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お釈迦様が亡くなった後、お釈迦様が生前に何を説いていたかを整理してまとめようという動きがありました。
第一回目に行われたこの整理を「第一結集」と言います。
お釈迦様が亡くなられて100年が過ぎると、ライフスタイルも大きく変わり、守るべき規則について教団内部で対立が起こりました。
第二回目の「第二結集」を開くことになり、ここでの一番の争点は「金銭で布施を受け取っても良いか」というものでした。
この時代になると僧侶はどこに出かけるにも現金が必要になったのです。
食べ物で施しを受けるだけでは布教に支障をきたす状態でした。
結果は、お釈迦様が説いたことだけを正当とする「上座部仏教」と時代に即して変化すべきという「大乗仏教」に分かれることになりました。
お亡くなりになられてから、この時まで、お釈迦様の教えは文字ではなく、人から人へ伝唱で伝えられました。
お釈迦様の死後二百年以上が経過して、ようやく文字の文化が生まれました。
お釈迦様が弟子たちへ説いた教えは、パーリ語やサンスクリット語で書かれ、原始仏典と呼ばれる経典が完成しました。
ほぼ全ての文章が、「このように私は聞いた」という言葉で始まり、弟子たちがお釈迦様の説法を聞く形で書かれています。
中国では紀元前後には西域を通して仏教の経典がもたらされ、仏教の歴史は経典の漢訳から始まったとされます。
中国仏教の基礎固めをしたのは四世紀の道安で、5世紀にはインド人と父に持つクマーラジーヴァが漢訳に活躍しました。
日本でも三蔵法師で有名な玄奘は7世紀にインドで仏教を学んだ後、大量の仏典を持ち帰り漢訳に励みました。
日本に仏教が最初に伝えられたのは538年、百済の聖明王が欽明天皇に遣わせた使節が仏像や経典を伝えたのが始まりとされています。
その後、聖徳太子が仏教を本格的に導入し、国造りの柱に仏教を据えました。
「篤く三宝を敬うべし。三宝とは仏・法・僧なり」という言葉は有名です。
このようにインドで千年以上に渡って生み出されてきた膨大なお経が中国に伝わり、
それが漢訳され、全て漢字に変換されました。
それも千年以上昔の中国語の発音で読まれるため、日本人だけでなく、今の中国人が聞いても何を言っているのかわからないのです。
中国人でもわからないのですから、お経が日本人にとって意味がわかりづらいとなるのも当然と言えます。
では現在日本にある代表的なお経には、それぞれどんな意味があるのかを解説させていただきます。
すべてのお経は三蔵からなると言われています。
■経蔵
お釈迦様が説いた言葉をまとめたもの
■律蔵
僧侶や教団のための規則をまとめたもの
■論蔵
経蔵や律蔵の注釈や解釈についてまとめたもの
パーリ語で書かれた原始仏教の経典のうち最古のものと言われ、お釈迦様の初期の教えが詩句の形でまとめられています。
大きくなる前の教団の様子がわかるのも特徴です。
経集と同様にパーリ語で書かれた最古の経典の一つ。お釈迦様の説いた仏教の基本的な教えが26章423の詩句にまとめられています。
大乗仏教の基本思想である「空」を説く、紀元前後に成立した膨大な般若経をまとめたもの。
日本でも玄奘三蔵が漢訳したものが広まり、親しまれています。
日蓮宗、浄土真宗以外の宗派で読まれています。
お釈迦様を毘盧遮那仏と同一視し、悟りの世界観を説いています。
善財童子が53人のキーパーソンを訪ねつつ修行を積んで悟りを開くまでの物語が詳細に書かれた「入法界品」が有名です。
華厳経と並び、大乗仏教を代表する経典。誰もが悟りに至る可能性を秘めており、お釈迦様は永遠にどこでも現れて人々を救うことなどが説かれています。
釈迦が悟りを開いてから最も長い年月を経て、その悟りが成熟したときの教えであると考えられたこと、教え方によってその教えが歪められることはないと考えられたことから、
日本仏教の成立に大きな影響を与えました。
阿弥陀様の浄土思想を説く「無量寿経」「観無量寿経」「阿弥陀経」から成り、念仏を唱えることによって極楽浄土へ往生できると説く。
無量寿経には阿弥陀仏の48の誓いと願いが書かれ、観無量寿経には極楽浄土に往生する方法が物語風に書かれ、阿弥陀経には極楽浄土の様子が書かれています。
浄土宗、浄土真宗、時宗の根本経典です。
即身成仏など密教のエッセンスが説かれ、具体的な修行の方法も記されています。
大日経には大日如来が質問に答える形をとっており、一部では悟りとは何かということ。
二部では実践編が説明されています。
金剛頂経は、大日如来が各地で説いた18の経典で構成されていて、悟りの内容や悟りを得るための修行方法が大日経よりも実践的に記されています。
縁を結んだ師による直接的な伝授がなければ本当の内容は理解できないとされています。
真言宗の根本経典です。
大日如来が80億に及ぶ菩薩に説いた教え。
一人のための「小欲」を大きく絶対的な救済への欲望「大欲」に変えるという前提で、欲望も煩悩も清らかな菩薩の境地であると説いています。
男女の愛欲を含む人間の欲望を肯定し、それらの欲望が清浄な菩薩の位にあると説いているのが特徴なため、誤解を招きやすい内容になっています。
あくまで比喩表現に過ぎず、欲望を含んだ現実世界を全て肯定して、現実世界の中に理想を見出そうとしているのですが、内面的に捉えないと間違った解釈をしてしまいがちなため、高僧から伝授されなければならないとされてきました。
真言宗のお寺では日常的に読まれています。
まちの専門家が探せる「マイベストプロ広島」に広島自宅葬儀社が掲載されました。
マイベストプロ広島は、中国新聞が運営する広島県の専門家・プロが探せるWEBサイトです。
中国新聞が定める審査を通過した質の高いプロとして弊社が認められ、このたびご紹介いただきました。
専門家として地域の皆様のお役に立てるように、今後ますます精進してまいります。
私は自宅葬を専門にした葬儀社を運営させていただいていますが、これまで全国各地の葬送儀礼を見てきた経験があります。
葬儀・終活に関するご相談であれば、どんなご相談でもお答えできます。
広島県の頼れる専門家としてアドバイスさせていただく所存ですので、葬儀を他社様でご検討中の方でも全く構いません。
お気軽にご相談ください、ご相談は全て無料です。
マイベストプロ広島に掲載された弊社の掲載記事は、こちらからご覧いただけます。
葬儀にはまとまった費用がかかってしまいますが、生活保護を受けている方の場合、国がその費用を負担してくれます。
喪主の費用負担は実質無料なので、安心して故人様を送り出せます。
ただし、一般的な葬儀とは異なる手続きを踏まなければなりませんし、葬儀内容にも制限があります。そのため…
「生活保護の葬儀をするためには何から始めたらよい?」
「質素なお葬式で、寂しくならない?」
「追加で自己負担しなければならないものはある?」
…といった疑問をお持ちの方も少なくありません。
この記事では、生活保護受給者の葬儀について、基本的な概要、費用、流れなどを親切丁寧に解説いたします。
国に支援してもらう葬儀だとしても、心を込めて故人様を送り出すことができます。
どうぞ最後まで読み進めてみて下さい。
生活保護とは、病気や障害など、さまざまな理由で経済的に困窮する人に対して国が給付・支援を行う制度です。
