしておけば」という後悔は、大事な人を亡くしたあとには、誰にでも起こりうる感情です。

しかし、2人が元気なうちに、意識してやりたいことをやっておけば、後悔を最小限にできる可能性があります。

・古希、喜寿などの年祝いをする

・銀婚式、金婚式をおこなう

・子どもや孫に2人で会いに行く、ビデオ通話を楽しむ

2人で心置きなく楽しめる時間を、意識して作りましょう。その思い出が、きっと残される側を支えていきます。また、2人だけのゆったりした時間を持つことで、終活に関する話題も、口にしやすくなります。

2人で生き生きと歩むために不安を解消しよう

この記事では、配偶者が亡くなる前にやっておきたいことについて解説しました。

いざ配偶者が亡くなると、葬儀、初七日、四十九日と、やることがたくさんあります。

事前に準備しておくことで、死後の手続きがスムーズに進みます。

2人が元気なうちに、さまざまな不安を解消しておくのがポイントです。

最後に元気なうちに終活をお考えの方向けに役立つ情報満載の専門メディアをご紹介させていただきます。

東証プライム上場燦ホールディングスグループが運営している「みんなが選んだ終活」があります。

興味のある方は、以下よりご覧ください。

みんなが選んだ終活

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