日本国憲法第25条に「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とあり、これを保障するために生活保護制度があります。
具体的にどのような給付や支援が行われているのか。生活保護には8種類の扶助があります。
■生活扶助(衣食住にまつわる生活費)
■教育扶助(義務教育にかかる費用)
■住宅扶助(家賃や必要な改修費用など)
■医療扶助(けがや病気の医療費)
■介護扶助(要介護者が受けられる介護サービス)
■出産扶助(出産に必要な費用)
■生業扶助(自立して働けるための費用)
■葬祭扶助(葬儀にかかる費用)
もしもお金がなくて困っていたとしても、生活保護を受給されている方であれば「文化的な最低限度の葬儀」を国が保証してくれるということに他なりません。
葬祭扶助では、通夜や葬儀などのセレモニーを行わない火葬だけの「直葬」に対して、上限額の範囲内で費用が給付されます。
また、身寄りのない方で、喪主となるべき親族や関係者がおらず、第三者が葬儀をしなければならない時も、葬祭扶助制度が適用されることがあります。
ただし、気を付けなければならないのは、遺族や親族に火葬をするだけの経済力があると判断された場合、審査が通らずに費用の給付がなされないことがあります。
また、通夜や葬儀などのセレモニーをしてあげたいと希望する場合も、それは「最低限度」の範囲を超える形の葬儀となってしまいます。
そのため国からの給付はなく、喪主や遺族が費用負担をしなければなりません。
給付される葬儀費用はあくまで国民が納めた税金です。
「お金がない方の最低限の火葬費用は国民全体で支える。もしも家族や親戚でお金を出せるのであれば自分たちで負担しましょうね」という考えのもと、葬祭扶助が行われているのです。
葬祭扶助を受けられるのは、次のいずれかのケースです。
1.喪主となる人が生活保護を受けている場合
葬儀をしたくてもお金がなく、すでに生活保護を受給している人の葬儀を支援します。
2.故人が生活保護受給者で、身寄りがなく、遺族や親族以外の人が葬儀を行う場合
故人様に身寄りがないために、第三者(知人や民生委員など)の方が葬儀をしなければならない場合、葬祭扶助が適用されることがあります。
葬祭扶助の給付金額はいくらになるのでしょうか。
法律によって上限額が決められており、その範囲内で葬儀にかかった実費が給付されます。上限額は次の通りです(令和6年4月1日適用。参照:厚生労働省 生活保護法による保護の基準)。
1級地及び2級地 | 3級地 | |
大人の場合 | 215,000円以内 | 188,100円以内 |
小人の場合 | 172,000円以内 | 150,500円以内 |
自治体によって1級地、2級地、3級地と区分けがされており、それによって基準額も異なります。
広島県の各自治体の区分けは、下記の通りになっています。
■1級地
・広島市
・呉市
・福山市
・府中町
■2級地
・三原市
・尾道市
・府中市
・大竹市
・廿日市市
・海田町
・坂町
■3級地
・竹原市
・三次市
・庄原市
・東広島市
・安芸高田市
・江田島市
・熊野町
・北広島町
・安芸太田町
・世羅町
・神石高原町
・大崎上島町
このように給付金額は自治体や年度によって異なりますので、あらかじめ管轄の役所や福祉事務所に確認しておくと安心です。
もしも故人様がお金を残して亡くなった場合(遺留金)、まずはそこから葬儀費用が補填され、不足分に対して葬祭扶助として給付されます。
広島県にお住まいの方であれば、広島県内全域どこでも広島自宅葬儀社がお手伝いをさせていただきますので、葬祭扶助のことならお任せください。
先ほどから触れている通り、約21万円の範囲内で行う葬儀なので、おのずと「直葬」となります。直葬とは、通夜や葬儀を執り行わずに火葬だけを行う葬儀のことです。
もちろん火葬をするためには、ただ火葬料金を支払えば済むものではありません。
ご遺体の搬送、お棺、ドライアイスなどが必要となります。
生活保護法では、次に挙げられる内容に対して扶助するものと定められています。
■検案
検案とは、医師の継続的な診察を受けずに死亡した場合の死因究明のための検査のことで、亡くなった人が必ず受けなければならない手続きです。
死体検案書が発行されなければ遺体は引き渡されませんし、火葬もできません。
葬祭扶助では、検案書作成に伴う費用を負担してくれます。
■遺体の運搬
遺体の搬送は主に2行程に分けられます。
ひとつは病院などの死亡地から自宅や安置所まで。
もうひとつは安置された場所から火葬場まで。これら搬送全般に対して扶助してくれます。
■火葬、埋葬
火葬料金または埋葬(土葬)するための費用です。
■納骨その他の葬祭に必要なもの
表現があいまいなため、自治体によって解釈が異なりますが、一般的に次のようなものが該当します。
・棺
・仏衣
・骨壺
・ドライアイス
・安置料
・ご遺体保全のための処置費用
・読経料
また、火葬後の遺骨の埋葬(納骨)に関して引き取り手がいない場合、自治体が公営霊園や提携の寺院の合葬墓に埋葬します。
ここまで、葬祭扶助の葬儀に含まれるものについてご理解いただけたかと思います。
では、具体的にどのような流れで進んでいくのか、次章で詳しく解説いたします。
この章では、生活保護受給者が葬儀を執り行う時の流れについて解説いたします。
葬祭扶助を希望する場合、まずは福祉事務所や担当の民生委員やケースワーカーに連絡します。
書類上の手続き、葬祭扶助適用の審査、葬儀社についてなどの指示があるので、それに従う形で動きます。
故人様が息を引き取ってから連絡しても構いませんが、もしも可能であれば生前のうちから葬祭扶助で葬儀をしたい旨を相談しておくとよいでしょう。
いざという時に慌てることがありませんし、葬祭扶助を受けられるかどうかを事前に把握できるからです。
葬祭扶助は、必ず葬儀を行う前に申請します。
葬儀を行った後に申請すると、葬祭扶助が受けられないこともあるので充分に気を付けましょう。
自治体側で申請者の経済状況などを審査し、給付要件を満たしていることが確認できたら、葬祭扶助が適用されます。
葬祭扶助の適用が決まったら、次に希望の葬儀社に連絡し、遺体の搬送を依頼しましょう。
広島自宅葬儀社にご連絡を頂ければ、速やかに福祉事務所の担当者と連絡を取り合い、故人様のお迎えに上がります。
ご自宅または安置所にご遺体を搬送、安置し、火葬の打ち合わせを行います。
火葬日程が決まったら、立ち合いを希望する親戚や関係者にも連絡しましょう。
決められた日時に火葬場に集まり、故人様の最期を見届けます。
通夜や葬儀のようなセレモニーを行うことはできませんが、お別れ室で最後のお別れ、焼香などは可能です。
また、僧侶に数分程度の読経をいただくことも可能です。
火葬が終わると参列者で遺骨を拾い上げて、骨壺に納めます。
お迎えから火葬までの一連の費用は、福祉事務所から葬儀社に直接支払われるため、遺族の費用負担は実質ゼロです。
ただし僧侶へのお布施、お花やお供え物、飲食などを手配した場合は自己負担となります。
生活保護の葬儀にはいくつかの注意点があります。
「生活保護を受けているから0円で葬儀ができる」と安易に考えないよう気を付けましょう。
前の章でも触れましたが、必ず葬儀を行う前に福祉事務所の担当者に葬祭扶助の申請をしましょう。
審査の結果、遺族や親族の中で葬儀費用の支払い能力があると判断され、適用されない可能性もあるからです。
また、葬祭扶助の範囲を超えた葬儀を行なってしまった場合(通夜や葬儀の実施、棺のグレードアップなど)、喪主が費用負担しなければならないことも起こりえますので、充分に注意しましょう。
生活保護受給者であっても葬祭扶助が認められないケースもあります。
主に次の2つのケースが考えられます。
■故人に葬儀費用を賄えるだけの資産がある
葬祭扶助の上限額は約21万円ですが、故人様がそれをまかなえるだけの資産を持っていた場合は、公費で補填するのではなく、故人様の資産から葬儀費用を支払うべきものとされます。
■家族に葬儀費用の支払い能力がある
喪主となる人が生活保護を受けていたとしても、家族の中で葬儀費用の支払い能力があると判断された場合、葬祭扶助が認められないこともあります。
生活保護を受けている人であっても、香典を受け取れますし、それを葬儀費用に充当しなくても構いません。ただし、頂いた香典に対しての香典返しをする場合は実費負担となります。
葬祭扶助は、必要最低限の火葬が基本ですが、それでも心を込めて送り出すために多少の自己負担は構わないとされています。
たとえば、お棺の中にお花を納めたい方は葬儀社が切り花を用意しますし、きちんと供養して送り出したい場合も、火葬場で僧侶が読経をしてくれます。
こうした費用は自己負担となりますが、これらの支払い能力があるから葬祭扶助が給付されないことはまずありません。
とはいえ、解釈は自治体や担当者によって異なるため、多少の交渉が必要なケースもあります。
広島県内の方であれば広島自宅葬儀社にご相談ください。
先日お手伝いさせていただいたあるご家族様の事例をご紹介させていただきます。
O市にお住まいのI様は、ご主人と奥様の二人暮らしで、ご主人がお亡くなりになられました。
「お金がない。今あるのはこれだけ。毎月1万円ずつ必ず支払うから、助けてほしい」
「大丈夫です。無理のない範囲で構いません。お金のことは後にして、今はご主人を送ることだけに専念しましょう。」
葬儀を行うにも金銭的余裕はなく、どのような葬儀をしたら良いのか、これからどうしたら良いのか、奥様はご不安な様子でした。
葬儀の打ち合わせ途中で、本籍地を尋ねると故郷は別の場所であったこと、その場所が豪雨災害で被災し、数年前から生活保護を受けながら今の場所で生活されていたことを知りました。
葬祭扶助が適用される条件を満たしている世帯でしたが、ご遺族様はその制度の存在をご存知でなかったのです。
私はすぐに制度のご紹介をさせていただきました。
本来、葬儀前に葬祭扶助の申請をするべきですが、その日は土曜日、市役所は閉まっています。
事後になりますが、葬儀を終えて月曜日に葬祭扶助の申請を行いましょうとアドバイスさせていただき、日曜日に規定の範囲内で葬儀を行い、月曜日に申請手続きを行いました。
審査の結果は、無事に承認されて、奥様は葬儀費用を負担することなく、葬儀を終えることができました。
当初、金銭的なことに頭を悩ませていた奥様も安堵され、感謝のお言葉をいただきました。
このように事後申請でも認められるケースもありますが、基本的には「事前に相談」がルールです。
今回この記事を書かせていただいたのは、I様のように制度の存在を知らずにご不安な日々を過ごしている方は、まだ他にもいらっしゃるかもしれない。
葬祭扶助の制度を広く知っていただくために執筆いたしました。
これまで見てきたように、生活保護受給者が葬儀を執り行う場合、通常とは異なる特殊な流れや手続き、制約があります。
そんな中でも心のこもったお見送りをするためには、経験豊富な葬儀社選びが大切です。
広島県にお住まいの方で、生活保護の葬儀をお考えの方は、どうぞ広島自宅葬儀社にお任せ下さい。
豊富な経験と高い専門性を持って関係各所と緊密な連携をとり、一方で、不安な思いをされるご家族に寄り添いながら、心温まるご葬儀のお手伝いをして参りますので、まずはお気軽に、お電話、メールなどでご相談ください。
この記事が、お金のことで不安に思っているあなたの心が少しでも和らぎますように。
そして大切な方の最期を、心を込めて送り出す、その一助となりますように。
人付き合いのあり方や交流方法が多様化するなか、「来年からは年賀状を送るのをやめたい」と考えた時に、終活年賀状を出して先方へ伝える方法があります。
しかし相手へ失礼に当たらないよう気を付けなければならない点もいくつかあります。
終活年賀状において「これからも変わらぬお付き合いを」と伝えるための工夫や注意点、例文について解説します。
「終活年賀状」は、近年広まった新しい言葉なので、耳慣れないと感じる人も多いでしょう。
人生の終わりに向けてさまざまな準備をする「終活」と年賀状を組み合わせた言葉で、最後に出す年賀状を意味します。
「来年から年賀状は送りません」と宣言する年賀状です。
「来年から年賀状は送りません」と宣言することを、「年賀状じまい」ともいいます。
年賀状の形で送らなければならないわけではなく、寒中見舞いや暑中見舞いで先方へ通知する形でもかまいません。
ただ、年賀状を出していた人全員に通知することを考えると、終活年賀状を作成するのが、一番効率が良いといえるでしょう。
終活年賀状が注目されている主な理由は、以下の4つです。
1つめが、メールやSNSなどインターネット上の手段で「あけましておめでとう」を送り合う文化が発展してきたことです。
この傾向はプライベートでも仕事の場でも変わりません。
仕事の場であれば年賀状の画像をメールに添付して送ったり、プライベートであればSNSの新年用スタンプを利用したり。宛名を書く必要がないので、手軽で便利ですし、郵送料もかかりません。
年賀状を作って投函するまでには、さまざまな作業が発生します。
デザインを決めて年賀状を購入し、一人ひとりにあてた添え書きをし、裏面には宛名と自分の住所氏名を書かなければなりません。
この一連の作業がつらいという高齢者が増えているのです。
終活ブームの中、生前整理をすすめる人が増えています。整理の対象は、家の中の荷物だけではありません。
「人間関係においても同様に整理を行い、残された人生は本当に親しい人とだけお付き合いをしたい」という願いから、人間関係の整理に取り組む人もいます。その一環として、終活年賀状が注目されています。
企業や団体を中心として、環境負荷の低減を理由に終活年賀状を出す動きがあります。
ハガキ以外にもやりとりの手段が多様化し、またSDGsが取り沙汰されている今、顧客向けに1000枚、2000枚といった単位でハガキを出すことは企業イメージの低下にもなりかねません。
この理由から、ビジネス関連でも終活年賀状が広まりつつあります。
次項からは、終活年賀状を作成するときの注意点を解説していきます。
終活年賀状といっても、あくまで「年賀状」です。
まずは新年を祝う挨拶からはじめ、旧年中のお付き合いに感謝するといった、通常の年賀状に書くような文面を作成しましょう。
そして、最後に年賀状じまいを伝えます。
来年から年賀状を出さない理由を、必ず入れます。
簡単な理由を添えるだけで結構ですが、本当の理由を書くことにためらいがあれば、当たり障りのない理由を添えても構いません。
【年賀状をやめる理由の例】
■年齢
「高齢となってきましたため」
「喜寿を迎え人生の節目とし」
「終活の一環として」
「年賀状を書くのが年々難しくなり」
「寄る年波を感じ」
■連絡手段の変化
「今後はSNSにて交流させていただきたく」
■家族との話し合いによる
「家族で話し合った結果」
「夫婦で相談した結果」
■環境負荷の低減(ビジネス向け)
「環境負荷低減の一環として」
メールアドレスやSNSのIDなど、今後の代替手段をきちんと明記しておきましょう。
これによって、「あなたとのお付き合いをやめるつもりはありません」という気持ちを伝えることができます。
一方、代替手段が記載されていなければ、絶縁状ともとられかねません。
年賀状は、新年を寿ぐための挨拶状です。
「やめる」や「おわる」といった表現は避け、「来年からは年賀状によるご挨拶を遠慮させてます」「控えさせて頂きます」「失礼させて頂きます」といった柔らかい表現にしましょう。
文章の最後に、長年年賀状をやりとりしてくださったことへ感謝の気持ちを伝える文章を入れましょう。
「年賀状を作るのは大変」と感じているのは、相手も同じだからです。
また、「これからもお付き合いを」と続けることで、相手との関係性を壊さずに済みます。
プライベート用とビジネス用、2つの例文を用意しました。参考にしてください。
【プライベート用/丁寧な文面】
「年賀状じまいとはいえ丁寧な文章を心がけたい」「全員に一言を添える余裕がない」という人は、以下のような少し長めの文面を作ってみてはいかがでしょうか。
新年明けましておめでとうございます 旧年中は大変お世話になり ありがとうございました 本年も どうぞよろしくお願い致します 私ごとで恐縮ですが 高齢になってまいりましたため 来年からはどなた様への年賀状も控えさせて頂くことにしました 長く年賀状のやりとりを頂き 誠に有難うございました 皆様のご近況を伺うことが 毎年の楽しみでありましたため 差し支えなければ今後もどうぞお年賀をお送りください 私からは 今後はお電話やSNSでご連絡させて頂きたく存じます 誠に勝手ではございますが 今後も変わらぬお付き合いのほど どうぞよろしくお願い申し上げます 電話番号:000-0000-0000 SNSのID:○○○○ |
【プライベート用/簡素な文面】
「要件だけをさらりと伝えたい」「文面はシンプルにして、添え書きに心を込めたい」という人は、以下のような短めの文面を作ってみてはいかがでしょうか。
謹賀新年 旧年中は大変お世話になり ありがとうございました 本年も どうぞよろしくお願いします 誠に勝手ではございますが 皆様へのハガキでのお年賀は 本年をもって失礼させて頂きます 長く年賀状のやりとりを頂き 誠に有難うございました 今後は以下のSNSにて 変わらぬお付き合いのほど どうぞよろしくお願い申し上げます SNSのID:○○○○ |
【ビジネス用】
仕事でつながっている相手へ送る場合は、至ってシンプルな文面でかまいません。
新年明けましておめでとうございます 旧年中は大変お世話になり 有難うございました 本年も ご指導ご鞭撻のほど どうぞよろしくお願いします さて誠に勝手ではございますが 社の方針により ペーパーレス化の一環として 来年からはどなた様への年賀状も控えさせて頂くことにしました 今後は メールにてご挨拶させて頂きます 何卒 ご了承いただきますよう お願い申し上げます |
終活年賀状を作っている最中は、今までのお付き合いに対してさまざまな思いがこみ上げてくると思われます。
その気持ちを、ぜひ添え書きで伝えましょう。
どんなに言葉に気を遣ったとしても、受け取った側は少なからず寂しい気持ちになるものです。
添え書きに心を込めれば、きっとあなたの想いは伝わります。
葬儀の際、お寺(菩提寺)への連絡は、いつ行えば良いのですか?
葬儀社がよく尋ねられる質問です。
この記事では、お寺への連絡をいつ行えば良いのか、タイミングやお話いただく内容について1級葬祭ディレクターが解説させていただきます。
ご逝去後、医師による死亡確認が終わると、まず葬儀社へ連絡する流れになります。
葬儀社が到着すると、ご希望の安置場所まで搬送となります。
そして搬送先のご自宅もしくは葬儀会館へ安置が終了すると、このタイミングで葬儀社と一緒にお寺へ連絡を行うのが一般的です。
自宅でお亡くなりになられた場合も同様です。
自宅へ葬儀社が到着してから、一緒に葬儀社スタッフとお寺へ連絡をしましょう。
なお、葬儀社への連絡の仕方が気になる方は、下記の記事でご確認いただけます。
お寺へ連絡を行うと、必ず今後の通夜・葬儀の日程についてのお話になります。
そのお話がスムーズにいくように、葬儀社は、喪家様へ現在の火葬場の空き状況、式場の空き状況、お寺へ相談するべき内容を前もってアドバイスしてくれます。
日時の相談に入る前に、現在置かれている状況を整理して、わかりやすく教えてくれるのです。
お寺に何を尋ねるべきか、一つ一つ教えてくれます。
一般家庭へ電話をする際、朝9時〜夜8時の間は失礼にならないと言われているので、お寺もそうなのかな?と思われると思います。
しかし葬儀で連絡をする場合は、緊急時にあたります。
葬儀の依頼でお寺へ連絡をする場合は、朝7時〜夜24時の時間帯であれば失礼にあたりません。
以前は、24時間いつ連絡しても構いませんというお寺ばかりで、葬儀社も気を遣わずに連絡を行っていました。
しかし近年は家族葬が増え、葬儀の縮小化が進んでいることもあり、急いで慌てなくても準備は間に合いますよね?という認識をお寺も葬儀社も持っています。
そのため、就寝中であることが予想される深夜時間帯は、葬儀社が配慮して避けるようになっていったのが実情です。
「葬儀の場合は、何時でも構わないので、いつでもとにかく電話を下さい」というお寺は、今もあります。
お寺の立場からすると、すでに月参りや法要のスケジュールも入っているため、葬儀が入れば、葬儀のために予定変更をしなければならない場合もあります。
少しでも早く葬儀の情報を知れば、スケジュール変更をするために考える時間を持てます。
変更後のスケジュールを周囲へ伝える時間も持てます。
そのため、遠慮せずに早めに知らせていただいたほうが、お寺としても助かるというご意見のお寺もあるのです。
お付き合いのある菩提寺がある方は、お寺へ前もって「葬儀になった時は、何時なら電話をしても構いませんか?」と尋ねてみるのも良いでしょう。
いつ電話をするのが最適なのか。
朝7時〜夜24時の間なら問題ありませんが、あくまで一般的な回答で、本当の答えは相手のお寺様が持っています。
ご本人に直接尋ねてみてはいかがでしょうということです。
菩提寺へ「万が一の葬儀の際は、お勤めをよろしくお願いします」と挨拶を兼ねて、連絡しても良い時間帯を尋ねておくのも一つです。
お寺へ連絡する時、お話いただく内容は下記になります。
■通夜・葬儀の時間
通夜・葬儀の時間を決めるために、お寺のご都合をお伺いします。
予定している希望時間があればお伝えしましょう。
■枕経のタイミング
枕経をいつ行っていただけるかを伺います。
すぐにお越しいただける場合もありますし、通夜式の時に一緒に行う場合もあります。
枕経については、下記の記事で詳しく解説していますので、よかったらご覧ください。
■初七日のタイミング
亡くなられて7日目に行う初七日法要を葬儀当日に行うことも多くなりました。
葬儀当日に初七日を行いたい時は、この時にお願いしておきます。
早めに伝えることでお寺様にスケジュール調整を行う時間が生まれます。
■葬儀のお勤め人数
葬儀の日にお勤めいただくお寺様の人数を伺います。
家族葬が多くなり、導師のみ1名でお勤めいただくことが多くなりましたが、元々は導師に加えて脇導師が1名〜4名で行うことが一般的でした。
■お布施、戒名料
お布施、戒名料についてお尋ねになるのもこの時です。
聞きづらい場合は、お布施相場については、その地域の事情をよく知る葬儀社にアドバイスいただくのも良いでしょう。
戒名料については、お寺によって決まっているため、聞きづらくても遠慮せずに尋ねましょう。
■故人の名前、生年月日、年齢
■故人の住所、連絡先
■葬儀が行われる場所
■葬儀の規模
■戒名に対しての意向
■家族の意向全般
誰の葬儀がどこでどのような形で行われるのか、お寺が知りたい点です。
お寺には門徒様がたくさんいらっしゃいます。
同じ苗字の方が10人いらっしゃる場合もあるので、苗字だけではなかなかすぐにわかりません。
間違えてしまわないように正確に知る必要があること、大切な門徒様の儀式を誠心誠意お手伝いさせていただきたいことから、詳細に知りたいお寺様は多くいらっしゃいます。
このように喪家が知りたいこと、お寺が知りたいことには、異なる点が多くあることにお気づきでしょうか。
この全てを電話でお話するわけではありません。
多くの場合、最初の電話では、喪家が知りたいことを中心にお話が進みます。
お寺が知りたいことは、別の場面で知っていただくことが多いです。
理由は次でお話させていただきます。
双方に知りたいことを電話で済ませる場合は、長時間にもなりますし、漢字の聞きとりを間違えてしまう可能性やお話の聞き忘れも起こり得ます。
そのためお寺によっては、下記の方法で知りたい点を把握しています。
葬儀は2日間〜3日間で行われるものですから、直接お会いする機会は葬儀終了までに何度かあります。
枕経あるいは通夜の際に、直接顔を合わせて知りたいことを尋ねるというお寺も多くあります。
葬儀社が故人のお名前、生年月日、年齢、住所などを書いた用紙をお寺へFAXさせていただく場合もあります。
これには喪家がお寺へ伝える手間、お寺が喪家から尋ねる手間を省く理由と、漢字の間違いが起こらないようにする理由があります。
お寺へ連絡する機会は日常生活ではなかなかありません。
そのため、いざ連絡するとなれば緊張してしまいがちです。
何を言えば良いかわからないという方が多いのも当たり前です。
この記事をご覧いただければ、お寺へ連絡するのは、葬儀社が到着した後になることは、おわかりいただけたと思います。
ご安置が終わって、葬儀社スタッフが「では、お寺へ連絡をしましょう」と案内してくれる場面がありますので、この時にお寺へ連絡することになります。
このタイミングさえ覚えておいていただければ大丈夫です。
実際にお電話する時は、側に葬儀社のスタッフがいて、何を尋ねれば良いかをアドバイスしてくれるはずです。
うまく話せない時は、葬儀社スタッフが電話を代わって話してくれるでしょう。
広島県呉市豊浜町にある火葬場、呉市極楽苑をご紹介させていただきます。
太刀魚で有名な人口1700人の呉市豊浜町にある火葬場、呉市極楽苑は老朽化が進んでいるものの、現在も稼働している呉市の火葬場の一つです。
建物のすぐ目の前は瀬戸内海という立地で、潮の香りも漂ってきます。
また、県道沿いに建てられた火葬場のため、初めての方でもわかりやすい場所です。
・住所 広島県呉市豊浜町大字豊島200404
・TEL 0823-68-2212
・駐車場 普通車15台
・火葬炉、炉前ホール、待合ロビー、待合室
●交通のご案内
広島県道354号豊島線を豊浜大橋方面へ進むと道路沿いにあります。
・タクシーの場合
JR呉線 安芸川尻駅から23分(有料道路)
JR呉線 仁方駅から25分(有料道路)
JR呉線 広駅から28分(有料道路)
・自家用車の場合
東広島呉自動車道 阿賀ICから34分
広島呉道路 呉ICから42分
呉市豊浜市民センターから3分
JR呉線 呉駅から43分
呉市在住の方 | 12歳以上 | ¥18,000 |
それ以外の方 | 12歳以上 | ¥54,000 |
呉市在住の方 | 12歳未満 | ¥14,400 |
それ以外の方 | 12歳未満 | ¥43,200 |
■注意事項
・コロナ禍では、待合室での会食は控えましょう。
・待合室では随時換気を行っています。ご協力をお願いします。
・ペットの火葬は出来ません。呉市斎場でお願いします。
■棺に入れてはいけないもの
下記のものは、火葬の妨げになることや、遺骨や火葬炉を損傷させる可能性、環境を悪化させることに繋がりますので、棺の中に入れないようにご注意ください。
・びん、缶、貴金属、陶器など
・プラスチック製品、塩化ビニール製品
・電池、スプレー缶、ライター
・体内にペースメーカーがある場合、事前に火葬場職員へお知らせください。
呉市極楽苑葬儀受付相談
TEL 0120-564-594(24時間365日対応)
呉市極楽苑で火葬、ご葬儀についてのお困りごとやご相談を24時間365日受け付けています。
家族葬・一日葬・直葬をわかりやすいシンプルな定額料金でお手伝いさせていただいています。
◾️自宅で家族葬(通夜・葬儀)
・260,000円(税込286,000円)
◾️お寺で家族葬(通夜・葬儀)
・260,000円(税込286,000円)
※お寺によっては、使用料がかかる場合もございます。
◾️自宅で一日葬(葬儀のみ)
・215,000円(税込236,500円)
◾️火葬式
・110,000円(税込121,000円)
◾️直葬
・70,000円(税込77,000円)
※事前相談・資料請求で上記価格から5,000円割引させていただきます。
詳しい詳細は、下記からホームページでご覧ください。
初めて喪主としてお葬式を迎えるとなれば、日程はどのように決まるのか、不安はつきものです。
さまざまな要因が絡んで決まっていくのだろうと見当はつくものの、何が優先されるのか、知りたいところではないでしょうか。
お葬式の日程がどのように決まるのか、わかりやすく解説させていただきます。
日程を決める上で、まず斎場の空き状況やお寺の都合を確認するというのは誤りです。
このような間違った情報に流されると良くありません。
最優先されるべきことは、大切なご家族を亡くしたご遺族の想いです。
すぐに火葬場の空き状況を確認して、日程を決めるというのは、遺族の想いがないがしろにされています。
日程を決める上で遺族の希望が一番尊重されなければならないものです。
どのような日程で行いたいのか、考えてみることから始めましょう。
いつお葬式を行いたいか、喪主一人で決めるのではなく、主要な近い家族で話し合うことが大切です。
この話し合いに参加された方は、お葬式の日程が以後どのように変化していっても納得感が得られます。
このプロセスがとても大切なのです。
家族の考えが一致して答えが出たら、ここから初めて周囲の状況など外的要因を考慮していきましょう。
例えば家族の第一希望が「明日お通夜を行い、明後日葬儀を行いたい」だったとします。
ここで斎場の空き状況を見てみると、明後日の葬儀が可能だった場合は、希望通りとなります。
明後日の葬儀が困難な場合は、希望が叶わないとなります。
いずれの結果になったとしても、希望に対してどうだったのかという物差しで感情が揺れ動きます。
一方で、家族の希望を確認することもなく、最初から斎場の空き状況を確認した場合、
「斎場がこの日しか空いてなかったから、この日程になった」となります。
外的要因は後述しますが、斎場の空き状況だけではありません。
さまざまな要因が絡んできます。
その全てに対して、相手の都合で右往左往して、感情が振り回されてしまう可能性が高いのです。
喪主一人で話を進めて、外的要因で右往左往した場合、何も事情を知らない親族から「なぜこのような日程になったのか」と後で言われてしまう可能性も高まります。
そうならないように家族の希望を最初に考え、次に外的要因を考慮していくようにしましょう。
お葬式の主役は故人で、尊重されるべきは遺族の考えです。
「よくわからないけれど〜だから、仕方なかった」となるのは避けたいものです。
当初考えていた家族の希望通りにお葬式の日程が決まれば、理想の形です。
しかし実際は、なかなかうまくいかないことの方が多いかもしれません。
ここで、どれだけ家族の希望に近付けられるか、あるいはどこまで譲歩するのか。
この作業を一つずつ行うことが「お葬式の日程を決める」ことなのです。
では、日程を左右させる外的要因を見ていきましょう
・火葬場の空き状況
・お寺様のスケジュール
・葬儀場の空き状況
・親族のスケジュール
・友引など地域の風習
斎場(火葬場)の空き状況は、日時を決める上で影響してくる要因です。
ただし全国的に見れば、火葬予約時間の調整を迫られることはあっても、日にちまで希望通りにいかないなど、日程調整を求められることは少ないものです。
東京など関東の大規模火葬場では、数日待ちとなることもあり、火葬日の調整も迫られることがあります。
お寺など司式者のスケジュールの都合も影響します。
お葬式は前もってスケジュールが決まっているわけではありません。
一方でお寺は事前に法要などのスケジュールが入っていますので、調整が必要な場合が出てきます。
多くの場合、時間調整を求められることはあっても、日にちまで調整を求められることは少ないでしょう。
ただし、遠方からお越しいただく場合は、日程調整が必要になるかもしれません。
葬儀社の葬儀会館の空き状況も考慮する必要があります。
家族葬ホールを使用したいけれど、希望日は空いていない。
日程をずらして家族葬ホールを使用するか、日程は変えずに空いている大きな式場で
葬儀を行うか、もしくは空いている他の葬儀会館を利用するかという判断を迫られる場合もあります。
親族の都合も考慮する必要があります。
親族には、家族の考えている日程を伝え、参列の可否を確認しましょう。
葬儀が間に合いそうにない場合、いつだったら間に合うのか、確認が必要になります。
近郊に住んでいる親族よりも、主に遠方に住んでいる親族の都合が大切になります。
友引の日は、縁起が良くないと火葬を避ける地域は多くあります。
また、この日は斎場(火葬場)が休館日となっている地域もあります。
このように暦を見て日程を調整することもあります。
お葬式の日程はどのように決めるのか。
まとめると下記になります。
1家族の希望をまとめる
2家族の希望と外的要因を照らし合わせる
3どこまで希望に近付けるか、譲歩するか
この1〜3のプロセスを踏みましょう。
そしてなるべく喪主だけでなく、近い親族の方はそのプロセスに参加しましょう。
良いお葬式だったとなるかどうかは、もうこの時から始まっているのです。
ただ日時を決めるだけではありません。
このお葬式の日程が決まるまでのプロセスを近い親族で共有することが「良いお葬式だったね」となる確率を高めるのです。
近い親族を中心に身内で故人を送る家族葬の場合、喪主は挨拶をする必要があるのだろうか?
疑問に思う方へ最近の実情を葬儀社の立場からお話させていただきます。
また、挨拶を行った方が良い場合、挨拶をすることになった場合に挨拶が苦手な方のための対処法もご紹介させていただきます。
家族葬において、式の中で喪主が挨拶を行うことは年々減少傾向にあるのが実情です。
どのような理由でそうなっているのか、見てみましょう。
参列者への接待や挨拶で疲弊することなく、近い身内でゆっくり故人を送りたいと考えていたご家族の場合、喪主の挨拶を行うとなれば、思い描いていた葬儀とは異なってしまうと感じる場合もあります。
形式に捉われることなく、故人を送ることに専念したい。
そんな方は、式の中での挨拶は省略する方が増えています。
挨拶を行うとなれば、挨拶のことを考える時間が必要になるからです。
これが最も多い理由ですが、喪主が我が子や孫へ挨拶をする必要があるのか?
わざわざ挨拶をするほどかしこまる必要はなく、挨拶を行うことが大げさになると感じる場合もあります。
このような時、式の中で挨拶を行うことを省略することはあります。
家族葬で喪主挨拶を省くことは問題ありません。
理由は下記になります。
家族葬に集まった参列者は親族です。
これらの方々とは、式が始まる前に挨拶を済ませてる場合が殆どです。
一度も会話することなく、式が始まったとは考えづらく、「この度はわざわざありがとうございます」と挨拶を済ませているのではないでしょうか。
そのため、改めて挨拶を行わなければならない必要性はありません。
すでに挨拶は終えているのです。
式の中で挨拶をした方が良い葬儀は、式が始まる前に挨拶が出来なかった方がいる、言葉を交わすことが出来なかった方がいらっしゃると想定される葬儀です。
親族以外に、近所の方、会社関係の方、友人が集まる従来の葬儀では、参列者の一人ひとりへ挨拶を行うことが出来ない場合もあり得ます。
喪主がある参列者と3分間話せば、その間に訪れた別の参列者とは言葉を交わすことができません。
わざわざ足を運んでくださった参列者全員に、一人も欠けることなく挨拶を行うため、非礼とならないように、式の最後で全員へ向かって挨拶を行うのです。
従来は、このような理由があったため、葬儀の最後に喪主挨拶が行われてきました。
では家族葬を行った方が、挨拶を行うのはどんな時が多いのか見てみましょう。
家族葬でも挨拶を行った方が良いかどうか、周囲に相談した結果、きちんと行うべきだという結論になったため、挨拶を行ったという事例はよくあります。
この場合、周囲がそう感じているのですから、喪主は大変かもしれませんが、挨拶を行えば少なくとも周囲から後で批判されることは防ぐことが出来ます。
葬儀の主役は故人です。
人生で一度きりの葬儀の場で、故人にまつわるエピソードを紹介したい。
周囲が知らない故人の一面を紹介したい。
このような思いがある方はぜひ挨拶を行いましょう。
周囲も聞きたいはずです。
かしこまる必要はありません、ご自身の言葉で話されると良いでしょう。
親子だから本音で言えない、夫婦だから素直に言葉に出来ない。
日本人は、なかなか自分の思っていることを素直に普段から口に出せる人は少ないものです。
これまでなかなか言えなかった故人への思いを、葬儀の場を借りて話すというのは良いことです。
皆の前でわざわざ話すことではない、棺の前で話すからという方もいらっしゃるでしょう。
それでも構いません。
葬儀の場というキッカケがないと話せないという方は、本音で思っていることを伝える場として活用してください。
できれば挨拶は苦手だから省略したいと考えている方は、どのように対処したら良いか。
5つの方法をご紹介させていただきます。
家族葬は少人数の親族で行うものですから、人数は多くありません。
それぞれの方が来られた時、帰られる時に対面で挨拶を済ませることで、
式の中で挨拶を行う必要はなくなります。
葬儀告別式が終わり、火葬場へと出棺する前に、霊柩車へ乗車する前に簡単に一言だけ挨拶するのもおすすめです。
「本日は、父のためにお集まりいただき、本当にありがとうございました」
この一言で結構です。
火葬終了後、収骨を終えて解散する前でも良いでしょう。
葬儀社に相談して、どこかでそういう場面を作っていただきましょう。
式の中で葬儀社の司会係に挨拶を代読してもらうのも一つです。
挨拶文はご自身で考える必要はありません。
司会者行う質問にお答えいただければ、司会者が挨拶文を考えます。
挨拶に頭を悩ませることもありません。
葬儀社に挨拶の例文を紙でもらい、それをそのまま読みながら挨拶するという方法です。
これが実は一番多い対処法です。
挨拶文を考える時間と労力が不要になります。
下記の記事でも事例をご紹介していますので、挨拶を行おうと思っている方は、よかったらご覧ください。
挨拶を省くのも一つの選択肢となります。
家族葬で通夜・葬儀の2日間、全く言葉を交わさず、挨拶を行わない親族の方はいないでしょう。
顔が合えば、どちらかが声をかけ、挨拶は行われるものです。
挨拶をその場で済ませて、式の中では省くというのは、おかしいことではありません。
広島県山県郡安芸太田町で葬儀・家族葬は、広島自宅葬儀社へお任せください。
家族葬・自宅葬専門の広島自宅葬儀社が、県内最安価格で高品質なご葬儀ご提案させていただきます。
この記事では、安芸太田町の方が広島自宅葬儀社を利用された場合の葬儀費用や安芸太田町の火葬料、寺院のお布施相場をご紹介させていただきます。
弊社の実際の価格例をご覧ください。
家族葬プランA | ¥280,500 |
火葬料 | ¥30,000 |
合計 | ¥310,500 |
住み慣れたご自宅で通夜・葬儀を営むプランです。
葬儀社へのお支払いと安芸太田町の火葬料を合わせても税込310,500円と低価格です。
少人数の家族葬であれば6畳一間あれば家族葬は可能です。
葬儀場に移動する必要もなく、気を遣わずに愛着ある場所で最後の時間を過ごすことが出来ます。
また、安芸太田町内のお寺や集会所で行う家族葬もお任せください。
お寺で行う家族葬、集会所で行う家族葬も同料金で対応させていただきます。
下記は実際に安芸太田町でお手伝いさせていただいたお寺で家族葬の価格例です。
葬儀代から火葬料、葬儀にかかる総額をご確認いただけます。
お寺で家族葬プラン | 280,500円 |
火葬料 | 30,000円 |
お寺の使用料 | 75,000円 |
合計 | 385,500円 |
一日葬プラン | ¥231,000 |
火葬料 | ¥30,000 |
合計 | ¥261,000 |
通夜式を省いて、自宅で葬儀告別式のみを行うプランです。
通夜の日は喪服に着替える必要もなく、最後の夜を自由な形でお過ごしいただけます。
ご家族にとってかけがえのない思い出となる一日になるでしょう。
コロナ禍では、人が集まる機会が1度になることから、需要が高まっています。
火葬式(自宅安置)プラン | ¥143,000 |
火葬料 | ¥30,000 |
合計 | ¥173,000 |
お寺の読経はなく、宗教的儀式はありません。
最後の時間を住み慣れた自宅で過ごし、家族でお別れを行い、ご出棺となるプランです。
ずっと家に帰ることが出来なかった方、家に帰らせてあげたいと願っていたご家族に喜ばれています。
荼毘に伏されるまでの時間は自由な形でお過ごしいただけますので、ご家族にとって思い出に残るお時間になるでしょう。
簡単な読経をご希望の方は、火葬炉前で読経をお願いすることもできます。(お布施3.5万円)
直葬(自宅安置)プラン | ¥99,000 |
火葬料 | ¥30,000 |
合計 | ¥129,000 |
宗教的な儀式はなく、必要最小限のものをご用意した弊社で一番安価なプランです。
方法は2つあります。
■直葬プラン65,000円(税込71,500円)
ご逝去された場所から一時的に広島自宅葬儀社の安置室へご搬送、その間はご対面は出来ません。
ご家族様は火葬当日に、安芸太田町の火葬場で故人様とご対面、そして火葬の流れになります。
■直葬(自宅安置)プラン90,000円(99,000円)
こちらはご逝去された場所からご自宅へ搬送させていただき、自宅へ安置。
翌日、自宅へ霊柩車がお迎えに上がらせていただき、ご自宅から出棺となります。
安芸太田町の火葬料は下記になります。
安芸太田町在住の方 | 12歳以上 | 30,000円 |
それ以外の方 | 12歳以上 | 60,000円 |
安芸太田町在住の方 | 12歳未満 | 25,000円 |
それ以外の方 | 12歳未満 | 50,000円 |
安芸太田町には「千風苑」という火葬場があります。
■安芸太田町火葬場千風苑
広島県山県郡安芸太田町大字土居670-4
TEL (0826)28-2225
安芸太田町の通夜〜葬儀のお布施相場は、下記になります。
お布施 | 御車料・御膳料 | |
浄土真宗の場合 | 13万〜20万 | 1.5万〜2万 |
それ以外の宗派の場合 | 16万〜30万 | 1.5万〜2万 |
戒名料については、お付き合いのあるお寺様へ直接お尋ねください。
浄土真宗の場合は、通常の法名は無料です。格の高い院号法名を希望される場合は、直接お寺様へお尋ねください。
お布施については、下記の記事で詳しくご案内させていただいていますので、合わせてご覧ください。
弊社の特徴をご紹介させていただきます。
広島自宅葬儀社は、自宅葬、家族葬専門の葬儀社です。
家族葬であれば広い式場を必要としないので、自宅でも十分可能です。
移動することなく我が家で葬儀を行うことが出来ますので、移動が大変に感じる高齢者の方にも好評です。
住み慣れた自宅で、家族でゆっくり過ごせるのも魅力です。
葬儀会館を使用しないので、会館使用料や設備費が不要です。
そのため、低価格な料金設定を実現できました。
安くても質にこだわったものを使用していますので、ご安心ください。
葬儀にいくらかかるのか、終わるまでわからないとなると安心出来ません。
弊社は定額料金設定のため、オプション品をご注文しない限り追加料金が発生しません。
費用を気にすることなく、安心して葬儀に専念出来ます。
業界20年の自宅葬、葬儀に関する知識と経験で1級葬祭ディレクターがご家族様をサポートさせていただきます。
価格よりもサービスに自信がある弊社へお任せください。
安芸太田町の下記地域を迅速に対応させていただきます。
・遊谷 ・穴 ・板ヶ谷 ・猪山
・打梨 ・加計 ・梶ノ木 ・上筒賀
・上殿 ・川手 ・観音 ・小板
・下筒賀 ・下殿河内 ・柴木 ・寺領
・田吹 ・津浪 ・坪野 ・戸河内
・土居 ・中筒賀 ・那須 ・平見谷
・松原 ・横川 ・吉和郷
安芸太田町で家族葬をお考えの方、低価格で高品質な葬儀をお求めの方、親身に対応してくれて安心して任せられる葬儀社をお探しの方は、広島自宅葬儀社へお任せください。
ご予算に不安のある方は、ご予算の範囲内で行える葬儀をご提案させていただきます。
24時間365日、深夜・早朝いつでも迅速に対応致します。
詳細は下記から弊社のホームページでご確認ください。
葬儀に際して、お手伝いをいただいた方々へどんなお礼をしたら良いのか、悩まれる方もいらっしゃると思います。
この記事では、いつ頃、どの程度のお礼を行うと良いのか、事例を踏まえて解説させていただきます。
葬儀で人手が必要とされるのは、後述しますが主に7つあります。
しかし現在では大部分を葬儀社が担っていることが多く、一般の方々へお手伝いいただくのは受付や会計のみとなることが多いです。
また、近年増えている家族葬では、香典お断りの葬儀も増えており、受付係、会計係さえも必要としないこともあります。
このような要因から人手を借りる必要もなく、葬儀を終えるというのも年々増えています。
ここでは葬儀で必要になる代表的な係をご紹介させていただきます。
受付や会計をお手伝いただいたのでお礼を考えている方は、ここは読み飛ばしていただいて結構です。
会場入り口で葬儀の参列者が受付けを済ませます。
その応対をする係です。
名前、住所などを記帳していただき、会葬御礼品を渡すのが主な役割です。
近所の方、友人、親族の中から係をお願いすることが多いです。
葬儀でいただいた香典を集計してまとめる係です。
香典帳には、どこの誰がいくら香典を包んだのか、全て記載していきます。
現金を預かる役割であるため、トラブル防止の理由から葬儀社自体が行うことは少なく、遺族が誰かに依頼するか、専門業者へ依頼することが一般的です。
式場内で席への誘導など案内を行う係です。
現在、葬儀会館での葬儀が多いことから、葬儀社が行うのが当たり前になっています。
ただし現在でも、社葬などの場合は、社員が案内係を務め、取引先の参列者をご案内するということはあります。
昔は地域の男性達が駐車場係を担っていましたが、葬儀会館で行われる葬儀が増えた今は、葬儀社が行うことが多くなりました。
葬儀社あるいは遺族が駐車場警備員を手配して、駐車場係を依頼することもあります。
親族、参列者、お寺、など弔問に訪れた方々へ湯茶の接待をするのが献茶係です。
昔は地域の女性達が行うことが一般的でしたが、葬儀会館で葬儀が行われるようになり、葬儀社の役割へと変化しています。
バッグやコートなど参列者の荷物を一時的にお預かりする係です。
お預かりした際に、番号札をお渡ししてお帰りの際に引換券代わりにして管理します。
こちらも現在では主に葬儀社が担う役割となっています。
地域で行う葬儀のまとめ役として、世話役代表という係が以前はありました。
家族葬が増えている現代では、葬儀も地域で行う行事から、家族で行う行事へと変化しています。
世話役代表という係がある葬儀は非常に少なくなっています。
葬儀でお手伝いいただいた方へのお礼は、できる限り早めに行うことをおすすめします。
理想は、「今日はありがとう」と直接声をかけて葬儀当日に済ませることです。
葬儀後に行うことの一つを減らすことにも繋がります。
葬儀当日に難しい場合、それでも1週間以内には済ませるのが良いでしょう。
お礼品の準備で日にちが過ぎていくというのは避けたいものです。
お礼品を返すことよりも、ありがとうの感謝の意を伝えることを優先しましょう。
お礼の相場は3千円〜5千円で十分です。
3千円か5千円かどちらにしようかと悩む必要はありません。
通夜だけ手伝っていただいた方には3千円。
通夜も葬儀も2日間手伝っていただいた方には5千円という形を取ると良いでしょう。
基本的に1日あたり3千円で充分です。
白い封筒に現金を入れてお渡しする方法はよくありますが、現金に抵抗がある方は商品券で行うのも良いでしょう。
私の経験上では、ビール券も喜ばれます。
3千円程度の商品を用意してお礼にする方法もあります。
菓子折りをお店で購入してご自身で手渡しするなら良いと思いますが、進物業者へ足を運び、商品を選んで後日郵送というのはあまりおすすめしません。
時間がかかるのがマイナスな点と、商品を送るだけではこれは一体何なのか、相手に意図が伝わらない可能性が高いからです。
熨斗をつけても意図は伝わりづらく、何に対してのお礼品なのか、説明を添えた礼状が必要になるでしょう。
ここはスピードを最優先しましょう。
白い封筒に現金という風習は、葬儀当日に行える手軽さで浸透した経緯があります。
葬儀当日に済ませておきたい、しかし現金に抵抗があるという方は、隙間時間に親族の誰かに近くのデパートへ寄ってもらい、商品券を用意するのも方法の一つです。
現代では、1万円という高価なお礼をする必要は一切ありません。
これは相手との関係性がどのような間柄だったとしても必要ありません。
「ありがとう」の言葉だけでは申し訳ないので、簡単にお礼の印を添えるというのが本来です。
ご遺族のお役に立てればと始めた役割が、1万円を超える報酬になって返ってくると相手も恐縮してしまいます。
なぜかというと他の方々は、お礼をいただいていないのが明白だからです。
自分だけこんなに受け取っていいのだろうかとなってしまいがちです。
昔は世話役の代表者には高額なお礼を行うこともありましたが、現在では少なくなっています。
社葬などで、葬儀委員長を務めていただいた場合などは、お礼として1万円包んでも良いでしょう。
葬儀当日に直接「ありがとう」と感謝を伝え、合わせて現金、商品券、ビール券、菓子折りなどをお渡しするのが理想です。
何にしようか迷った時は、葬儀社へ相談してみてください。
葬儀当日に対応できる方法を何種類か提示してくれるはずです。
その中から選べば、葬儀当日に済ませることができます。
難しい場合は後日直接手渡し、それも難しい場合に後日郵送という方法を取りましょう。
「品物を郵送させていただいたこと」を「お礼」を兼ねて電話で伝えると、より丁寧でしょう。
葬儀後にはお手伝いいただいた方へのお礼だけではなく、さまざまな各方面へのお礼というものがあります。
わかりやすく解説した記事がありますので、よかったら下記の記事を参考にして、ご自身に当てはまるものがあるかどうか、チェックしてみてください。
また、葬儀後はお礼だけではなく、やらなければならないことはたくさんあります。
少しでもご家族のお悩み事が減ること、負担が軽減されることを願っています。
下記の記事では、葬儀後にやらなければいけない手続きや法要の準備について、いつまでに何をするべきなのか、時系列でまとめたものを解説しています。
よかったら合わせてご覧ください。
ご相談は無料
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「まずは相談したい」など、ご検討いただいている方は
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